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BYDが快適装備の充実した電動クロスオーバーSUV「シーライオン7」を発売

2025.04.19

BYDオートジャパンは、2025年4月15日(火)、国内導入第4弾となる電気自動車、クロスオーバーSUV「SEALION 7(シーライオン セブン)」の販売を開始した。

この「シーライオン7」は、昨年6月に国内販売を始めた「シール」をベースに設計されたSUVで、BYD海洋シリーズのスタイリッシュでエレガントなデザインを特徴としている。ボディカラーは、後輪駆動の「シーライオン7」4輪駆動の「シーライオン7 AWD」ともに全4色を取り揃え、内装は人気のブラックで統一されている。

また、先進・安全装備、快適装備なども、引き続きバリューフォーマネーなBYDらしく、さらなる進化を遂げている。上級クラスのSUVらしい上質なインテリア、さらに進化したインフォテイメント・システムをはじめ、ワイドトレッド化と4輪可変ダンパーによるスポーティな走り、さらには、2025年のEuro NCAPの安全性評価で、最高評価となる5つ星を獲得するなど、高い安全性も証明されている。

「シーライオン7」の特長

■デザイン

「シーライオン7」のデザインは、BYDのデザイン部門の統括責任者であるウォルフガング・エッガー氏が担当。すでに日本でも販売している「ドルフィン」や「シール」同様、「シーライオン7」にもBYDの海洋シリーズに共通する デザイン言語(海洋生物の自由さと美しさ)が取り入れられた。

そのフロント部分は、海洋シリーズの特徴である「Ocean X Face(オーシャン・エックス・フェイス)」を採用。「シール」と同じく、シャープなLEDヘッドライトが存在感をアピールしている。さらにフロントからリアに走るダブル・ウエストラインは、空と海の境界線が表現されており、走行中は格納されるドアハンドルとともに滑らかなボディのアウタースキンをより一層引き立てている。

ルーフは後端に向けて穏やかに傾斜するクーペスタイルになっており、リアゲートにはダックテール型のリアスポイラーを組み込んでいる。その結果、「シーライオン7」の空気抵抗値は、背の高いSUVでありながらCd=0.28に抑えられている。リアエンドのシルエットでは、ボディ側面のプレスラインから続くように、貫通式のテールライトが配され、あたかも広大な海原の水平線のような美しさが表現されている。

■生きる日本の匠の技

「シーライオン7」でも、デザインの美しさに加えて、抑揚の効いた躍動感あるボディワークが、このクルマをよりダイナミックかつエレガントに演出している。この滑らかなボディシルエットの背景には、今年、BYDグループに加わってから記念すべき15周年を迎えるBYDのグループ企業、TATEBAYASHI MOULDINGの存在があり、日本のトップクラスの金型技術を有する金型職人の匠の技が生かされている。

TATEBAYASHI MOULDINGでは、おもにBYD向けの各種金型を製作しており、一般的なプレス金型から高度で繊細な金型技術を要するものまで、一切の妥協を許さない日本の厳しい匠の品質管理の眼が行き届いている。

■駆動バッテリーでは最高レベルの安全性を誇るLFPバッテリー

「シーライオン7」では、BYDの他車種と同様、LFP(正極材に、リン「P」、鉄「Fe」、リチウム「Li」)を使用するリチウムイオンバッテリーを採用。このLFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリーは、いまでは多くのEVが使用している三元(NMC)系(正極材に、ニッケル「N」、マンガン「M」、コバルト「C」を使用)リチウムイオンバッテリーに比べ、重い、容量が少ないといったデメリットがある一方で、極めて高い安全性と耐久性を有している。

BYDは、このLFPが持つ高い安全性と耐久性に着目。長年にわたる研究・開発の集大成として実用化に成功したのが、LFPバッテリーを板(ブレード)状に成型し、それを限られた空間に隙間なく、効率よく敷き詰めた「ブレードバッテリー」。この技術的進化に最新のバッテリー熱温度管理システムを組み合わせたことで、バッテリーを長期間にわたり、最適な環境下で使用できるようになった。

その結果、BYDは、今後の車載用バッテリーの主流とも言われる、このLFPバッテリーの世界でトップランナーとしての技術力と信頼を確立。さらに、2025年3月17日には世界に先駆けて、これまでの内燃機関の給油時間と変わらない充電時間(1秒で2Kmの電力を充電できる)で電気を蓄えられる「スーパーeプラットフォーム」の市販化に成功するなど、目覚ましい進化を遂げている。

■SUVでもスポーティな走り

「シーライオン7」のサスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン式、リアにマルチリンク式を採用。さらに走行速度や路面の状況に応じて最適なダンピング効果を発揮する可変ダンピングアブソーバーをAWD仕様だけでなく、RWD仕様にも標準装備した。これにより、EVならではの低重心に加え、路面追従性を高めることに成功。つねに安定したグリップ力により、快適かつスポーティな乗り心地を実現している。

さらに、AWD仕様には、BYDが独自に開発したインテリジェンス・トルク・アダプテーション・コトロール(iTAC:アイタック)を搭載。このシステムは、走行状況に応じて前後のモーターを0.022秒という微小の回転角度でスリップレートを検知、制御することで、よりスムーズかつ安定した走りを実現。

また、駆動用モーターとして、リアモーターには最高回転数23,000rpmを誇る永久磁石を用いた高回転型の同期モーターを搭載。このモーターの最高出力は230kW、最大トルクは「シール」を超える380Nmを発揮。フロントモーターについては、AWD仕様に160kW、310Nmの瞬発力に優れた誘導モーターを搭載している。これにより、AWD仕様の0-100Km加速は、わずか4.5秒と、SUVとしては、とても優れたパフォーマンスを有している。

■優れた受電能力

「シーライオン7」の充電時の車両側の最大受入容量は、「シール」でも評価の高かった105kw。高い電力を積極的かつ効率良く受け入れるには、バッテリー本体の温度を適切に管理することが非常に重要になってくる。BYDの各モデルには、バッテリー温度管理システムによって、バッテリーの冷却や加温する機能が備わっているが、それに加え「シーライオン7」では、新たに「充電予熱機能」が採用された。

この機能は、冬場など、とくに低い温度環境下でも安定した充電を可能にする。例えば、充電前にバッテリーを適温に温めておくことで、冬の寒い朝など、バッテリーの温度が低い状況でも効率よく充電できるようになる。

■さらに進化した最新のインフォテイメント・システム

「シーライオン7」から、タッチスクリーン上のUI(ユーザーインターフェイス)が大きく変わり、各種機能も効率よく集約している。大きな15.6インチの回転式マルチタッチスクリーンをメインとするインターフェイスには、7nm(ナノメートル)の車載用高性能チップ(8155チップ)を新たに搭載。

これにより、多くの機能がさらに見やすく、使いやすくなった。例えば、タッチスクリーンのホーム画面から窓やドアミラーの開閉、チャイルドロックの施錠、開錠、シート関連の操作画面にワンタップで切り替え、操作することができる。そして、指一本で窓の開閉やルーフの電動シェードを自由に調整することもできるようになった。

また「シーライオン7」から採用した新機能として、スマートフォンまたはスマートウォッチのウォレットにNFCカードを追加することができるようになった。その結果、スマートフォンやスマートウォッチ経由での鍵の施錠、開錠、さらには、イグニッションONにできるなど、より先進的なカーライフを堪能できる。

【メーカー希望小売価格】

シーライオン7 495万円(税込)
シーライオン7 AWD 572万円(税込)

【主要諸元】

関連情報:https://byd.co.jp/e-life/campaign/sealion7-special2025/

構成/土屋嘉久

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