世界初の”サイクリスト対応”歩行者用エアバッグを新搭載
基本的な安全性能の進化も見どころで、北米仕様にない世界初の”サイクリスト対応”歩行者用エアバッグを新搭載。実際にその展開実験を目の当たりにしたが、瞬時にフロントウインドーに凹型に展開するエアバッグであり、左右のAピラーを覆う部分を長くすることでサイクリストに対応したものとなる。
新型フォレスターは純正アクセサリーにも力が入っている。顔つきの印象をガラリと変える一体型フロントグリル、ドアパンチ防止としてだけでなく、ロープを付随させることでアウトドアでの使い勝手を広げるボディサイドプロテクターのほか、富士山を含む10種類もの名山(日本9+アメリカ1)をモチーフにしたデカール、そしてフォレスターでアウトドア、車中泊を楽しむ際に絶好の、スバルの純正アクセサリーとして初のリヤシートバックエクステンション(不使用時はコンパクトに畳める)、折り畳み式マット、全周サンシェードなど、膨大な数のアクセサリーを用意している。
車中泊対応としては、リヤシートバックエクステンションを使うことで、後席を格納した時のフロア長、ベッド長は185cmまで拡大(なしではフロア長155cm)。ゆとりある室内空間の中で、大人でもゆったりと横になることができるベッドルームアレンジが可能になるわけだ。新型フォレスターでは、そうした純正アクセサリーによるカスタマイズも大きな楽しみになりうるということだ。
@DIMEではこのあと、袖ケ浦フォレストレースウェイで乗った、新型フォレスターのプレミアムEX(ストロングハイブリッド)とSPORT EX(1.8Lガソリンターボ)グレードのプロトタイプ試乗記をお届けする予定だ。
文/青山尚暉
写真/スバル 青山尚暉