
アサヒグループジャパンは、アサヒグループ独自の酵母技術を活用し、酵母からできた非動物性ミルク「LIKE MILK(ライクミルク)」のテスト販売を応援購入サービス「Makuake」にて開始した。販売期間は2025年4月16日~6月15日で、リターンは200ml×12本コース(3,000円)、200ml×24本コース(5,000円)などを用意する。なお、来年からは全国発売をする予定としている。
自然な甘みと癖のないまろやかな味わいが特長
「LIKE MILK(ライクミルク)」は、日本初の酵母を由来とした非動物性のミルク。アレルギー特定原材料等(28品目)不使用で、ほんのりとした自然な甘みがあり、癖のないまろやかな味わいを特長としている。
また、牛乳や豆乳に比べて食物繊維、亜鉛を豊富に含み、牛乳と同程度のタンパク質やカルシウムを摂取できる一方で、牛乳と比較して脂質は38%低減されている(※)。さらに、そのまま飲用するだけでなく、料理やお菓子作り、コーヒーや紅茶などに混ぜて利用するなど、日常生活のさまざまなシーンで牛乳と同じように活用できる。
なお、「LIKE MILK(ライクミルク)」という商品名には、日常生活のあらゆるシーンで牛乳と同じように使える「まるでミルクのような(LIKE)」という思いと、おいしいと自然に感じて「好き(LIKE)」になってもらいたいという願いを表現している。
※普通牛乳・豆乳(日本食品標準成分表(八訂)増補2023年より)
■開発背景
2023年7月にアサヒグループ横断の新価値創造の取り組みに関するプログラムが始動し、日本事業を統括するアサヒグループジャパン、日本で食品事業を展開するアサヒグループ食品、アサヒグループの基盤研究を担うアサヒクオリティー&イノベーションズの3社から構成されたチームを発足。チームでは、世の中の社会的課題を考えていく中で「食物アレルギー」に着目し、実際に「食物アレルギー」に悩む方々へのインタビューからスタートした。
乳と卵の食物アレルギーの子どもを持つ家族へのインタビューでは、多くの制限の中で生活をしていることが分かった。また、食物アレルギーのある人は年々増加傾向(※)にある。そこで、誰もが自由に食を楽しめる社会をつくることを目指し、本商品の開発に着手した。
開発に伴い、アサヒグループが長年研究を続ける「酵母」に着目し、酵母素材の持つ乳化力を向上させる技術や酵母独特の風味を除去する技術を確立したことで、アレルギー特定原材料等(28品目)不使用でありながら、癖のないまろやかな味わいの「LIKE MILK」が完成した。
※「令和3年度食物アレルギーに関する食品表示に関する調査報告書」消費者庁
【商品概要】
商品名:LIKE MILK(ライクミルク)
容器・容量:紙200ml
※紙1,000mlは追って2025年内にテスト発売予定
品目:酵母飲料
賞味期限:6カ月(常温保存可/開封後、要冷蔵)
販売先:応援購入サービス「Makuake」WEBサイト
販売期間:2025年4月16日~6月15日
販売目標金額:300,000円
関連情報
https://www.asahi-like.com/
構成/立原尚子