
LINEヤフーは、コミュニケーションアプリ「LINE」において、生成AIを活用した「LINE AI」と「LINE AIトークサジェスト」の提供を開始した。
生成AIがメッセージ作成などをサポートする機能も用意!
いずれも、OpenAIなどのAPIを使用した新サービス。「LINE AI」は、友だちと話すように質問や、情報収集、画像生成が無料でできるサービスで、「LINE AIトークサジェスト」はユーザーが忙しい時や返信に悩んでしまう時、生成AIがメッセージ作成などをサポートするサービスとなる。
■LINE AI
「LINE」のホーム画面から専用ページにアクセスし、友だちと話すように質問や、情報収集、画像生成が無料でできるサービス。「AIテキスト」と「AIキャンバス」を用意しており、「AIテキスト」では、「今日の天気を教えて」などと質問を送信すると、生成AIが回答するほか、画像を送信すると、画像の特徴を分析し、適切な情報を提供。「AIキャンバス」では、「黒い猫をキャラクターのように可愛く描いて」など、生成したい画像の条件を入力して送信すると、指定された条件に基づいた画像を生成し、生成された画像はダウンロードやシェアが可能だ。
なお、AIテキストは1人あたりの1日の利用回数に制限がある。また、同サービスを通じて生成されたコンテンツは、著作権・商標権・その他の知的財産権を侵害する形での利用や、公の場での無断公開、第三者への再配布・販売・転用を禁止するとしている。
■LINE AIトークサジェスト
メッセージ提案、スタンプ提案、口調変換が無料でできるサービス。「LINEラボ」から「LINE AIトークサジェスト」をONすることで利用でき、生成AIが直近のトーク内容にあわせて適切な返信やLINEスタンプを提案してくれるほか、入力した下書きメッセージを、5つの口調オプション(フォーマル、ため口、誤字修正、ねこ語、侍言葉)から選択した口調に自動変換することもできる。
なお、「LINE AIトークサジェスト」は1人あたり1日300回まで、かつ、1人につき毎月2,000回まで利用可能。また、同サービスで個人に関する情報や著作権、商標権その他の知的財産権を保有する情報を許諾なく入力することを禁止するとしている。
関連情報
https://www.lycorp.co.jp/ja/
構成/立原尚子