究極の精緻さと優雅さを兼ね備えたピアジェの複雑機構腕時計「ポロフライングトゥールビヨンムーンフェイズ」

2025.03.29

ピアジェは、複雑機構の頂点「ピアジェポロフライングトゥールビヨンムーンフェイズ」を2025年内に発売することを発表した。

フライングトゥールビヨンとアストロノミカルムーンフェイズ表示を融合させた複雑機構の頂点

グレーとブルーのチタンで装われたピアジェポロは、現代的な複雑機構の探求を続けている。そのデザインはピアジェスタイルの特徴である、最も優美な薄さ、最も大胆な素材、最も生来のエレガンスから逸脱することはない。

1979年の発表以来、時計界のアイコンとなり、純金製ブレスレットウォッチにより「スポーツシック」のトレンドを独自の解釈で具現化してきたピアジェポロ。

2021年にスケルトンムーブメントで高度な技術を示し、2023年には薄型パーペチュアルカレンダーでさらなる進化を遂げたピアジェポロは、2025年、フライングトゥールビヨンとアストロノミカルムーンフェイズ表示を融合させ、複雑機構の頂点へと到達した。

アルティプラノアルティメートコンセプトトゥールビヨンにより、その存在感を示したフライングトゥールビヨンは、今、ピアジェのもう一つの名作ケースにその鼓動を吹き込み、精緻さと優雅さの偉業を継承。

ポエティックかつ象徴的なこの複雑機構の舞台に登場するにあたり、ピアジェポロフライングトゥールビヨンムーンフェイズはピアジェの特徴的なビジュアルや歴史におけるシグネチャーカラーであるブルーを身に纏った。

ピアジェスタイルにおけるシグネチャーは、見た目の美しさだけではなく、技術面においてもしっかりと根付いている。卓越した薄型デザインに忠実に、ピアジェポロフライングトゥールビヨンムーンフェイズは厚さ9.8mm。

これは、厚さわずか4mmの642Pキャリバーにより実現した。ピアジェポロフライングトゥールビヨンムーンフェイズは、44mmのチタンケースにポリッシュ仕上げとサテン仕上げが交互に施され、予想を遥かに上回る豪華さを演出する。

軽量で耐久性の高いこの素材は、その希少性からではなく、卓越した性能により貴金属合金の中で確固たる地位を確立した。その優れた性能の一つとして、PVD加工を施しても全ての性質が保持されることが挙げられる。

この新作ウォッチは、ブルーのケース側面とリューズインサートを備え、ダイヤルの色合いおよび、1979年のピアジェポロ誕生以来受け継がれてきた特徴的なビジュアルである、ゴドロン装飾と調和している。

642P自社製手巻ムーブメントは、厚さ4mm、キャリバー600Pの薄型構造およびフライングトゥールビヨン、P型のトゥールビヨンケージを継承。

さらに、月齢表示に必要な部品がわずか0.5mmの厚さで組み込んでいる。その理由は、この天体を反映する複雑機構が、控えめでありながらも高いパフォーマンスを持つピアジェポロフライングトゥールビヨンムーンフェイズと調和を成すべきだからだ。そのため、月齢は天文学的な精度で表示される。

地球と月の相対速度により、両者の周期には僅かなずれが生じる。ムーンフェイズ機構により、このずれを再現する精度が異なる。

ピアジェの卓越したウォッチ技術と厳格な技術基準により、このずれが積み重なり、キャリバー642P が示す月齢と実際の天体に1日分のずれが生じるまでには、122年という長い時間を要した。

このずれは、ピアジェポロフライングトゥールビヨンムーンフェイズの月齢表示を、9時位置に配されたコレクターで調整することで、補正することができる。

文字盤側には分目盛りと6時位置のムーンフェイズ表示、裏面にはムーブメントが見える透明なサファイアケースバック。ピアジェポロフライングトゥールビヨンムーンフェイズを手首に装着したときに、その真価が明らかになる。

それは薄型でエレガント、軽量で快適な着け心地、そしてどのような場面でも輝きを放つ洗練されたデザインだ。

モデル名：Piaget Polo Flying Tourbillon Moonphase / ピアジェポロフライングトゥールビヨンムーンフェイズ
価格：16,456,000円（税込/予価）
発売：2025年内予定

仕様：
薄型チタン製ケース（厚さ9.8mm）
ケース径44mm
自社製642P手巻ムーブメント
ムーンフェイズ
サファイアシースルーケースバック
インターチェンジャブルシステム（アリゲーターストラップ・ラバーストラップ付属）

構成／Ara