
世界中のゲーマーが熱望した任天堂の次世代ハード機『Nintendo Switch 2』がついにそのベールを脱いだ。
2025年4月2日、オンライン番組「Nintendo Direct: Nintendo Switch 2」にて、新ハードの仕様をはじめ、新タイトルや旧作の移植版の紹介などがたっぷり60分以上にわたり紹介され、日本国内における最大同接数は328万9590人を記録。国内YouTube Live配信の日本記録を100万人以上上回る形で日本新記録を叩き出した。
多くのゲーマーが興奮冷めやらぬわけだが……その一方で、ハード自体のポテンシャルがどの程度のものかは、やはり触って遊んでみてこそわかるもの。その疑問を解消すべく、発表会翌日にメディア向けに行なわれた体験会で実際にNintendo Switch 2を触り、その進化ぶりを体感してきた。
美麗なディスプレイ、そして操作感バッチリな新型ジョイコン
Nintendo Switch 2はいくつかの新機能があるものの、ハードとしてのデザインは大きく変わっていない。基本性能を大きく向上させ、従来機が抱えた課題を改善したり、新しい遊びを楽しめる機能を盛り込む形で進化している。
最もわかりやすいのが、携帯モードでのプレイ時に使用する本体ディスプレイの変化だ。13.9mmという本体の厚みは変わらず、画面サイズが従来の6.2インチから7.9インチへと大きくなっている。解像度もこれまでの720pからフルHD(1080p)へと進化。HDR対応により、映像表現にも奥行きが感じられるようになっている。
筆者は有機ELモデルの旧型Switchを愛用しているが、それでもNintendo Switch 2の画面は明らかにワンランク上。携帯モードでもまったく妥協のないプレイ体験が実現していた。
左から私物のNintendo Switch Liteと有機EL版Nintendo Switch、そしてNintendo Switch 2。フルHD画質なので大画面かつ高精細な画質でゲームをプレイできる。
進化はディスプレイだけではない。両側に装着されているJoy-Con 2は、従来のスライド式から磁気脱着式へと変更された。この脱着感が非常に心地よい。背面のボタンを押すだけで簡単に取り外せる上に、装着時には吸い付くような感覚がある。磁力による固定とは思えないほど安定感があり、脱着そのものがちょっとした快感だ。
旧世代機の「カチャッ」と感は、磁気脱着という形でそのDNAがJoy-Con 2へと引き継がれている
取り外す際は、背面のボタンを押すことで突起が飛び出るので、Joy-Con 2が本体から離れる仕組みにになっている
さらにJoy-Con 2では、床に接して滑らせるとマウスのように操作できるようになった。体験ブースでは『スーパー マリオパーティ ジャンボリー Nintendo Switch 2 Edition + ジャンボリーTV』に新収録された、マウス操作専用のミニゲームをいくつか試遊したが、手の動きと画面内の挙動がリンクしているので、思わず夢中になるほど直感的な操作感だった。
ホッケーやスプレー塗りといった、マウス操作を活かしたミニゲームはどれも遊びごたえ抜群!左右どちらのJoy-Con 2でもマウス操作が可能
ディスプレイが大きくなった分、本体のサイズ、重量ともに大きくなっているものの、Joy-Con 2のグリップ感がよく、重さや持ちづらさはそこまで感じなかった。L/RボタンやSL/SRボタンはひと回り大きくなり、押しやすくなっている。ボタンの大きさや配置も指とのフィット感が意識されたものになっており、操作性に対する配慮とこだわりが随所に感じられた。
全体的に施されたマットな質感と、Joy-Con 2の両端にある緩やかな傾斜が、デザインに落ち着きと上品さを与えている。旧世代機と比べて洗練された印象で、おしゃれな空間でも賑やかな場でもスマートに溶け込めるのではないだろうか
Nintendo Switch 2 Proコントローラー。グリップ部分が少し小さくなり握りやすくなった他、重さは 約235gと、 Nintendo Switch Proコントローラーより約10g軽くなっている。