最新機器で自宅でのセルフケア
パナソニック 光エステ スムースエピ パワー&クール ES-WG0B アタッチメント フェイス&ボディ用/I・Oゾーン用/ワイド オープン価格(市場想定価格:118,800円※消費税込み・編集部調べ)
セルフでムダ毛ケアを行う場合の機器も進化している。2025年3月に2機種を発売したパナソニックに話を聞くと、介護脱毛を意識する時期には、自分自身の子どもたちが思春期で、家族で使えるからと購入を決める場合もあるという。
白髪になる前にと意識するユーザーは多いようだ。今シーズン、冷却機能をパワーアップした「光エステ スムースエピ パワー&クール ES-WG0B」は、約5度の照射面で冷却できるクールプラスモードを新たに搭載し、太い毛に対してより低刺激な照射を可能にしている。
I・Oゾーン用アタッチメントは、出力が従来商品より40%も向上したそう。パナソニックの調べでは、セルフケアユーザーの増加を受け、男性のひげやVIOなどに対応できるモデルを開発したのだという。
パナソニック ビューティーブランドマネジメント部 高橋瑠菜さん。
「1人で行うのか、人に見られるのかということを考え、施術してもらうのがはずかしいという理由から、セルフケアを選ぶ人もいるようです。また、クリニックだと刺激が強すぎる場合もあるようです。」(パナソニック 高橋さん)
光エステ スムースエピでは、エステサロンと同様のIPL技術を搭載している。ムダ毛ケアは痛みが伴うものというイメージがあったが、冷却効果が上がっているからか、筆者が試したところ、ほぼ痛みを感じることはなかった。
(左)パナソニック 光エステ スムースエピ パワー&クール ES-WG0B/(右)光エステ スムースエピ スキンクリア ES-WP9B アタッチメント ボディIVゾーン用/スポットケア用/フェイス用/I・Oゾーン用 オープン価格(市場想定価格:63,000円※消費税込み・編集部調べ)
今回、新登場したのは2機種あり、先ほど紹介した上位機種「光エステ スムースエピ スキンクリア ES-WP9B」は、以前クリニックに通っていて、残りの毛が気になる人は、この機種がおすすめだそう。
2機種の違いは、アタッチメントの種類と出力パワーの違いになる。VIOのムダ毛ケアをメインに考えるなら、上位モデルがおすすめとのことだ。
「クリニックに通うなら、5回前後、サロンでも約10回通うことを考えると、セルフで行う回数は多くなりますが、家族でシェアして使えますし、コストパフォーマンス高く使っていただけます。」(高橋さん)
確かに、使用する時間自体は短いため、家族それぞれのタイミングで使用可能だ。実際、パナソニックの調べでは、スムースエピ購入者のうち約4割が家族でシェアしているということがわかっている。
アタッチメントにはそれぞれどの部位用なのか記されている。
使い方は簡単。電源を入れ、レベルを合わせたら、ケアしたい部分に当てるだけ。レベルは、まずは1から試して、上げていくのがいいそうだ。
セルフケアで一番難しいと感じたのは、施術するポイントが自分で目視することがむずかしいこと。取扱説明書には、鏡を用いてどのような体勢で行うのがよいのか参考例も記されていたが、体が硬い場合、なかなか難しいのではないかと感じた。
「片方の足を椅子にのせるなどすると照射しやすいですよ。」(高橋さん)
白髪になる前にというのもあるが、体に柔軟性があるうちにというのも、セルフの場合、意識しておくのもいいかもしれない。
今回は、パナソニックの最新機種で体験してみたが、セルフで行うための機器を購入する場合の注意点も教えていただいた。
「実際の効果と刺激の低さを、試してから購入するのがいいと思います。店頭で、腕などで試すことができる場所もあるので。安い買い物ではないので、エビデンスや口コミも参考にしてください。」(高橋さん)
パナソニック以外も視野に入れて、実際に試してから購入してという言葉には、新機種へのこだわりや自信が感じられる。
ユーザーの中で、排せつ物がつくI・Oラインのムダ毛ケアを希望する40代以上の女性の割合が上昇していることも考え、さらに低刺激で、使いやすいものを開発していきたいという高橋さん。
スムースエピを使用する前に毛を剃るのだが、デリケートゾーンのため、傷をつけないようやさしく剃ることができるVIO専用のシェーバーもラインアップしているところはうれしい。毛が残っていると、その毛に反応して焦げたにおいがするから忘れずに行いたい。
「ムダ毛ケアの手段は、それぞれメリット、デメリットがあります。自分に合わせて選んでください。」(高橋さん)
医療脱毛後、数年経って毛が生えてきたときにはセルフで行うこともでき、なにより自宅のすき間時間に行えるのはポイントが高いといえそうだ。
まとめ
■医療脱毛
メリット
・同じ毛根から毛が生えてくることがない
・医師や看護師が常駐している安心感
デメリット
・コストが高い
・通わなければならない
■自宅でのセルフケア
メリット
・家族でシェアもできコスパが高い
・人に見られることなく処理できる
デメリット
・見えにくい部分のため処理するのがむずかしい
・デリケートな部分のため肌を傷つける心配がある
介護脱毛をすることが主流になりそうな中、脱毛の方法は、自身のライフスタイルに合わせて選ぶことができるのは便利だ。
ただ、どちらの方法の場合も、行う前に毛を剃る必要があり、そのときに除毛剤を使用するのはNG。レーザーが反応しなくなることや肌トラブルの原因になることもあるためだ。
また、デリケートゾーンの保湿ケアも大切で、乾燥している場合、痛みを強く感じることもあるそう。お手入れをうっかりしがちな部分だけに、意識しておきたい。
取材協力
ウィルビークリニック(Willbe Clinic)
https://willbe-clinic.com/
パナソニック
https://panasonic.jp/body/
取材・文/林ゆり
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