私の超個人的好奇心を綴ってきたこの連載も、最終回。最後だから、というわけではないのですが、今回はちょっとDIMEっぽいテーマ〝家電〟のお話です。一口に家電といっても機能性やデザイン、ライフスタイルに合ったものを追求すると奥が深いもの。そこで、私が実際使っているものの中でも、心底「買ってよかった」と思っているアイテムをご紹介します。
まず、ひとり暮らしを始めて以来ずっとお世話になっているのが、ロボット掃除機『ルンバ』。今使っている二代目は、自動ゴミ収集機能付き。掃除が終わると自動で充電スポットに戻って、本体のダストボックスからゴミを吸い上げて収集してくれます。猫と暮らしていることもあって、こまめな掃除機がけを必要とする我が家にとってはとっても助かる機能。外出先からアプリで操作できるので、基本のお掃除はロボット掃除機に任せて、家事に時間が使える休日に、小型掃除機で細かいところを掃除するようにしています。留守中にフロアの掃除をしておいてくれるだけで、どれほどラクなことか……。最近のロボット掃除機は進化していて、床の水拭きもできる機能が付いているモデルも多いみたいなので、最新機種も気になっています。
また、数年前にテレビが壊れたタイミングでプロジェクターに切り替えたのですが、これが大正解。「テレビは場所をとるし、配線も面倒」と考えた上での選択だったのですが、壁面にテレビがないだけで部屋がすっきりして、開放感が増した気がします。色々なメーカーから出ていてかなり迷ったのですが、インテリアの邪魔をしないデザインとサイズ感、持ち運べる利便性に魅力を感じて、LGの『LG CineBean Q』に。家中どこでも移動できるし、画角調整も自動でしてくれるので、手軽に〝おうちシアター〟が実現するのがうれしいですね。大好きな大河ドラマも映画も、映像作品は何でもこれで楽しみます。普段スマホ画面にばかり向き合いがちなので、壁一面の映像は目の癒やしにも。
ホーム家電以外なら、DJIの『OSMO POCKET 3』は、旅のお供として欠かせないアイテム。旅好きでしっかり記録を残したい派なのですが、スマホだと手ブレも気になるし、海外はスリの危険もある……。そんな時に、この小型カメラが頼りになります。カメラとは思えないほどのコンパクトさで、スクリーンで画角も確認できるし、手ブレも自動補正してくれてすごく有能です。
ハイスピードでどんどん進化していく家電。これからも、日常を快適にしてくれる最新アイテムをチェックしていきたいですね。
山崎怜奈(やまざき れな)
1997年生まれ、慶應義塾大学卒。TOKYO FM『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』パーソナリティー、NHK Eテレ『NHK高校講座世界史探究』MC、情報番組コメンテーターなど、多方面で活躍。2025年4月始まりカレンダーも好評発売中。
my recommendation
メンテナンスも自動化した最新型
アイロボット『Roomba Combo 10 Max ロボット+AutoWash 充電ステーション』
19万7800円
昨年8月に発売された新たなフラッグシップモデル。水拭き用モップパッドの自動洗浄機能などを兼ね備えた多機能充電ステーションにより、メンテナンスの簡素化も実現した。
本体のゴミを自分で取り出す煩わしさがないのがうれしい! 毛がらみに強い独自のゴム製ローラーで、猫の毛もすっきり。
モップパッドの洗浄・乾燥、給水・ゴミ収集、充電・再開まで全自動。
4Kの映像美を最大120インチで!
LG『LG CineBeam Q』16万9800円
重さわずか1.49kgと、気軽に運べる軽量設計。360°回転ハンドルは設置時にスタンドになり、好きな場所に映し出すことができる。4Kレーザーによる高画質の映像美も魅力。
シンプルで洗練されたデザインなので、インテリアの邪魔をしない点も高ポイント。画質もすごくキレイです。
W107.8×H136.5×D135mmの小型サイズで持ち運び自在。
超コンパクトジンバル内蔵カメラ
DJI『OSMO POCKET 3』7万9200円〜
パワフルな1インチCMOSセンサーと回転式の2インチタッチスクリーンを搭載。タッチスクリーンを回転させることで撮影方向の縦横を簡単に切り替えることができる。
カメラとは思えない見た目なので、海外旅行で特に重宝しています。とにかく軽いので持ち運びがラクなのも○。
撮影/タナカヨシトモ ヘアメイク/久保フユミ スタイリング/マルコマキ 取材・文/坂本祥子 編集/原口りう子
※本記事内に記載されている商品の価格は2025年2月28日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。