DIME MAGAZINE
コロナ前の水準に戻っていないものの、回復の兆しが見えている日本人の「海外旅行」。GWや夏休みは近場の東アジアはもちろんのこと、ハワイ・シンガポールなどの中距離、そしてアメリカ本土・ヨーロッパといった長距離への旅行を計画しているビジネスパーソンも多いのではないだろうか。
中距離・長距離フライトで頭を悩ませるのが、機内での「睡眠」。特に深夜発・早朝着のフライトならしっかりと機内で寝て、到着したらすぐに観光を楽しみたいものだ。そんな機内での快適な睡眠のために、昨年約100泊したトラベルライターの筆者が激推ししたいのが3COINS「折りたたみネックピロー」。何が良いのか、その理由を紹介しよう。
ポンプ式で衛生的、なのに安い
ポンプを何回か押すだけで膨らむ。
筆者がそれまで使っていたトラベル用ネックピローは、口で膨らますタイプ。衛生面が気になってはいたが、すでに形が作られているクッションタイプのネックピローはかさばるため敬遠していた。
そして友人に「それなら、3COINSのやつを試してみたら？」とおすすめしてもらい、使いはじめたのが「折りたたみネックピロー」。口をつけることなく、ポンプをプシュプシュと押すだけで膨らむのだ。
2023年9月発売以降は、ポーチ付きに。
3COINSの「折りたたみネックピロー」は2020年発売以来人気の商品。ただ、店舗により在庫状況が異なるようで、筆者は探し始めてからようやく3COINSの4店舗目でこの商品に出会えた。
3COINS公式のオンラインショップ「PAL CLOSET（パルクローゼット）」でも購入できるが、もちろん送料がかかるので、なんだか悔しく、店舗での出会いを待った。「折りたたみネックピロー」の価格は550円で、ネットを検索するとたくさんヒットするほかのポンプ式のネックピローよりも安いのも魅力的だ。
首のボタン付きで、寝ていても落ちない
2つのボタン付き。
筆者が長距離フライトで何度かやってしまった失敗が、「寝ている間に、ネックピローを落とす」ということ。当時使用していたネックピローはU字型で、寝返りを打つと落ちてしまうことがあった。しかし3COINS「折りたたみネックピロー」はボタン付き。寝返りを打っても落ちることはない！
内側のボタンでつけると、筆者にはすこし苦しい。
そしてボタンは2つあり、その人の首のサイズに合わせて調整できる。ただ、家族に貸すと「これは男性だと、首が苦しい人もいるかも」という意見だった。
確かに筆者は女性で、2つのボタンのうち、広めにつける方がピッタリだった。サイズ調整ができる紐などがあると良いと感じたので、今後のリニューアルに期待したい。
軽い、持ち運びやすい
すぐに空気が抜けて、ストレスフリー。
旅の荷物は極力少なくするのが基本。3COINS「折りたたみネックピロー」は空気を抜くとかなり薄くなり、折りたたんで収納が可能だ。空気を抜く時は背面の栓を開けるだけで、かかる時間は5秒程度。機内でササっと、スマートに収納できる。
空気を抜くと、ぺたんこに。
サイズは約縦24cm×横35cm。重さをはかってみると84g（筆者調べ）。購入前は、「このポンプがあることによって重いのではないか」と思っていたが、実際はまったく気にならなかった。
やはりクッションタイプのあらかじめ形づくられているネックピローより、圧倒的に軽い。そして表面がスエード風で、なめらかな肌ざわりも気に入っている。
衛生的で、安くて、軽くて、ボタン付きの3COINS「折りたたみネックピロー」。中距離・長距離フライトの時はもちろんのこと、夜行バスなどの移動でも活躍する。繰り返し使えて、口で空気を入れるタイプではないので家族とシェアしても気にならないだろう。旅のおともに、ぜひ使ってみてほしい。
・3COINS「折りたたみネックピロー」
商品ページ：https://www.palcloset.jp/display/item/2424-KTNP01-000/
取材・文／小浜みゆ
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