自販機が日常の“負の解消”を請け負う
プロテイン自販機で取り扱っているフレーバーはココア味と抹茶味の2種類(3月末現在)。
また、9つのアミノ酸が含まれているマイプロテインEAA(グレープ)も販売されている。
支払いは交通系ICカード、QRコード決済の完全キャッシュレス。紙コップ1杯分のプロテインで、たんぱく質約10gが摂取できるという。
そんな自販機にもこだわりが。
「プロテインはかき混ぜ方などで、ダマになってしまう可能性があります。ご提供にあたって、ダマにならないよう筐体を細かく調整しております。また、自販機では【氷ありCOLD】【氷なしCOLD】【HOT】と3種類ご用意しておりますが、味にムラができないよう筐体のセッティングをしてご提供しております」
実際に利用者からは「味への不安が解消された」、「100円という価格が手を出しやすい」、「粉末やシェイカーを持ち歩く手間がなく気軽にプロテインを摂取できる」、「ホットのプロテインを飲めるのが意外で良い」などの声が届いているという。
ちなみにドン・キホーテではこれまで、一般的な飲料自販機のほか、昆虫食自販機、はんこ自販機、ドンペンオリジナルプリ機などユニークな自販機も積極的に設置してきた。
今回、初めての設置となった「プロテイン自販機」。企業としてのメリットをきいた。
「やはり、自販機で味を確認していただいた上で納得してプロテイン商品をご購入いただけていることだと思っております。特に初心者のお客様からは『何を買っていいのかわからない』というお声があったので、味を確認いただくことで、負の解消のお役に立っていると考えております」
今後は、新規出店店舗やジムやボディメイク大会の盛んなエリアに設置されるなど、日本各地で設置店舗が増えていく予定。
マイプロテイン以外の商品も取り扱う予定らしいので、気になる方はぜひチェックして欲しい。
取材協力
ドン・キホーテ
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
文/太田ポーシャ