
洗練された街並みと歴史が織りなす文京区目白台。その閑静な高級住宅地に、ベネッセの有料老人ホーム最上位シリーズ「アリア」30か所目、都内では25か所目となる『アリア護国寺』が2025年3月に開設され、優美な姿を現しました。
縁側や応接間のような役割を果たす多目的室
「アリア」は、各ホームの立地や周辺環境、歴史を踏まえ、エントランスから外観、館内のインテリアに至るまで、すべてデザインが異なることも特徴のひとつです。『アリア護国寺』のシャープかつスタイリッシュな外観からは、この建物が介護付き優良老人ホームとはにわかには思えません。
館内に一歩足を踏み入れると、格式高いインテリアと温かみのある空間が広がります。エントランスラウンジは吹き抜けになっていて、大型の窓と相まり“贅沢な空間”という印象。クラシックスタイルを基調としたインテリアや装飾デザインに加え、自動演奏の流れるピアノが寛ぎのひとときをもたらします。
エントランスラウンジに続く多目的室には座り心地の良い椅子とテーブルがゆったりと配置されていました。仲が良い友人でも「自室に招くのはちょっと……」と思う人は多いもの。入居者同士のお喋り、出かける前の待ち合わせ場所としても使え、『アリア護国寺』の「縁側」であり、「応接間」といった印象です。
またハイクラス・シニアレジデンスの入居者には、保険や株の外交員や銀行員、税理士との相談の機会が多く、打ち合わせスペースとしても最適です。さらに1階には2つのファミリールームがあり、計4つの異なる空間は、縁側、応接間、居間として、さまざまな来客に対応できるようになっています。
旬の食材で食の歓びを享受するダイニング
1階は“パブリック”な性格を持たせた一方で、2階から最上階となる5階までは、暮らしを楽しむための“プライベート”な役割が強い空間が揃っています。
最上階のダイニングルームには南、東、西の3面に窓があり、とても明るく開放的です。『アリア護国寺』は高台にあることから遮るものがなく、ダイニングルームからつながるテラスやバルコニーからの眺めは「空が広い!」。この眺望も同ホームの魅力だと感じました。
誰もが気になる “毎日のごはん”ですが、ここで提供される食事は、身体のなかから健康を育み、美を追求し、サスティナビリティをも意識したアリアシリーズ独自の取り組み「Proud Food」によるもの。旬の食材とスーパーフードを組み合わせた彩り豊かな献立はダイニングルームと並ぶ厨房でつくられた出来立てを味わえ、一人ひとりの咀嚼・嚥下機能に合わせた5つの形態食から(ソフト食を除く)、 “食の歓び”を享受することができます。
朝食の「朝結び」の一例。フレッシュな野菜と果物のスムージーは毎日供される
特別な日を演出する食のイベントを毎月定期的に実施。写真はその「イベント食」の一例。
料理教室やテラスでのヨガなどアクティビティも充実
“食”といえば、活用したいのが3階にあるコミュニティルーム。入居者やその家族が使用できるアイランドスタイルのキッチンが併設された、別名「キッチンサロン」です。
本格的なIHクッキングヒーターや大型冷蔵庫などの家電も揃え、手作りの味や創作料理を居住者同士で楽しむことはもちろん、家族を招いてパーティを開くこともできます。人生でつくりあげてきた“その人だけの味”を、これからも幾度となく家族と楽しめる。そんな特別な時間が過ごせそうです。
各フロアにはこのようなサロンスペースがあり、このキッチンサロンでは料理教室を、2階のリフレッシュバーに隣接する「ヨガテラス」(ウッドデッキテラス)では青空ヨガを、4階の「ナレッジサロン」では読書を楽しむなど、各種アクティビティが予定されています。
そうしたアクティビティのひとつ、筆者が体験して夢中になったのが「TANO(タノ)」。センサーを活用したトレーニングシステムで、運動・発声・脳活性化など250種類以上のプログラムは「やってみたい」という気持ちを引き出します。また運動結果はすべて数値化されるので、継続し、習慣化も期待できそうです。
『アリア護国寺』の特徴をみてきましたが、最後に社交の場でもある「リミテッド倶楽部」についても触れておきましょう。料理や旅行、社交ダンス、合唱など、共通の趣味で繋がるオリジナルの”サークル活動”を通じて、アリアでは都内に20以上あるホームの入居者が“好き”を通じて交流できます。コミュニティを楽しみ、新しい友人関係を築くだけでなく、指導者には日本トップクラスの講師陣を揃え、学び舎としても高い評価を得ているとか。ここでの暮らしの価値がさらに高まりそうです。
二人入居も可能な『アリア護国寺』Bタイプの居室(53.7m²)
■アリア護国寺
住所:東京都文京区目白台3-28-10 (Tonowa Garden目白台 内)
アクセス:東京メトロ有楽町線「護国寺駅」6番出口より徒歩6分(約420m)
建物構造:鉄筋コンクリート造 地上5階建1棟(他3棟)
居室数:53室(定員56名/全室個室)
土地建物の所有形態:事業主体非所有
居住の権利形態:利用権方式
利用料の支払方式:選択方式
入居時要件:入居時自立・要支援・要介護、契約時原則満65歳以上
利用料金:
入居金型プラン 入居金3000万円~8952万円(非課税)/月額利用料29万4250円~82万9310円(税込)
月額支払い型プラン 月額利用料93万6050円~236万3110円(税込)
取材・文/小泉庸子 撮影/横田紋子(小学館)