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国内旅行に出かける回数、4人に1人が「昨年よりも増やしたい」

2025.04.15

もうすぐ待ちに待ったゴールデンウィークがやってくる。この最大11日間続く大型連休をはじめとした休暇を利用し、国内外へ旅行に出かけたいと考えている人はどれくらいいるのだろうか?

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.はこのほど、日本を含む世界7か国を対象に実施した「アメリカン・エキスプレス 2025年 グローバル・トラベル・トレンド・レポート」を発表した。

本調査は年収5万ドル以上で、年に1回以上旅行をする成人を対象に実施され、米国2,011人、オーストラリア1,022人、カナダ1,020人、英国1,015人、日本1,025人、メキシコ1,021人、インド1,023人のサンプルを得た。

2025年の国内・海外への旅行意欲は堅調、ゴールデンウィーク期間の旅行も9割以上が昨年と同等以上の支出を想定

2025年に予定している旅行の頻度について聞いたところ、国内旅行においては日本の回答者の91%が昨年と同じか、それ以上の回数を計画しており、約4人に1人が「昨年より回数を増やす」(24%)と回答している。海外旅行は85%が「昨年と同じ回数またはそれ以上の旅行を予定している」と回答しており、これは世界7か国平均の77%を上回る結果となった(図1)。

旅行の主な目的として、日本は「家族や友人を訪問」(31%)、「ゴールデンウィークの旅行」(22%)、「一生に一度は行きたいと思っていた旅行先への旅行」(22%)、「イベント関連の旅行(スポーツ、コンサートなど)」(21%)が上位を占めている(図2)。

また、旅行中の購買意向についての質問では、お土産の購入に重点が置かれていることもわかった。日本の回答者の56%が「旅行先に着く前に、友人や家族へ購入するお土産について検討している」と回答しており、世界7か国平均の51%を上回っている。このことから、特に日本では旅行の際に友人や家族へのお土産を買って帰ることが重視されていることがうかがえる(図3)。

ゴールデンウィーク期間の旅行支出については、日本の回答者の93%が「昨年と同額、またはそれ以上を支出する」と回答している。世代別でも、Z世代とミレニアル世代が94%、X世代とベビーブーマー世代が92%と、全世代でゴールデンウィーク期間の旅行への支出意欲が高まっている。

AIで実現するスマートな旅、特にZ世代とミレニアル世代の活用が顕著に

旅行を予約する際のAIの有用性について聞いたところ、日本の回答者の72%が「AIが何かしらで役立つと思う」と回答している。特に、翻訳支援(27%)、旅行先のアクティビティに関するお勧め情報(26%)、予算・経費管理(26%)、パーソナライズされた旅行関連のお勧め情報(25%)の分野で役立つと回答している(図4)。

特に、Z世代では78%、ミレニアル世代では81%が「AIが何かしらで役立つと思う」と回答しており、旅行計画時においてもAIが台頭していることがうかがえる結果となった(図5)。

スポーツ観戦とグルメを重視、「ラーケーション」など子供と一緒に休暇を取得することへの考え方にも変化の兆し

子供がいる日本の回答者に家族旅行の意向について聞いたところ、約半数に当たる49%が「子供たちの学校を休ませて旅行に行くことに抵抗はない」と回答している。近年、子供が家族や保護者と一緒に休暇を取得しながら校外学習を行う「ラーケーション」が注目を集めるなど、子供と一緒に旅行休暇を取得する時期などへの考え方が柔軟になってきている傾向とも見て取れる(図6)

旅行中に見てみたい、または体験してみたいことについては、日本の回答者の29%が「好きなスポーツチームを実際に見てみたい」と回答している。これはインド(33%)に次ぐ世界7か国の中で2位となっている。なかでも特に日本で人気が高いのが野球であり、スポーツ観戦や文化的なイベントへの参加を目的に旅行を計画している日本の回答者のうち、45%が野球観戦を予定している。

これは世界7か国平均の15%を大きく上回る数値であり、日本での野球への強い関心を示している(図7・8)。近年は野球やサッカーなど日本人選手の海外リーグでの活躍も目覚ましく、国境を超えた試合の開催など、スポーツ観戦を目的とした旅行の機運をさらに高めていると考えられる。

また、日本では旅行における「食」に強いこだわりを持っている傾向も見受けられた。旅行先を決める際に最も重視する点を聞いたところ、日本の回答者は「おいしい料理やレストランがあること」(52%)となっており、これは世界7か国平均(37%)と比較しても著しく高く、旅行の際の重要項目となっている(図9)。

クレジットカードのポイントや特典、若年層を中心に積極的に旅行で活用

旅行時のクレジットカードの活用方法について聞いたところ、2025年に「ポイントを活用して旅行する」と回答した日本の回答者は52%と、世界7か国でインド(82%)に次ぐ2番目に多い割合となっている。日本の回答者の世代別では、Z世代とミレニアル世代が65%、X世代とベビーブーマー世代が46%と、世代が若くなるほど積極的にポイントを活用していることがわかった(図10)。

また、日本の回答者は「ポイントを使って旅行を予約すると、得した気分になる」(63%)、「宿泊やアップグレードにもっとお金をかけられるよう、お得な航空券を探したい」(62%)と、ポイントや特典などを活用してお得に旅行を楽しみたい意識にも強い傾向が見られた(図11)。

旅行で活用できるポイントや特典を得るためにクレジットカードで決済する機会について、日本は上位から「日々のお買い物のみ」(59%)、「日々のお買い物に加えてストリーミングサービス(NetflixやHuluなど)」(22%)、「日々のお買い物に加えて飲食関連のサービス(フードデリバリーサービス、食品の買い物、レストランの予約サービスなど)」(18%)となっている(図12)。

<アメリカン・エキスプレス 2025年 グローバル・トラベル・トレンド・レポート 調査概要>
・調査期間:2025年1月8日~13日
・調査対象国:世界7か国(米国、オーストラリア、カナダ、英国、日本、メキシコ、インド)
・調査対象者:年収5万ドル以上で、年に1回以上旅行をする成人
・調査方法:オンライン調査
・サンプル数:米国2,011人、オーストラリア1,022人、カナダ1,020人、英国1,015人、日本1,025人、メキシコ1,021人、インド1,023人
※調査結果の誤差はプラスマイナス2~3%。地域によっては国勢調査データの入手状況により、より少ないサンプル数で重み付けされている場合もある。

出典元:アメリカン・エキスプレス

構成/こじへい

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