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お金の専門家に選ばれている代理店型の自動車保険TOP3、3位損保ジャパン、2位三井住友海上、1位は?

2025.03.21

普段私たちの家計や資産運用についてアドバイスをしてくれるお金のプロは、どのような自動車保険をどのような基準で選択しているのだろうか?

セレクトラ・ジャパンはこのほど、金融関連の資格を保有している男女100名を対象に自動車保険に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。

この調査ではファイナンシャル・プランナーや税理士、公認会計士など金融関連の難関資格を保有する100名を対象にアンケートを行っている。

専門家(アンケート回答者)の保有資格

回答者の保有資格の内訳は、CFP(米国CFPボードが認定するファイナンシャル・プランナーの民間資格)33名、FP技能士2級29名、FP技能士1級20名といったファイナンシャル・プランナー資格保有者が中心だ。その他、証券外務員二種15名や貸金業務取扱主任者13名など、実務資格の保有者、さらに高度な専門知識が求められる資格アクチュアリー、公認会計士、税理士(各6名以下)なども含まれている。

専門家が加入している自動車保険会社ランキング

自動車保険を販売する損害保険会社は、「ネット販売型(通販型/ダイレクト型)」と「代理店販売型」の2種類に分けられる。このビジネス構造の違いを考慮し、ランキングは各販売型別に紹介する。

・ネット販売型損保:インターネットを通じて保険会社と直接契約する形式で、手続きの簡単さやコストの合理性が特徴。

・代理店販売型損保:保険代理店を介して契約する形式で、対面での相談やきめ細やかなサポートが特徴。

専門家が加入している自動車保険会社の傾向

調査結果から、お金の専門家が自動車保険を選ぶ際の傾向を分析した。

■ネット型への加入傾向が強い│代理店型53%、ネット型44%、共済3%

自動車保険市場全体では、ネット販売型損害保険のシェアは依然として低く、2023年度の正味収入保険料(セレクトラ・ジャパン調べ)では代理店型損保が88%、対してネット型損保は約11%に留まっている。

しかし、お金の専門家100名を対象とした調査では、ネット型損保への加入率が44%に達しており、市場全体の比率と比較しても高い結果となった。

もちろん、「正味収入保険料」と「100名の加入先」という異なる指標であるため、単純な比較はできない。しかし、この結果から、保険料の合理性を重視するお金の専門家層は、市場全体よりも積極的にネット型損保を選択していることが明らかだ。

■加入理由の明確な違い │「コスト重視のネット型」「補償重視の代理店型」

自動車保険の加入理由について、代理店型とネット型それぞれの選ばれるポイントを分析した結果、両者の違いが明確に浮かび上がった。

下記の図は、加入理由をランキング形式で集計し、1位=3ポイント、2位=2ポイント、3位=1ポイントとして合算したものだ。

横軸は加入理由ごとのポイント数、縦軸は全体ポイント(回答者数×3ポイント)のうちその理由が獲得したポイントの割合を示し、縦軸の比率が高いほど、多くの回答者がその理由を重要視していることになる。

加入理由で重視している項目について
ブルーはネット型損保を選んだ加入者の分布、オレンジは代理店型損保を選んだ加入者の分布。

ネット型損保では、「保険料の安さ」が最も重視されており、他の要素を大きく上回る結果となった。一方、代理店型損保では、「補償の充実度」と「保険料の安さ」の2つがほぼ同じ比率で重視されている。この分析結果から、「コスト重視のネット型」と「補償重視の代理店型」という明確な選択基準が見えてくる。

ネット型損害保険会社のランキングと選ばれる理由

インターネットから直接契約できる損害保険会社は、ネット型損保、ダイレクト型損保、通販型損保などとも呼ばれる。専門家が選ぶネット型損害保険会社ランキングの1位は「ソニー損保」となった。

ソニー損保を選んだ専門家からは以下の声が寄せられた。

・他社と比較してコストパフォーマンスが高いと感じた。
(福岡県、47歳男性、中小企業診断士)

・保険料が安く、コスパが良い。
(埼玉県、58歳男性 FP技能士2級)

・保険料が割安なところが家計に助かっている
(東京都、31歳女性、 FP技能士2級)

2位は「チューリッヒ保険」で、同保険会社を選んだ専門家からは以下の声が寄せられた。

・他社と比較して、保険料が大幅に安いのが決め手。
(神奈川県、50代男性、貸金業務取扱主任)

・保険料に満足。対人無制限で検討していって、他社よりもその他内容も含め、一番充実しているようだった。同条件で他社より補償が充実していると感じた。
(埼玉県、58歳男性、 CFP/FP技能士2級)

・無事故無違反の保険料が安い
(埼玉県、59歳男性、FP技能士2級)

同率3位は「SBI損保」で、同保険会社を選んだ専門家からは以下の声が寄せられた。

・保険料に満足。 ネット損保なので、補償内容に対して比較的安価であった。チューリッヒ保険は外資系でなじみなく、なんとなく不安だった。
(愛媛県、38歳男性、証券アナリスト/中小企業診断士)

・おとなの自動車保険と比較したが、保険料と補償内容に満足。付帯ロードサービス、自転車保険特約と保険料のバランスがいい しかしながら事故対応については未経験のためどの程度なのかわからない点が不安
(千葉県、53歳男性、FP技能士1級)

・保険料も安く補償も充実している。比較した三井住友海上は保険料が高かった。
(大阪府、52歳男性、FP技能士2級/貸金業務取扱主任者)

同率3位は「SOMPOダイレクト/おとなの自動車保険」となり、同保険会社を選んだ専門家からは以下の声が寄せられた。

・保険料が安く補償内容も充実していて年齢にふさわしいプランの提供が優れている
(愛知県、49歳男性、FP2級/証券アナリスト/金融窓口サービス技能士1級)

・カスタマーサービスに満足お盆の時期に 出先の有料駐車場で故障したときに 案内が適切で安心できた経験から。
(兵庫県、64歳女性、FP2級)

・保険料に満足。保証内容を同じにした場合、他社より安い。また、保証内容のカスタマイズができるので、無駄な出費を抑えられる。
(東京都、44歳男性、FP2級)

同率3位はイーデザイン損保となり、同保険会社を選んだ専門家からは以下の声が寄せられた。

・保険料が安く補償内容とのバランスがいい。東京海上グループだったから
(愛媛県、44歳男性、証券外務員二種/貸金業務取扱主任者)

・従来の代理店型保険会社の紙ベースの見積保険料金額に対して、ほぼ同じ補償内容でイーデザイン損保で見積もりを取ると6割程度の保険料で対応でき非常に節約できた。いかに代理店型保険の保険料が高いか実感した。
(大阪府、48歳男性、FP技能士1級)

・事故対応に満足。家族が運転中対物トラブルがあり、解決の仕方に満足したため。保険料は通販なのでもう少し安くして欲しい。
(東京都、61歳男性、CFP/中小企業診断士/証券外務員二種)

代理店型損害保険会社のランキングと選ばれる理由

代理店型損害保険はカーディーラーや保険相談窓口など、保険代理店を介して保険会社と契約する販売方法の保険会社を指す。専門家が選ぶ代理店型損害保険会社ランキングの1位は、「東京海上日動」となった。

東京海上日動を選んだ専門家からは以下の声が寄せられた。

・補償が優れていて、コストパフォーマンスも良い
(大阪府、40歳男性、CFP/FP技能士1級)

・事故対応に満足事故を起こしたときのサポート対応が素晴らしく的確に指示をしてもらえたから
(東京都、44歳男性、CFP/FP技能士2級/中小企業診断士)

・補償内容について、必要と考える補償がほぼ網羅されていた。三井住友海上と比較したが補償対保険料比較で選んだ
(神奈川県、66歳男性、証券外務員一種)

2位は「三井住友海上」で、同保険会社を選んだ専門家からは以下の声が寄せられた。

・実際に事故の経験がないので商品内容で評価するしかないが、大手のそれなりの保険料の商品なので、中身に問題はないと思っている
(岩手県、33歳男性、証券外務員一種)

・東京海上と比較して保険料が安く、サポートがしっかりしている。
(東京都、36歳女性、CFP/FP技能士1級)

・大手企業であり信頼性が高い
(北海道、60歳男性、CFP/FP技能士2級/税理士/貸金業務取扱主任)

3位は「損保ジャパン」で、同保険会社を選んだ専門家からは以下の声が寄せられた。

・補償内容に満足。東京海上と比較して、特約など付いていて手厚い補償内容が良かった
(埼玉県、65歳男性、FP技能士1級/証券外務員一種)

・事故対応マニュアルがしっかりしている
(東京都、34歳女性、公認会計士)

・代理店の対応がいい
(福岡県、52歳女性、CFP/FP技能士2級/税理士)

4位は「あいおいニッセイ同和」で、同保険会社を選んだ専門家からは以下の声が寄せられた。

・補償内容が幅広く安心できるから
(広島県、33歳女性、アクチュアリ正規会員/CFP/金融窓口サービス技能士)

・事故対応に満足、一度、対応して貰った。裁判になった。
(長野県、70歳男性、CFP/証券外務員一種)

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