
Stellantisジャパンは、シトロエンの Cセグメントハッチバックモデル「C4」の最新モデルを、2025年3月27日(木)に発売した。
このC4は、独創的なスタイリング、独自のサスペンションシステム、アドバンストコンフォートシートがもたらす優れた乗り心地を有する、5ドアハッチバックモデルとなる。今回の新型「C4」は、シトロエン初のハイブリッドモデルとして登場。1Lあたりの航続可能距離は23.2km(WLTCモード)を達成し、輸入車のCセグメントモデルの中でトップの燃費性能を誇る。
C4の主な特長
新開発のガソリンターボエンジンと、電動モーターを内蔵した6速デュアルトランスミッションを組み合わせた、新世代の 48Vマイルドハイブリッドシステムを採用。
電動モーターのアシストにより、低速から力強いトルクが立ち上がり、スムーズで心地よい加速を味わえる。また、低速時の100%電動走行も実現した。また走行状況によって、最大約30km/hまで電気による走行が可能です。信号待ちの多い市街地走行では、1時間あたり約50%はエンジンを使用しない状態となり、市街地での実用燃費を飛躍的に向上させる。
そのエクステリアは、2022年のパリモーターショーで発表した「Oli concept(オリ コンセプト)」の流れを汲む次世代シトロエンデザインを随所に採用した。
フロントには、シトロエン創業時のロゴをオマージュしたシトロエンバッジをセンターに配した。中央からリズミカルに広がるブラックの模様が、見る人の視線を3つのセグメントで構成されたフロントライトへと誘う。
また標準装備のLEDヘッドライトは、3つのセグメントに分割された特徴的なライトシグネチャーを備えている。遠くからでもすぐにシトロエンのクルマだと認識できるヘッドライトは、新しいシトロエンのデザインアイデンティティを表現。さらにフロントバンパー下部には、シルバークローム スキッドプレートを組み込んだ。さらに、垂直に伸びるサテンゴールドのカラークリップがデザインを際立たせる。
一方リアには、ダブルシェブロンのブランドバッジをCITROËNのアルファベットに置き換え、より洗練された姿になった。またフロントライトと同様に、3つのセグメントに分割された特徴的なLEDのライトシグネチャーをリアエンドにも備えた。
そしてインテリアでは、ホワイトが基調のアドバンストコンフォートシートにアルカンターラとテップレザーを使用し、シート縁にはオレンジ色のステッチが施されている。座面内部には、15mm厚のフォームパッドを使用し、サスペンションの「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」と合わせて、シトロエン独自のしなやかな乗り味を演出。グレーの天井内装色も相まって、エレガントな空間がつくられている。
さらにデジタルインストルメントパネルは、従来の5インチから7インチに大型化し、視認性を改善した。
【カラーバリエーション】
新色の「マンハッタングリーン」と「ブルーエクリプス」に加え、「ルージュエリクシール」、「ブランオケニトゥ」の合計4色から選択可能となっている。
【メーカー希望小売価格】
4,320,000円(税込)
【C4 48Vハイブリッドシステム】
エンジン:1.2Lターボエンジン
モーター:16kW
駆動用バッテリー:48V 897.9Wh
システム合計出力:107kW / 145PS
トランスミッション:6 速デュアルクラッチオートマチック
燃費:23.2km/L(WLTCモード)
関連情報:https://www.citroen.jp/models/c4.html
構成/土屋嘉久