セットアップの手間がいらないBenQのシミュレーションゴルフ用プロジェクター「AK700ST」「AH500ST」

2025.03.29

ベンキュージャパンは、シミュレーションゴルフ用プロジェクターの新製品として、「AK700ST」と「AH500ST」を2025年3月28日に発売する。価格はいずれもオープン。

「AK700ST」は「自動ぴったり補正」機能を搭載した4K UHD解像度モデルで、「AH500ST」は史上最短焦点設計のフルHD解像度モデル！

いずれも、DLP方式を採用したシミュレーションゴルフ用のプロジェクター。「AK700ST」は、リモコン1つでフォーカスや画像の歪みを自動調整できるBenQの独自技術「自動ぴったり補正」機能を搭載する4K UHD解像度モデル。「AH500ST」は、BenQゴルフ用プロジェクター史上最短となる1.1mの距離から最大で約100インチの映像表示を実現するフルHD解像度モデルとなる。

↑AK700ST

↑AH500ST

■主な特徴

・長く使っても色彩表現の劣らないDLP投影プロジェクター

Digital Light Processing（DLP）は、世界のデジタル映画館の90%、デジタルIMAXシアターの100%で使用されている主要な投影技術。コントラストが高く、経年劣化もしにくいため、長く使用しても色彩表現が劣らず、現地でプレイしているかのような臨場感を味わえる。

・高輝度＆高コントラストを実現する4000ルーメンのレーザー光源

両製品のレーザー光源は4000ANSIルーメンの高い輝度とコントラスト比によって、深みのある黒、鮮やかで豊かな色彩、繊細なディティールをどのような照明条件でも再現し、立体感と臨場感のある映像を表現する。

また、低発熱で、起動やシャットダウンも非常に早く、すぐにプレイを開始することができる。さらに、BenQのレーザー光源技術は、省電力に優れており、24時間稼働が可能。ランプ式のプロジェクターの場合、約2,000～3,000時間の寿命であるのに対し、レーザープロジェクターは約20,000時間の長寿命を実現する。

・ゴルフシミュレーターに最適な自動投影補正＆電動フォーカス機能

「AK700ST」に搭載するBenQの独自技術である「自動ぴったり補正」機能では、オートセンサーによって自動でスクリーンの形状を検出。これにより適した解像度を維持しながら投写画面のアスペクト比を自動で補正する。

一方、「AH500ST」は、BenQ独自の全画面設定機能「スクリーンフィット」により、画像が歪みなく画面がフィットするように1:1、4:3、16:9、16:10のネイティブ解像度に自動的に切り替わる。

また、両製品ともに「クイックフォーカス機能」や「角合わせ」機能を搭載しており、リモコンのフォーカスボタンを押すだけで、微調整してシャープな映像を簡単に実現、四隅の角をスクリーンにぴったりと合わせることが可能。

さらに、「AK700ST」は光学1.2倍ズームの柔軟性を備えた高性能な電動レンズを搭載しており、画質を損なうことなく、簡単にスクリーンサイズを調整できる。

・シミュレーションゴルフのために設計された短焦点レンズ

プレイヤーの影の映り込みを防ぐためには短焦点であることが必須である一方で、焦点距離が短すぎるとプレイヤーの前方にプロジェクターを設置することとなり、スイングの際に接触のリスクがある。

そこで、「AK700ST」では投写比が0.69～0.83、投写距離が1.5mで約100インチ、「AH500ST」では投写比が0.5、投写距離が1.1mで約100インチの短焦点レンズを採用。プレイエリアから離れた後方にプロジェクターを設置することができるので、影の映り込みやプロジェクターへのクラブ接触リスクを気にすることなく、ゴルフプレイに没入できる。

■主な仕様

※ 投写距離はアスペクト比4:3設定の場合を示しているが、実際の距離とは誤差がある場合がある。
※ 16:10や16:9の設定も可能。
※ ななめ投写時はスクリーンへの入射角度により投写距離が変わる。また、プロジェクターからスクリーンへの打ち下ろし角度、打ち上げの角度によっても投写距離が変わる。

構成／立原尚子