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ボルボの最上級SUV「XC90 Ultra T8 AWD PHEV」に死角はあるか?

2025.03.29

現時点での国内で買えるボルボのフラッグシップ、3列シートSUVが「XC90」だ。その本国デビューは2014年、日本国内の導入は2016年だった。それからずいぶん月日が経つが、今回、TV CMでも放映されているように、2025年後期モデルとして一部変更が行われた。

日本導入当時のXC90 撮影 望月浩彦

最上級のSUVとして、一段と満足できる仕上がり

ここでXC90の概要を説明すると、ボディサイズは全長4955×全幅1960×全高1775mm。ホイールベース2985mm。車重2300kg(XC90 Ultra T8 AWD PHEV)。最低地上高210mm。駆動方式は全グレードともにAWDとなる。

パワーユニットは2Lターボエンジンを基本に、2タイプあるB5グレードはエンジン250ps、36.7kg-m。マイルドハイブリッドとなるモーターが10kW、40Nm。WLTCモード燃費12.0km/L。そして今回試乗した1294万円のプライスタグを付けるXC90 Ultra T8 AWD PHEVグレードはエンジン317ps、40.8kg-m、フロントモーター52Kw、165Nm、リヤモーター107Kw、309Nmと俄然、強力になり(バッテリー容量の拡大やeブーストによる)、WLTCモード燃費は13.3km/Lを達成。組み合わされるミッションは全車8ATとなる。PHEV狙いであれば気になるEV走行可能距離は最大73kmとされている。

まず、エクステリアだが、フロントグリル左右異方向の斜めのラインでつないだアイアンマークと呼ばれるデザインに変わっている。これだけでもずいぶん印象が違う。実は、エクステリアの変更はそこだけ。従来通り、エアーサスペンションと組み合わされるピレリPゼロ、275/35R22サイズの大径タイヤと組み合わされるホイールデザインが新しくなっている程度。細かいことで言えば、PHEVの充電リッドが丸形から四角に変わっているぐらいだ。

一方、インテリアは、前型XC90のオーナーであれば、一目で新しさを実感できるに違いない。センターディスプレイがピクセルアップした高精細の11.2インチサイズに大型化され、収納の拡大、エアコンアウトレットバーの縦型化、デコパネルなどが新しい。

また、インフォテイメントシステムの大型化、変更に伴い、ドライブモードが画面下に常に表示されるなど、ほとんどの機能操作がワンアクションで行えるようになったのも、使い勝手面での小さな、いや絶大な進化と言っていいだろう。

そんな改良を受けたXC90 Ultra T8 AWD PHEVのドアを開け、運転席に乗り込み、ドアを閉めれば、8年前に初めてXC90に触れた際にも感じられた、外界と完全に遮断されたかのような車内の静かさ、安心感に包まれる。聞けば、すべてのピラーに発砲充填剤を、エンジンルームとキャビンを仕切るバルクヘッドに遮音材を追加するなどの、車内の静粛性対策がさらに施されているという。

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