東芝がきめ細かいセンシングで温度やムラを正確に検知するセンサーを搭載した過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の最新モデルを発売
2025.04.17
東芝ライフスタイルは、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品として、「ER-D7000B」と「ER-D5000B」を2025年6月に発売する。価格はオープン。店頭想定価格は「ER-D7000B」が190,000円前後、「ER-D5000B」が150,000円前後。カラーは両機種ともにグランブラックとグランホワイトの2色を用意する。
温度や時間、分量の設定なしで、市販のピザをパリッとおいしく焼き上げる「石窯おまかせピザ」も新搭載!
近年、「タイパ(時間対効果)」の意識によって調理においても時間短縮や手間削減のニーズが高まっており、レトルトや冷凍食品の利用が増加している。同社の調査においても、電子レンジ購入時の重視点として「レンジ性能の良さ」が上位に挙げられており、市販調理済み食材の利用増加が背景にあると考えられる。
そこで、新製品の「ER-D7000B」と「ER-D5000B」には、従来の約3倍(※1)の精度で食品温度やムラを検知する高精細な赤外線センサー「ファインeyeセンサー」を新搭載。これにより、ワンタッチで食品の種類を自動で判別しておいしくあたためる「すごラクあたため」と、加熱ムラを抑えながら約40%(※2)の時間短縮を可能にした「すばラク解凍」を実現。さらに、「ER-D7000B」では、冷凍食品など出力や時間を手動で設定してあたためた際に、「ファインeyeセンサー」であたため終了後の食品温度を検知し、冷たい部分がある場合は加熱不足を画面で知らせる「仕上がりアシスト」も利用できる。
また、2機種ともに、自動調理機能として、「石窯おまかせ焼き」「おまかせレンジ調理」に加えて、昨今市場が拡大している市販ピザの専用コース「石窯おまかせピザ」を新搭載。「石窯おまかせピザ」では、チルド・冷凍の焼き上げも、宅配ピザのあたため直しも、温度や時間、分量の設定が不要。コースを選んでスタートするだけで、石窯ドームの高火力を活かして、こんがり・パリッとおいしく焼き上げる。
このほか、両機種ともに、ボウル1つで、パスタ・カレー・中華・煮物ができる「おまかせレンジ調理」で冷凍野菜などの冷凍食品が使用可能に(一部レシピ限定)。「ER-D7000B」には、手動あたため時、600W・500Wで時間設定し「お急ぎ」ボタンを押すだけで、自動的に1000Wに切り替えて運転する「お急ぎモード」も新搭載した。
主な共通仕様は、総庫内容量が30L。本体サイズが幅498×奥行399×高さ396mm。質量が約21kg(本体のみ)。
なお、オーブンレンジの新製品として、ワイド8つ目赤外線センサーを採用した過熱オーブンレンジ「ER-D3000B」と、ハイアングル赤外線センサーを採用したスチームオーブンレンジ「ER-D100B」も7月に発売。いずれも価格はオープンで、店頭想定価格は「ER-D3000B」が100,000円前後、「ER-D100B」が80,000円前後。カラーは「ER-D3000B」がグランブラックとグランホワイト、「ER-D100B」がミルキーホワイトとアッシュグレージュの各2色で展開する。
※1 同社2024年度モデル ER-D7000Aセンサーとの比較
※2 同社2024年度モデル ER-D7000Aのお急ぎ解凍との比較。お急ぎ解凍:ひき肉100g 270秒に対し、すばラク解凍:ひき肉100g 186秒。重量により効果は異なる。
関連情報
https://www.toshiba-lifestyle.com/jp/microwaves/
構成/立原尚子