
電動歯ブラシは手軽で便利な反面、磨き方を間違えると効果が半減してしまうことも。本記事では「Oral-B」「ドルツ」「オムロン」「フィリップス」の人気モデル別に、それぞれが推奨する正しい使い方や注意点を詳しく紹介。飛び散り防止グッズやお手入れ方法もあわせて解説しているので、電動歯ブラシを使いこなしたい方はぜひチェックしてみてください。
目次
電動歯ブラシは便利なアイテムですが、磨き方を間違えるとキレイに磨けていないかもしれません。今回は、商品ごとに推奨している磨き方を中心にご説明します。
電動歯ブラシの磨き方を、「ブラウン オーラルB」「ドルツ」「オムロン」「フィリップス」の商品ごとに推奨しているやり方をご紹介します。
電動歯ブラシの磨き方・使い方【Oral-B by Braun】
「Oral-B by Braun」の電動歯ブラシは高速回転によって歯垢を除去しているので、通常の歯磨き粉を使うと、研磨剤によって歯が削られてしまう可能性もあるので、ジェルタイプのものがおすすめ。
歯に軽く当てるだけで効率的に磨けるので、横や縦にゴシゴシと動かす必要はありません。
電動歯ブラシ「オーラルB」での磨き方や磨く時間は?
電動歯ブラシ「オーラルB」で推奨している磨き方やブラッシング時間、ブラシ交換する頻度をブランド担当者にお聞きしました。
■電動歯ブラシ「オーラルB」での磨き方
電動歯ブラシ「オーラルB」は、歯に当てるだけで効率的に磨くことができます。横や縦にゴシゴシと動かす必要がなく、ブラシを当ててゆっくりと移動させるだけで磨けます。また、適切なブラシ圧をガイドしてくれるモデルには、押し付け防止センサー付き。押し付けすぎ(赤色)にならないように磨きましょう。
■どのぐらいの時間磨けばいい?
歯科医が推奨している「オーラルB」のブラッシング時間は2分。適切なブラッシング時間で毎日のケアを心がけましょう。
■替えブラシの交換は3か月ごとに
歯垢除去力をキープするためにも、替えブラシは3か月ごとに定期的に交換することをおすすめしています。
■「Oral-B by Braun」の電動歯ブラシは長い間使わないと充電できないこともある
充電池の性質上、長時間放置すると充電しにくい「不活性状態」になるので、もとの「活性状態」にする必要があります。なので、購入後初めて使う時や、半年以上使わなかった場合、連続して24時間程充電する必要があります。
【参考】スイッチを押しても動かないのですが、故障でしょうか?
電動歯ブラシの磨き方・使い方【ドルツ】
ドルツには大きく分けて「DT/DP/DA/DLシリーズ」と「DMシリーズ・ポケットドルツ」の2種類あります。機種によって推奨されている使い方があります。
「ドルツ DT/DP/DA/DLシリーズ」の動かし方
ブラシ自体が歯科衛生士が推奨している動き方(ヨコ動き)をします。なので、ゴシゴシと動かさず、ずらすようにゆっくりと動かしましょう。
「ドルツ DMシリーズ・ポケットドルツ」
先ほど紹介した「ドルツ DT/DP/DA/DLシリーズ」とは違って、ヨコ方向の動きがありません。なので、手磨きと同じように本体を動かして磨きます。
■電動歯ブラシ「ドルツ」の磨き方を動画でもチェック!
電動歯ブラシ「ドルツ」での磨き方は、動画でも紹介されています。正しく丁寧に磨くためにも、ぜひチェックしてみて下さい。
音波式電動歯ブラシの磨き方・使い方【オムロン】
手磨きのように力を入れて磨くのではなく、ブラシの毛先が触れるぐらいに軽く当てて上あごの奥から下あごの奥へと順に磨くのがおすすめです。
また、ブラシの動かし方は、1・2歯ずつ横方向に移動させながら磨くのが大切です。
歯面やかみ合わせ面には歯に対してブラシを90度、歯と歯ぐきの間は毛先が歯ぐきの溝に入るようにブラシを45度、前歯の裏や歯並びの悪い所はブラシをタテに当てて歯面に沿って1本ずつ磨くことが大切です。