高級料理に近付けるためのコツ
続いて渡邉氏に、高級フレンチや和懐石などに近づけるための、オイル選びや食材選びや調理法のコツを聞いた。
●スープや野菜にオイルでフレンチ風に!
「スープやポタージュスープの仕上げにBOSCOシーズニングオイルをひとかけするだけで、風味をプラスでき、いつもの味がワンランク上に。副菜はグリル野菜がおすすめです。野菜をオーブンに入れる前にBOSCOシーズニングオイルをコーティングするように全体を絡め、グリルするとオイルの風味だけではなく、野菜の旨みを閉じ込められ、素材のおいしさを楽しめます。サラダならホワイトビネガーやバルサミコ酢に本オイルと塩、砂糖をプラスしてオリジナルのイタリアンドレッシングが作れますよ」
●和食の刺身や焼き魚を深みのある味に!
「日清やみつきオイル ごま油にんにくは、ごまや香辛料、香味野菜やコクのある味噌や醤油などの調味料と相性がいいですよ。生魚の醤油に垂らしたり、焼き魚、蒸し魚にかけたりするのがおすすめです」
●和食の味噌汁や筑前煮にオイルで香りが立つ!
「味噌汁に日清やみつきオイル ごま油にんにくを少し加えると、香りが立ち、食欲をかき立てます。筑前煮などの煮物を作る際に炒め油として、日清やみつきオイル ごま油にんにくを使用すると、香りを引き立てられます」
薬膳料理家直伝!かけるだけ、ちょい足しするだけのアイデア
米や野菜など身近な素材でも、ちょっとした工夫でお店のメニューに早変わり。ここでは、おうち薬膳レシピ研究家の曽谷由佳氏に3つのアイデアを教えてもらった。
【取材協力】
曽谷由佳氏
合同会社 ふわり薬膳 代表
ヒロコマナーグループ パートナー講師
薬膳講師・おうち薬膳レシピ研究家。身近な食材で心と身体を整える薬膳を提案。国内外から受講生が集まる人気講師として、オンライン講座やレシピ制作、イベント登壇など幅広く活動中。
https://fuwariyakuzen.jp/
1.おかゆにトッピングで薬膳風に
「おかゆに胡麻、昆布、漬物、鰹節、枸杞の実、浜納豆など、色々とトッピングするだけで豪華になりますよ」
2.ズッキーニ・ミニトマト・チーズだけでイタリアン風に
「ズッキーニとミニトマトのミルフィーユにチーズをのせてオーブントースターで焼けばイタリアン風の一皿になります」
3.いちじくに胡麻だれで懐石風に
「いちじくに胡麻だれをかけるメニューは、実際に懐石料理で提供されることがあります。手軽にできますよ」
本記事で紹介したのは、どれも手軽にできるのに、食卓が上品になりそうなものばかり。まずはいま自宅にあるものを使って試してみてはいかがだろうか。
取材・文/石原亜香利