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ゼンハイザーがハイエンドモデルと同じ振動板やマグネットシステムを採用した開放型有線ヘッドホン「HD 550」を発売

2025.03.26

ゼンハイザーは軽量でありながら高い耐久性を誇り、豊かなサウンドステージでユーザーを楽曲の世界へと引き込むHD 500シリーズのヘッドホン最新モデルとして、HD 550を発表した。

発売日は2025年4月2日、価格はオープン価格。予想実勢価格は約5万4450円(税込)。

ニュートラルで調和の取れた高品質なサウンドに包まれる

自社のアイルランドファクトリーで製造した高品質な150オームのトランスデューサー、そしてその根幹となる部分であるラミネート加工を施した振動板と軽量ボイスコイルを採用。

振動板内のラミネートの層の厚みを変更したことで高音域の共振が低減され、再現性を向上したという。これによりドライバーのインパルス応答が改善され、より上質で透明感のある音質を実現した。

HD 550はHD 620Sと同じ振動板・マグネットシステムのサブアッセンブリーを共有しており、ボイスコイルはアルミニウム製だ。

ただしHD 550が振動板のサスペンション近くに音響ダンパーを備えているのに対して、HD 620Sはオープンバック構造のシャーシを採用している点が異なる。

また、HD 550のインピーダンスを150オーム(HD 620Sと同様)にすることで、HD 599よりも低音と高音のレンジが拡大され、全体的によりニュートラルでバランスの取れたサウンドを体感できる。

この広範な周波数レンジ(6Hz~39.5kHz)が生き生きとした音の広がりと繊細なディテールを余すことなく再現していくのだ。

そのほかの主な特徴は以下のとおり。

■アコースティックフォーム

トランスデューサーの後方にあるアコースティックフォームが高音の再現性を向上させ、低音の応答を制御することで不要な音を吸収する。

■純度の高いサウンドを伝えるバッフル

トランスデューサーの前方に位置するバッフルは透明でオープンなものを採用。同社では、ドライバーと耳の間の隔たりを最小限にすることでピュアなサウンドを最大限にダイレクトに届けすることができると説明している。これにより本来の音をそのまましっかりと伝えることができるほか、振動板の一貫した高いパフォーマンスを支える効果も期待できる。

■パノラマ空間を創り出すアングルトランスデューサー

またトランスデューサーを角度を付けて配置することで、まるでその場にいるかのような臨場感を再現。 お気に入りのバンドの演奏からスリル満点のビデオゲームまで、迫力のあるサウンドを体感できるはずだ。

■向上したオープンフォームのイヤパッド

ベロア地のイヤーパッドは質の高い生地を採用。ベロアの表面がフロントで起こるサウンドの反射を吸収し開放感のあるサウンドを生成する。

■全帯域の質が高い

HD 550の高音域は広がりがあり、共鳴音が少なく、最上域でも軽やかでクリアな音を再現。中音域はとてもニュートラルな音で高音域とのつながりをもたらし、ボーカルや楽器が際立ち、自然な質感を奏でる。

低音域は力強く、非常に低い周波数までしっかりと再現。​反応の良さを伴ったこのリアルな再現は、高音域とのバランスにも優れより深い表現力を得ている。

■「HD 550」の主な仕様

本体質量/約237g(ケーブル除く)
型式/ダイナミック・開放型
ケーブル長/180cm
プラグ形状/3.5mmステレオミニプラグ(アンバランス)
インピーダンス/150 Ω
周波数特性/6Hz~39.5kHz
感度/106.7 dB (1 kHz / 1 Vrms)
THD/ <0.2% (1 kHz / 90 dB SPL)
付属品/6.3mm変換アダプター、キャリングポーチ

2月にはポリマーブレンド素材の振動板を採用したたHD 505もAmazon専売で登場

軽量さと高い耐久性、そして快適な装着感で国内外問わず高い評価を得るHD 500シリーズのヘッドホンに、音響性能にさらなる磨きをかけ、低域の滑らかなレスポンスを実現したHD 505がラインアップ。

発売日は2025年2月10日、価格はオープン価格。実勢価格は約5万600円(税込)。

自社開発され、アイルランドのファクトリーにて自社製造の高品質な120オームのトランスデューサー、サウンドのコアな部分である振動板にはポリマーブレンド素材と軽量のボイスコイルを採用している。

さらにポリマーブレンド素材の振動板の特性に合わせて、メッシュダンピングリングをトランスデューサーに搭載した。これにより高域の低音部分(大体3-4kHz)を滑らかにし、ベースサウンドに統制力を与えることに成功した。

また120オームのインピーダンスでありながら、音量もしっかりと確保(HD 599SEの105.6dBに対してHD 505は107.9dB)。様々なデバイスで楽しむことができる。

音質面ではHD 599 SEよりさらに躍動感のある中域と伸びのある高域が得られる。そして壮大なサウンドステージと正確で分析的なサウンドにより、低域から繊細な高域まで高解像度に再現していく。

■「HD 505」の主な仕様

本体質量/約237g(ケーブル除く)
型式/ダイナミック・開放型
ケーブル長/180cm
プラグ形状/3.5mmステレオミニプラグ(アンバランス)
インピーダンス/120 Ω
周波数特性/12Hz~38.5kHz
感度/107.9 dB (1 kHz / 1 Vrms)
THD/ <0.2% (1 kHz / 90 dB SPL)
付属品/6.3mm変換アダプター

関連情報
https://www.sennheiser-hearing.com/en-JP/

構成/清水眞希

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