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机が汚い人の頭の中はどうなっているのか?共通する特徴と意外な心理状態

2025.04.06

机が汚い人は、忙しさや物への愛着、完璧主義などが影響し、片付けが後回しになりがち。散らかっていても「何がどこにあるか分かる」と考える人も。職場では印象に影響するため、「とりあえず置き場」や「3週間ルール」、「週1リセット」で整理習慣をつけると効率アップ。無理なく続けられる方法を見つけ、快適なデスク環境を整えよう。

職場でふと隣の席を見ると、山積みの書類、散らばる文房具。「なんでこんなに机が散らかってるんだろう?」と気になったこと、ありませんか?

机が汚いと、職場では「だらしないと思われがち」というのも、よく聞く話です。机の上は、その人の仕事のやり方や性格が表れる場所。単なるズボラではなく、意外な心理が関係していることもあります。ここでは、机が汚い人の特徴や心理、そして今すぐ実践できる片付け習慣について見ていきましょう。

机が汚い人の特徴と心理

机が汚い人には、どのような特徴や心理があるのでしょうか? 一見無秩序に見える机の裏には、その人なりの理由があるのかもしれません。

(1)「どこに何があるか、ちゃんと分かっている」と言う

机の上が散らかっているように見えても、本人は「どこに何があるかはわかっている」と言うことが多いです。実際、「この辺に置いたはず…」と手を伸ばし、スッと必要なものを取り出す姿に、周りが驚くこともあります。

とはいえ、あまりにも書類やファイルが山積みになっていると、探し物に時間がかかることも。「確かに分かっているけど、すぐには見つからない」ということが増えてしまうと、仕事の効率に影響するかもしれません。

(2)周りの人の机にはみ出しても気にしない

机が汚い人の中には、書類やモノが隣の人のスペースにはみ出してしまっても、あまり気にしないタイプもいます。中には、山積みの書類が雪崩を起こし、隣の人のスペースに侵食してしまうことも…。

実際に、「同僚の机の境界線にバリケードを作った」という人もいるほど。それでも、本人は意外と気にしていないところが、このタイプの特徴かもしれません。

(3)仕事が忙しくて、片付ける余裕がない

次々とやるべきことが押し寄せて、「終わったら片付けよう」と思いながらも、気づけば机の上がどんどん散らかっていく…。そんな状況に陥りやすいのがこのタイプです。特に、クリエイティブな仕事をしている人や、プロジェクトを複数並行している人ほど、机の片付けは後回しになりがち。

また、「片付いた机よりも、少し雑然としているほうがアイデアがひらめきやすい」と感じる人もいます。ただ、整理された環境のほうが集中力が高まるという研究もあるため、忙しいからこそ、片付ける時間を少し作ることで、結果的に仕事の効率が上がることも。

(4)「もったいない」と思いがち

昔の書類やメモ帳、イベントのノベルティなど、「いつか使うかも」「思い出があるから捨てられない」と思って、なかなか整理できないタイプもいます。特に、ものに対する愛着が強い人ほど、「捨てる=もったいない」という気持ちが強く、整理整頓の妨げになってしまうことがあります。

(5)片付けるべきか迷ってしまう

机が汚い人の中には、物を「捨てる or 残す」「どこに収納するか」の判断がつかず、迷ってしまう人も。「とりあえず置いておこう」と先延ばしにするうちに、机の上が物であふれてしまうことが特徴です。

また、定位置が決まっていないため、使った後にどこに戻せばいいのか分からないことで、とりあえず机の上に置いておいたらどんどん増えてしまったという悪循環に陥りやすい傾向も。

(6)「完璧に片付けたい」と思いすぎて動けなくなる

意外かもしれませんが、完璧主義の人ほど机が散らかりやすいことがあります。「どうせ片付けるなら、ベストな収納方法を見つけなきゃ」「大事なものを間違って捨てたらどうしよう」と考えすぎてしまい、なかなか行動に移せないのが特徴です。

また、「一気に全部片付けよう」と思い過ぎて、途中で挫折してしまうことも。やるべきことが膨大になり、「今日中には終わらないかも…」と感じてしまうと、もういいやと後回しにしてしまうことも少なくありません。

今日からできる! 片付け習慣のつくり方

机の片付けが大事なのはわかっていても、「どこから手をつければいいのかわからない」「気づいたらまた散らかってしまう」という人も多いのではないでしょうか?
ここでは、今すぐ始められる片付け習慣を3つ紹介します。

(1)「とりあえず置き場」を作る

机の上に、どこに置くか迷うものを入れる「とりあえずボックス」を作ってみましょう。「すぐに片付けなきゃ」と思うと負担になりますが、後で整理する場所が決まっていれば散らかりにくくなります。

(2)書類は「3週間」を整理の目安にする

取っておいた資料やメモがどんどん溜まってしまう…そんな人は、「3週間経っても使わなかったものは処分する」ルールを作ってみましょう。

また、1週間以内に使うものは、机の上やすぐ手の届くところに置いておき、 1ヶ月以内に使うものは引き出しに収納、3週間経っても使わなかったものは思いきって処分します。

スキャンしてデータで保管しておくのもおすすめです。このルールを決めておくだけで、机の上の書類が必要以上に溜まらなくなりますよ。

(3)週に1回「リセットの日」を作る

机は毎日キレイにしなくても、週に1回、5分だけ片付ける時間を作るだけでも、散らかりすぎる前にリセットできます。毎週金曜日など、曜日を決めると習慣になりやすいです。そのときに、「とりあえずボックス」の中身を見直すと、自然と不要なものが減りますよ。

机の状態は、働きやすさにもつながる

机が散らかってしまうのには、いくつかのパターンがあります。集中しているうちに片付ける暇がなかったり、ものを大切にしたい気持ちがあったり、完璧を求めるあまり手が止まってしまったり…。

とはいえ、整理整頓された環境は、仕事のスムーズさや職場での印象にも影響するもの。「とりあえず置き場」や「3週間ルール」などの小さな工夫を取り入れるだけで、仕事の効率も上がり、気持ちも軽くなるかもしれません。無理なく続けられる方法を見つけて、自分に合ったデスク環境を整えていきましょう。

机は毎日キレイにしなくても、週に1回、5分だけ片付ける時間を作るだけでも、散らかりすぎる前にリセットできます。毎週金曜日など、曜日を決めると習慣になりやすいです。そのときに、「とりあえずボックス」の中身を見直すと、自然と不要なものが減りますよ。

文/高見 綾
心理カウンセラー|“質上げ女子”のお悩み相談。カウンセラー養成コースで豊富な臨床経験を積み、心の世界で学んだことを現実に活かすアプローチに高い評価をいただく。相談数4千超。著書は『ゆずらない力』(すばる舎)。

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