ベトナム戦争期の意匠を受け継いだTIMEXのミリタリーウォッチ「MK1ハンドワインド」の最新モデルが登場

アメリカのウォッチブランド『TIMEX＜タイメックス＞』の日本輸入元であるウエニ貿易は、ベトナム戦争期にアメリカ軍が実際に採用したミリタリーウォッチをベースにした＜MK1ハンドワインド＞のニューモデル2種を、タイメックス日本公式サイトのほか主要タイメックス取扱店にて、2024年3月21日（金）に発売した。各希望小売価格は39,600円（税込）。

ベトナム戦争期の米軍仕様の意匠をベースに新デザインを纏った手巻きの機械式ミリタリーウォッチ

2015年に日本企画として四半世紀ぶりに往年のミリタリーウォッチの名機＜オリジナル・キャンパー＞が復刻。

史上初の復刻プロジェクトが立ち上がった当初、オリジナルを忠実に再現するため手巻き式ムーブメントの搭載を計画していたものの、当時は精度や信頼性、価格に見合うムーブメントの手配が難しかった。

そこで外観はオリジナルを忠実に再現しながら、ムーブメントはメンテナンスと精度の点で合理性に優れるクォーツを代わりに採用し発売された。

「オリジナル同様、手巻きのキャンパーを復刻して欲しい」というユーザーの声は数多く、その後2021年にキャンパーの派生モデルとしてステンレススチールケースで手巻き式の＜MK1 メカニカル＞が登場。

日本では予約受付を開始した直後に予約分が完売、翌月に一般販売されるや公式サイトでは即日完売の大好評となった。

今回はそんな大人気モデルをベースに、ドーム型のアクリル風防や手巻きムーブメントなどオリジンであるミリタリーウォッチらしい意匠を受け継ぎながら、文字盤デザインや針をより現代的かつ見やすくアップデート。

オリジナルのキャンパーはレジン製のケースとラグが一体成型だったのに対し、本作ではケース素材をステンレススチールにアップグレード。中心部から先端に向けて徐々に太くなっていく形状の針を採用。

ケース径は36mm。<キャンパー＞のオリジナルのデザインを継承しながらも50m防水を実現。内部には20石の手巻きムーブメント搭載し、実用的かつロマン溢れる仕様に。

ラグは一般的な形状に変更されたことでレザーやナイロンなど市販のストラップなどに付け替えることが可能に。より汎用性の高い仕様とデザインになった。

製品概要

TW2Y07900
価格：￥39,600 （税込）

TW2Y12000
価格：￥39,600 （税込）

発売日：2024年3月21日（金）

主な仕様：ステンレススチール製36mmケース / アクリル風防 /　手巻き式ムーブメント（約35時間パワーリザーブ） / ナイロンストラップ / 50m防水 /　蓄光時分針

主な販売店：
TIMEXオンラインストア、BEAMS BOY、The Clock House系列各店、On Time/Move系列各店、TiC TAC系列各店
※一部取り扱いのない店舗のある場合がある

関連情報
https://www.timexwatch.jp/c/topics/mk1handwind_2025

構成／Ara