
愛情を確かめ合う行為として夜の営みを大切にしている夫婦は多いに違いない。しかし、長い時間を共にする中で、その頻度が減ってしまったという人もまた少なくないだろう。
ノマドマーケティングはこのほど、既婚者向けマッチングアプリ「既婚者クラブ」のユーザーを中心に全国の30歳~69歳までの既婚男女3,000人を対象に「セックスレスに関するアンケート調査」を実施し、その結果を発表した。
約6割が「夫婦仲は良好」と回答
「現在夫婦仲は良好か」と尋ねたところ、「とても良い」と回答したのは、男女それぞれ2割ほど。「まあまあ良い」を含めると、約6割の人が夫婦関係は良好と感じているようだ。一方、「まあまあ悪い」「とても悪い」の割合は男性より女性のほうが上回る結果になった。
夫婦仲の良し悪しを年代別で見ると、年代が上がるにつれ「とても良い」の回答率が低くなり、「どちらとも言えない、普通」の回答率が高くなっている。「まあまあ悪い」「とても悪い」の割合がもっとも高かったのは40代となった。
約8割の人が「子どもがいる」と回答
子どもの有無を尋ねたところ、約8割の人が「子どもがいる」と回答した。年代別で見ると、30代は子どもがいないと回答した割合が高くなっていた。
パートナーとのセックスのペース、「1年以上していない」が最多に
「パートナーとセックスをするペース」について尋ねたところ、「1年以上していない」が最多となり、半数を超える1,698人(56.6%)が回答した。また、セックスをしている中での最多回答は「月に1回程度」で271人(9.03%)だった。
パートナーとセックスする頻度について年代別でまとめたところ、年代が上がるほど、「1年以上していない」の回答率が高くなった。若い世代のほうがセックスの頻度は高い傾向にあるものの、それでも「1年に1回程度」「1年以上していない」という回答は決して少なくない。
パートナーとセックスをするペースについて自由回答形式で尋ねたところ、多くの人が長期間パートナーとセックスしていないことがうかがえる結果となった。特に多かったのは「産後(妊娠)からしていない」という回答。体調や環境が激変する妊娠中・産後は、セックスどころではないという人が多いのではないだろうか。