
日研フードは、ネットエイジア調査協力のもと、「花粉症に関する意識・実態調査2025」を実施し、その調査レポートを公開した。
花粉症対策として行なっていること、1位は「マスクをつける」、「アレルギーを緩和させる食品を摂る」は8人に1人が実践
同調査は、2025年2月3日~2月4日の2日間、全国の15歳~69歳の花粉症の人(花粉症と診断された人、または花粉症の自覚がある人)を対象に実施したもの。花粉症の症状が出る時期については、「3月」が75%で最多に。また、花粉症の薬を飲むことに抵抗感があるか聞いたところ、「抵抗感がある」は27.4%、「抵抗感がない」は72.6%という結果となった。
【調査結果】
・花粉症の症状が出る時期は「3月」が75%で最多
全国の15歳~69歳の花粉症の人(花粉症と診断されている、または花粉症の自覚がある人)1,000名(全回答者)に、花粉症の症状が出たことがある時期を聞いたところ、「3月」(74.6%)が最も高くなり、「4月」(69.9%)、「2月」(46.5%)、「5月」(43.8%)が続いた。立春の頃から初夏にかけて花粉症の症状に悩まされた経験がある人が多いようだ。また、「9月」(19.5%)や「10月」(20.2%)の秋口でも5人に1人が花粉症の症状に困っていることがうかがえる結果となった。
エリア別にみると、関東、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄では「3月」(順に82.5%、78.0%、70.8%、67.1%、68.5%)、北海道・東北と北陸・甲信越では「4月」(順に69.2%、71.9%)が最も高くなった。
・花粉症対策として行なっていること、1位「マスクをつける」
全回答者(1,000名)に、花粉症の対策として行なっていることを聞いたところ、1位「マスクをつける」(63.0%)、2位「花粉症の薬を飲む」(49.9%)、3位「手洗い・うがいをする」「目薬をさす」(いずれも47.3%)、5位「鼻スプレー点鼻薬をさす」(25.2%)となった。また、「アレルギーを緩和させる食品を摂る」は12.3%と、8人に1人が花粉症対策として実践していることがわかった。
花粉症の状況別にみると、花粉症と診断されている人では「花粉症の薬を飲む」(65.9%)が1位となり、花粉症と診断されておらず自覚のみの人(30.8%)と比べて35.1ポイント高くなった。
・「アレルギーを緩和させる“食品”があること」の認知率は40%
全回答者(1,000名)に、アレルギーを緩和させる食品があることを知っているか聞いたところ、認知率(「知っている」と回答した人の割合)は39.7%となった。
年代別にみると、認知率は40代では44.6%、50代では45.2%と他の年代と比べて特に高くなった。
食品の中には、アレルギーを緩和させる効果を有するものがあり、未熟温州みかんである“青みかん”を原料とした「未熟温州みかんエキス」は、花粉やハウスダスト、ホコリ等による鼻の不快感を軽減できると期待されている。
そこで、“青みかん”にはアレルギーを緩和させる効果が期待できることを知っているか聞いたところ、認知率は7.6%にとどまり、その効果がほとんど知られていないという結果となった。
・「花粉症の薬を飲むことに抵抗感がある」27%、60代では38%
花粉症の薬を飲むことに抵抗感があるか聞いたところ、「抵抗感がある」は27.4%、「抵抗感がない」は72.6%となった。
年代別にみると、「抵抗感がある」と回答した人の割合が最も高くなったのは60代で38.0%だった。
・「花粉症対策が施された職場に行きたいと思う」有職者の73%
有職者(636名)に、花粉症対策が施された職場に行きたいと思うか聞いたところ、「行きたいと思う」は72.8%となった。また、学生(178名)に、花粉症対策が施された学校に行きたいと思うか聞いたところ、「行きたいと思う」は73.6%となった。
花粉症の症状がある有職者・学生の大半が職場や学校に花粉症対策の実施を希望していることがうかがえる。
・花粉症が原因の困りごと、1位「鼻水が止まらなくなる」
全回答者(1,000名)に、花粉症が原因の困りごとについて、経験したことがあるものを聞いたところ、1位は「鼻水が止まらなくなる」(65.0%)、2位は「鼻をかみすぎて鼻が痛くなる」(55.1%)となり、鼻の不快感に悩まされるケースが多いことがわかった。また、3位「公共の場で咳・くしゃみが止まらなくなる」(38.8%)、4位「仕事や勉強に集中できない」(32.4%)、5位「お金がかかる(薬代や対策アイテム代など)」(31.7%)と続いた。さらに、「花粉症の薬で眠くなる」(25.4%)は4人に1人が挙げており、薬の副作用が悩みの種になることも少なくないようだ。
・花粉で鼻がムズムズしても完璧に演技をこなしそうな俳優の1位は?
最後に、全回答者(1,000名)に、花粉で鼻がムズムズしても完璧に演技をこなしそうな俳優を聞いた。
その結果、男性俳優では、1位「阿部寛さん」(62名)、2位「木村拓哉さん」(42名)、3位「大泉洋さん」(25名)となった。選んだ理由をみると、1位の「阿部寛さん」については「精神力が強く安定しているから」(10代男性)や「プライドがありそうだから」(20代女性)、2位の「木村拓哉さん」については「プロ意識が高いから」(50代男性)、3位「大泉洋さん」については「どんなこともこなしそうだから」(60代女性)といった意見があげられた。
女性俳優では、1位は「天海祐希さん」(53名)、2位「綾瀬はるかさん」(43名)、3位「橋本環奈さん」(35名)となった。選んだ理由をみると、1位の「天海祐希さん」については「かっこいいしプロ意識が高く何が起きても何の影響もなさそうだから」(20代女性)や「落ち着いているから」(60代男性)、2位の「綾瀬はるかさん」については「演技力が高いから」(10代女性)、3位「橋本環奈さん」については「凛としていそうだから」(30代男性)といった意見がみられた。
【調査概要】
調査タイトル:花粉症に関する意識・実態調査2025
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする全国の15歳~69歳の花粉症の症状がある人
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年2月3日(月)~2月4日(火)の2日間
有効回答数:1,000サンプル(男女・年代が概ね均等になるように抽出)
実施機関:ネットエイジア
※日研フード調べ
関連情報
https://aomikan.net/news/reseach
構成/立原尚子
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