
「自然との共生をドライブする」をミッションに掲げるNatureは、スマホHEMS「Nature Remo E」シリーズのデザインと機器の性能をリニューアルした第二世代モデルとして、「Nature Remo E2」「Nature Remo E2 lite」を2025年4月8日よりNature公式サイト、Amazonおよび楽天公式ショップにて発売を開始した。
製品リニューアルで通信安定性が向上
「Nature Remo E2」は、スマートメーターや太陽光発電、蓄電池、V2H、エコキュートなど、さまざまなエネルギー機器と連携。スマートフォンを使って電力の流れをリアルタイムでモニタリング・制御できるHEMSデバイス。「Nature Remo E2 lite」は、スマートメーターと連携し、家庭の電力使用量をリアルタイムでスマートフォンから簡単に確認できる電力モニタリングデバイスだ。
今回の製品リニューアルにより、スマートメーターのスキャン時間が半減され、通信成功率が向上したことで、これまでよりも通信安定性が向上した。今後は、更なるユーザー体験向上のため、多くのECHONET Lite機器タイプに対応していく予定だという。
■「Nature Remo E・E2」は国が新たに設けたGX志向型住宅の補助金要件にも適合
2025年度から開始されるGX志向型住宅の補助金制度において、「高度エネルギーマネジメントの導入」(※1)が補助要件の一つとして定められている。
具体的には、補助の対象となる住宅(戸建および共同住宅)に、「ECHONET Lite AIF仕様」に対応するHEMSコントローラを設置することを指しており、特定の製品(※2)が対象となっている。
「Nature Remo E」と「Nature Remo E2」は、この要件を満たす対象製品であり、補助金の申請に利用できる(※3)。
(※1) 国土交通省と環境省による合同事業「子育てグリーン住宅支援事業」におけるGX志向型住宅の補助要件。詳細:https://kosodate-green.mlit.go.jp/HEMS/
(※2) 対象製品の詳細:https://echonet.jp/product/aif/grid_name_base/controller/%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%a9/
(*3) 補助金の申請は「注文住宅の新築工事」、「新築分譲住宅の販売」若しくは「賃貸住宅の新築工事」を行う事業者が行ないます。工事発注者や住宅購入者となる一般消費者は申請者にはなれません。まずは建築事業者や住宅販売事業者にご相談ください。
「Nature Remo E2」製品概要
名称/Nature Remo E2
本体サイズ/高さ67×幅43×奥行き38mm
重さ/75g
通信規格/
・Wi-SUN(920MHz帯特定小電力無線方式
・Bluetooth Low Energy
・無線LAN IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz) ※2.4GHzのみ対応
電源/AC100V 50 / 60Hz
対応家電/太陽光発電システム、蓄電システム、スマートメーター等のECHONET Lite対応家電※
※ECHONET Lite対応家電をNature Remo E2から使用する際は、同一のネットワークに接続する必要があります。太陽光発電システムや蓄電池システムのネットワークが家庭のネットワークと独立していないか事前に確認してください。
ECHONET Lite Appendixバージョン/
・太陽光発電システム:H以降
・蓄電池システム:H以降
・V2Hシステム:J以降
・エコキュート:I以降
・スマート分電盤:E以降
・エネファーム:K以降
・瞬間式給湯器:J以降
「Nature Remo E2 lite」製品概要
名称/Nature Remo E2 lite
本体サイズ/高さ67×幅43×奥行き38mm
重さ/75g
通信規格/
・Wi-SUN(920MHz帯特定小電力無線方式)
・Bluetooth Low Energy
・無線LAN IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz) ※2.4GHzのみ対応
電源/AC100V 50 / 60Hz
対応家電/スマートメーター
構成/清水眞希