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MetaがInstagramのティーンアカウントに新たな保護機能を導入、FacebookとMessengerにも適用

2025.04.13

Metaは2025年4月8日(米国時間)、Instagramのティーンアカウントに追加の保護機能を導入することを発表した。

この決定により、13歳から15歳の利用者は今後、保護者の許可なしにライブ配信を行なったり、不適切な画像がメッセージ(DM)でぼかされるヌード保護の設定をオフにすることができなくなる。

日本でも13〜17歳のアカウントは数か月内に移行が完了する予定

また、FacebookとMessengerでもティーンアカウントを拡大。まずはアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダで導入が開始される。

Instagramのティーンアカウントは2025年年1月から日本でも導入が始まっており、対象となる13歳から17歳の国内利用者のアカウントは今後数か月のうちに移行が完了する予定だ。

Metaは2024年、10代の利用者とその保護者向けの体験を再構築することを目指して、Instagramにティーンアカウントを導入した。ティーンアカウントには、子どもに連絡できる人や、彼らが目にするコンテンツを制限する保護機能が組み込まれている。

対象となる13歳から17歳のアカウントは自動的に移行し、13歳から15歳の利用者が設定を変更するためには保護者の承認が必要だ。

同社は、子どもたちに年齢に応じた体験を提供するためにはこの方法が最も有効だと考えており、実際にティーンアカウントに移行した13歳から15歳の利用者の97%がデフォルトの設定を維持しているという。

Instagramのティーンアカウントに新たな保護機能を追加

保護者は、知らない人が子どもに連絡をしてきたり、子どもが望まないメッセージなどを受け取ることに不安を感じている。

そこで、ティーンアカウントに既に組み込まれている保護機能に加えて、ライブ配信と、メッセージ(DM)に含まれる不適切な画像について新たな制限が追加された。

今回のアップデートによって、13歳から15歳の利用者は保護者の許可なしにライブ動画を配信することができなくなる。また、DMにヌードと疑われる画像が含まれる場合、画像を自動的にぼかすヌード保護の設定についても、変更するためには保護者の承認が必要になる。

これらのアップデートは今後数か月のうちに適用される予定だ。

■FacebookとMessengerにもティーンアカウントを拡大

Metaは、同社が提供するプラットフォーム全体において、保護者が10代の子どもの体験について安心感を得られるようにしたいという考えを表明している。

そこで、2025年4月9日よりFacebookとMessengerでもティーンアカウントの導入を開始する。

FacebookとMessengerのティーンアカウントもInstagramと同様の保護機能が自動で適用され、不適切なコンテンツや望まないやりとりを制限。利用時間が充実したものになるような設定が組み込まれている。

まずはアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダで導入し、他の地域の利用者にも提供が拡大されていく予定だ。

■ティーンアカウントについて保護者が感じていること

2024年9月に初めて導入を開始して以来、これまでに全世界で少なくとも5400万人の10代利用者のInstagramのアカウントがティーンアカウントに移行しており、各国での導入が進むにつれて、その数は今度さらに増える予定だ。

これらの10代利用者はアカウントの公開設定が自動的に非公開になったり、表示されるコンテンツの制限が最も厳しい設定になるなど、強化された保護機能のもとアプリを使っている。

また、夜間には通知がミュートされ、アプリを60分以上利用しているとリマインダーが届くほか、フォローしている人や既につながっている人以外からはDMを受け取ることができない。

ティーンアカウントは保護者が特に懸念を抱いている事項を考慮し、それらに応える保護機能を備える形で開発された。変更についての反応を理解するための調査を行なうなど、今後も保護者のフィードバックを継続して収集していくという。

■アメリカ国内の保護者の94%が「ティーンアカウントは保護者にとって役に立つ」

最近行なわれたIpsosによるMetaの委託調査では、米国の保護者を対象に、ティーンアカウントがどのように彼ら自身と10代の子どもに役立つかを聞いている。

それによれば、調査対象の保護者のほぼ全員(94%)がティーンアカウントは保護者にとって役に立つと回答した。また、85%がティーンアカウントによって、Instagramにおける子どもの体験がポジティブなものになるよう手助けしやすくなると回答している。

また大多数の保護者がティーンアカウントに自動的に組み込まれている保護機能は有益だと考えており、90%以上がそれぞれの機能が子どもの体験をサポートするのに役立つと回答した。

同社では今回の発表に際して、次のようにコメントしている。

「ティーンアカウントの導入は、プラットフォームにおける10代の利用者の体験を根本的に変える大きなアップデートです。現在の進捗に一定の成果を感じていますが、保護者と10代の利用者をサポートするための取り組みはこれで終わりではありません。Metaが提供するプラットフォームが10代の子どもにとって安全な場所であるよう、今後も取り組みを続けていきます」

関連情報
https://about.fb.com/ja/news/2025/04/instagram-teen-accounts-updates/

構成/清水眞希

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