
LINEヤフーは、同社の多様なサービスから得られる行動ビッグデータを分析できる事業者向けサービス「ヤフー・データソリューション」において、検索ビッグデータから今後ヒットが期待できるスイーツを分析した「『DS.INSIGHT Trend』最新データで導き出した2025年のヒット予測(スイーツ編)」を公開した。
本稿では同社リリースをベースに、その概要をお伝えする。
「DS.INSIGHT Trend」による今後ヒットが期待できるスイーツ5選
■スウェディッシュキャンディ
「スウェディッシュキャンディ」は、グミのような柔らかな食感のスウェーデンの伝統的なキャンディだ。昨年アメリカでTikTokを中心に話題になり、そのブームが世界に拡大していった。自然なフルーツやベリーの甘みが特徴で、見た目の可愛さやASMR動画などで話題になっている。
集計対象期間:2024年1月1日~2025年3月16日までの週次
■チョコマシュマロ
図には反映されていないが、2024年に「ハリボー チョコマシュマロ」という検索キーワードでブームとなった経緯がある。この時は特定の商品への人気が集中していたが、その後さまざまな企業から「チョコマシュマロ」商品が発売され始め、ジャンルとしてのブームの兆しが出てきた。なお2025年に大きく伸びているのは、バレンタインデーの影響によるものと考えられる。
集計対象期間:2024年1月1日~2025年3月16日までの週次
■アンニョンサンド
今、韓国旅行の際のお土産として話題になっているのが「アンニョンサンド」だ。韓国のベーカリーチェーン「Paris Baguette(パリバゲット)」が仁川空港限定で販売しているクッキーサンドで、サクサクとしたバタークッキーの中にキャラメルクリーム、バタークリーム、マカダミアナッツ、エゴマの種を詰めている。
そのおいしさが口コミとして広がり、静かに検索人数を伸ばしているようだ。
集計対象期間:2024年1月1日~2025年3月16日までの週次
■ペコちゃんmilkyドーナツ
「ペコちゃんmilkyドーナツ」は、不二家が展開する新しいドーナツ専門店ブランド。不二家の人気キャンディ「ミルキー」の優しいミルクの風味を再現したドーナツを提供している。
検索人数が伸びている期間では、ニュースやテレビで取り上げられており、実店舗数はまだ少ないが、催事や駅での期間限定での出店も増えているようだ。
集計対象期間:2024年1月1日~2025年3月16日までの週次
提供:不二家
■ピーナツクイーン
「ピーナツクイーン」とは、千葉県産のピーナッツを使用した高級感のあるフロランタン菓子。しっとりとしたバター風味の生地に、たっぷりのナッツを挟んだキャラメルヌガーが特徴で、ザクザクとした食感と豊かな香りが楽しめる。
この商品を手掛ける「ピーナツファクトリー」がオープンした2022年より検索が増え続けており、2025年に入り大きな伸びを見せている。
集計対象期間:2024年1月1日~2025年3月16日までの週次
提供:やます
(C)ヤフー・データソリューション
関連情報
https://note.com/ds_yahoojp/n/na5cb479e8a87
構成/清水眞希