高額な入会金、年会費が必要ながら、企業経営者を中心に入会者が急増中という高級人間ドック。今回はSBIグループ「SBIメディック」が運営するプレミアム人間ドックを、本誌でもおなじみの鳥海高太朗さんが体験!
航空・旅行アナリスト
鳥海高太朗さん
テレビやラジオなどで旅行情報を中心に発信。取材、プライベートを問わず、日々国内、海外ともに飛び回る。最近ダイエットの効果が出てきた。46歳、趣味はゴルフ。
〝人間ドックの概念が変わる〟セレブ人間ドックのリアル
東京駅八重洲口「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」という抜群の立地。目的の人間ドックはその9階にある。運営するのは、北尾吉孝氏率いるSBIホールディングス傘下の「SBIメディック」。経営者中心に最上級の健康管理サービスを提供しており、会員は2日間で約200項目を検査する専用ドックの受診が可能だ。
会員の健康管理を担うのは、東京国際クリニックの高橋通院長。「全身疾患との関連性が高い歯科との連携も大きな特徴です。経営者は自らの健康管理が最低条件。最近は30〜40代の方も多く、意識の高さに驚きます」
今回はその一部を体験したが、特に印象的だったのはカウンセリングの丁寧さ。30~60分という長い時間を割き、医師が詳細に説明、精密検査が必要な場合は提携医療機関での早期治療につなげる。今回、筆者は抵抗のある内視鏡検査について宮崎郁子副院長に伺ったが、「こちらでは鎮静剤を使用してラクにできるので、怖がらず相談を」とのこと。多忙な経営者が気軽かつじっくり相談でき、健康管理を安心して任せられるのも大きなメリットといえそうだ。
そして検査結果はというと、見た目に反し、健康的な数字に。10年近くお酒を週2回にし、7時間以上の睡眠を心掛けてきたおかげ? と分析するが、高橋院長からは「もう少し体重を落として」、宮崎副院長からは「内視鏡で一度チェックを」とのアドバイス。「こんな人間ドックなら毎年受けたいな」と思いつつ、お弁当を完食、クリニックを後にしたのだった。
開放的でストレスフリーなラグジュアリー空間
プライバシーが配慮された会員専用のエントランスを入るとレセプション、その奥にはエグゼクティブラウンジが。検査前の緊張も忘れてリラックス!
オシャレ検査着に着替えていざ検診!
予兆を見逃さない!最先端の検査体制
最新のMRIやCTといった検査機器、最先端のAIを活用した内視鏡・超音波などの検査を組み合わせて各臓器をくまなく検査。最先端医療の活用により、予兆段階から病気の芽を摘み取ることを目指している。
AI内視鏡や最新のCT、MRIを複合的に活用
専任チームによるきめ細やかなカウンセリング&フォローアップ
実際に検査を受けている中で強く感じたのが、医師とスタッフ間の情報共有体制。主治医、看護師、コンシェルジュデスクがチームとなり、親身にサポート。相談しやすい雰囲気で、つい長話に。
特別室でゆっくり相談
東京駅を見下ろす開放感。抜群のガラス張りルームで点滴
人間ドックでの採血のほか、日々の悩みや疲れに応じ、会員価格で各種点滴治療も可能。今回は、高濃度ビタミンC点滴で元気をチャージ。眺望抜群の場所でリフレッシュ!
行き交う新幹線が眼下に