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モーターサイクルショーで話題の新型車の足つきをチェックしてみた【カブガールが行く】

2025.04.19

カワサキ『W230』

伝統的なWシリーズのスタイルを受け継いだクラシックバイク『W230』。可愛く扱いやすい適度なサイズ感なので、初心者からベテランまであらゆるライダーにおすすめの車両です。

スポークホイールがよく似合うレトロな見た目ですが、LEDヘッドライトやABSといった現代的な装備を備えており、実用性は十分。車両重量が143kgと軽いため、街乗りや軽いツーリングにピッタリなフットワークも持ち合わせています。

筆者が特に初心者ライダーにW230をおすすめしたいと思う一番の理由は、とにかく足つきがよいことです。

シート高が745mmとかなり低く設計されており、筆者が跨ってみてもこの通り楽勝! 両脚がベッタリとつくため、坂道や急な停車、砂利の駐輪場でも安心です。

またスピードメーターとタコメーターの両方がアナログという点も現代のバイクでは珍しく、レトロなデザインが好きなライダーにはたまりません。

シンプルイズベストな設計というだけでなく、メーカー希望小売価格が税込64万3500円とお手頃である点も大きな魅力です。気軽に手に入れて気軽に走れる、現代では数少ないラフな楽しみ方ができる250ccクラスのオシャレなバイクでした。

カワサキ『KLX230シェルパ』

ほどほどのパワーと軽い車体が取り扱いやすい、カワサキのオフロードバイク『KLX230シェルパ』。

今回マイナーチェンジを受けたオフロードバイク『KLX230』シリーズの中では、荷物を積んだりツーリングしたりといった、ライトに遊べるトレッキング車両として登場しました。

オフロード車ということもあり、シート高は845mmと少し高め。筆者にとって足つきは片足で背伸びして届く程度ですが、134kgという軽さのおかげで不安はありません。

ちなみに同じ同時期に発売された『KLX230』と『KLX230 S』は、KLX230シェルパよりもさらにオフロード向け。シンプルな装備で車体が軽く、さらにKLX230はシート高880mmと高めです。

オフロードを走りたい高身長の方はKLX230、オフロードを走りたい低身長の方はKLX230 S、そしてオフロードだけでなくツーリングや街乗りも楽しみたい方はKLX230シェルパ、という選び方をするとよいかもしれませんね。

ハンドルまわりをチェックすると、シンプルな装備で故障のリスクが少なく、どんな場所でもタフに走るKLXらしさが感じられました。

ほどほどのパワーと軽量設計で、他のバイクにはないフットワークを実現したKLX230シェルパ。オフロードツーリングの入門やキャンプ・ピクニックなど、遊びの枠を広げて自分自身を自由に開放できるきっかけとなるかもしれません。

ホンダ『CUV e:』

ホンダ独自の交換式バッテリー『Honda Mobile Power Pack e:』が採用された、原付二種(125cc相当)の電動スクーター『CUV e:』。

灯火類はすべてLEDで、フルカラーの液晶メーターを搭載。スッキリと洗練されたシルエットが美しく、特にまっすぐ伸びたヘッドライトやテールライトに未来感が感じられます。ひと目見ただけで「なんだあれ!?」と目を惹かれる先進的なデザインで、電動バイクらしさが全面に押し出されています。

またがった印象としてはガソリン車のスクーターとの違いや違和感はなく、普段からスクーターに乗っている方であればスムーズに乗りこなすことができそうです。

シート高は766mmと低く、足つき良好です。コンパクトなボディは取り回しや街中を移動する際にも便利となるはずですよ!

シート下には、バッテリーとしてHonda Mobile Power Pack e:が2個セットされています。バッテリーは1個あたり重量約10kgと見た目以上に重く、取り扱いに注意が必要です。

一番大きなメリットとしては、家庭での充電、またはバッテリー交換ステーション『Gachaco』での交換というふたつの充電方法があること。充電に時間がかかったり、出先で充電できなかったりといった電動バイクのデメリットを解決する革新的なシステムです。

交換ステーションは、ホンダのお店を中心に全国で設置されています。気になる方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

今後の新型車にも期待大!

以上、会場で足つきをチェックした新型車でした。バイク選びの際は足つきが重要な要素であり、多くのライダーにとって安心感や乗りやすさに直結します。

今回会場で確認した車両はどれも足つきが考慮されている、あるいはローシートが用意されている車両ばかり。ひと昔前と比較すると格段に乗りやすい車両が増えており、ライダーの多様性に対応しようとするメーカーの努力や優しさが伝わってきました。

またモーターサイクルショーでは、ホンダ『CB1000Fコンセプト』をはじめ開発中の車両もたくさん展示され、会場をおおいに沸かせていました。

今後も乗りやすくてエキサイティングな車両がたくさん登場するかもしれません。バイク業界の未来に期待が膨らみますね!

文/高木はるか

アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。

高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com

編集/inox.

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