
リゾートトラストは、石川県金沢市に建設する会員制リゾートホテル「サンクチュアリコート金沢 ホテル&ゴルフ スパリゾート」の会員権の販売を開始した。
“金沢ラグジュアリーモダン”を体現した会員制リゾートホテル「サンクチュアリコート金沢 ホテル&ゴルフ スパリゾート」
サンクチュアリコート金沢は、リゾートトラストとしては初の北陸エリアにおける会員制リゾートホテルであり、「サンクチュアリコート」ブランドの第5弾だ。
金沢市街までは車で約20分と周辺観光地へのアクセスも良く、日本海を一望する雄大なロケーションに立地する。
デザインコンセプトは「金沢ラグジュアリーモダン」。伝統と工芸が息づく文化都市「金沢」の日本的な美しさにインスパイアされたデザインが特徴。
和の要素を感じさせる柔らかなモチーフを随所にちりばめつつ、現代的に再解釈することで、モダンなデザインを実現した。建物の外観は、水平線や地平線と呼応し、ガラスが周囲の景色を映し込み、雄大な自然と調和する。
煌びやかなエントランスを抜けて最上階へ進むと、ゴルフコースを眼下に、日本海を見渡す開放的なスカイロビーとレセプション。伝統と品格が静かに融け合う、ラグジュアリーな空間を心ゆくまで楽しめる。
会員権価格は、902万円(消費税込、クラブスイート年間8泊タイプ:1部屋45口)~4,152万円(消費税込、ロイヤルスイート年間16泊タイプ:1部屋22口)。2029年3月の開業を予定している。
「サンクチュアリコート金沢」の会員権販売では、同社のリゾート会員権としては初めて、会員権代金の一部を石川県へ寄付する取り組みを実施。
「令和6年能登半島地震」及び「令和6年能登半島豪雨」の被害に遭われた石川県に対し、会員権一口あたり10万円を、石川県の復興・活性化のために、義援金として寄付する。
今後も被災地の一日も早い復旧を継続的に後押しするとともに、地域との連携を深めながら北陸エリアの活性化に寄与していく。
シーサイドでリゾートゴルフを堪能
同ホテルはゴルフ場※を併設。日本海に面したシーサイドロケーションで、コースの背後には壮大な白山や立山連峰が広がる。日本海から吹く海風と四季折々の美しい景色がプレイヤーを魅了し、自然とプレーを楽しむリゾートゴルフを堪能できる。
※ゴルフ場「ゴルフ倶楽部 金沢リンクス」は、「令和6年能登半島地震」の影響により復旧工事を行い、2025年4月1日より営業を再開するが、一時的に仮設営業となる。サンクチュアリコート金沢のメンバーは、仮設営業期間もプレー可能。詳細及び最新情報は、公式ホームページを。
客室について
ホテルの客室全167室に温泉付きのビューバスを完備しており、「ロイヤルスイート」「ラグジュアリースイート」「クラブスイート」の3タイプを用意した。
すべて洋室で、1ベッドルームまたは2ベッドルームから選べる。また、愛犬と一緒に宿泊できる客室も12室用意している。
金沢の伝統工芸からインスピレーションを受け、現代的な解釈を加えたアイテムを取り入れることで、時を経ても色褪せない空間を実現した。
壁面には金沢らしい絢爛な装飾を施し、現代的な家具と軽やかにミックスした広々とした客室で、非日常のくつろぎのひとときを過ごせる。
温泉は自家源泉の「金沢百万石 美人の湯」。当ホテルの温泉は、温度・成分ともに療養泉の基準を満たしている。
化粧水にも使われる保湿成分であるメタケイ酸を温泉の基準値の2倍以上含んでおり、一般的に「美人の湯」と呼ばれている。また、すべての客室にも温泉を引いた。
※加水・加温・循環濾過を予定している。
メンバーズバーでは、モノトーンの空間におけるフォーカスポイントとして、石川県の郷土玩具「加賀手毬」をモチーフにした金沢箔仕上げの球体アートを配置した。
また、枯山水の雫をイメージしたペンダントライトなど、和のモチーフを現代的にリデザインし、高級感を演出している。
日本料理レストランは、数寄屋デザインをベースとし、和の空間をモダンにアレンジ。個室は、寄棟屋根をイメージした天井で、より特別感のある空間を実現した。
また、金箔と銀箔の対照的な組み合わせが彩る鉄板焼、シンプルモダンな空間が特徴的な寿司カウンターを用意している。
イタリア料理レストランは、ダイナミックな景色を一望できるパノラマビューが特徴的。光と風が躍る開放的な空間で、優雅でモダンなイタリアンを軽やかに楽しめる。
※使用している画像は全て完成予想図(イメージ)。建築仕様等は変更になる場合がある。
施設概要
「サンクチュアリコート金沢 ホテル&ゴルフ スパリゾート」
所在地:石川県金沢市粟崎浜町1番地2(予定)
交通:
[車で]北陸自動車道「金沢東」I.C.より約20分(約8km)
北陸自動車道「金沢西」I.C.より約25分(約10km)
[電車で]JR「金沢」駅よりタクシーで約18分(約7km)
北陸鉄道浅野川線「内灘」駅よりタクシーで約6分(約2.5km)
敷地面積:23,485.41m²
建築面積:5,578.91m²
延床面積:37,345.92m²
構造・規模:鉄骨造、一部コンクリート充填鋼管構造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上12階/地下1階/塔屋1階
総客室数:167室(ロイヤルスイート91室、ラグジュアリースイート31室、クラブスイート45室)
付帯施設:日本料理レストラン、イタリア料理レストラン、ラウンジ、メンバーズバー、スパ(内風呂、露天風呂、サウナ)、トリートメントサロン、ボールルーム、エグゼクティブルーム(ゴルフシミュレータールーム、ミュージックルーム)、ブティック等
建物竣工:2029年1月(予定)
開業日:2029年3月(予定)
設計・監理:株式会社観光企画設計社
施工:鹿島建設株式会社
※上記仕様は発表時点の内容のため、今後変更になる場合がある。
「サンクチュアリコート」会員権のシステム 概要
■会員期間/権利形態
「サンクチュアリコート」ブランドの会員期間は、ホテルの開業から50年間。従来の「エクシブ」や「ベイコート倶楽部」と異なり、開業から50年間の定期借地権を設定している。建物は「エクシブ」や「ベイコート倶楽部」と同様に、会員が区分所有し、客室グレードごとに共同所有することとなる。
■年間の利用泊数を完全保証「タイムシェアリング・システム」
リゾート施設を共同で所有し、1年365日(タイム)を各メンバー様の持分比に分割(シェア)し、その日数分だけの利用日を決める「タイムシェアリング・システム」を導入している。持分権利に応じた占有使用権が確実に保証される、独自の完全利用補償制度を確立した。
■サンクチュアリコートのホテルをご利用時、フローティング期間は権利未消化で宿泊可能
サンクチュアリコートメンバーは、サンクチュアリコートのホテルを利用する際、利用希望日の1か月前までに利用申し込みのなかった部屋を先着順で予約でき(フローティング予約)、さらに、契約タイプごとに月に一定の日数を上限に、権利を消化せずに利用できる。
■交換利用により大きく広がるリゾートライフ
利用予定のない占有日を事務局に預け入れることにより、他のメンバーが預け入れた占有日と交換して利用することができる。「サンクチュアリコート」のほか、全国に展開する会員制リゾート「エクシブ」や「ベイコート倶楽部」とも交換でき、充実のリゾートライフを楽しめる。
関連情報
https://sanctuarycourt.jp/kanazawa/
構成/Ara