「歓送迎会」の相手は「会社・仕事関係」が2年連続で30%台の予想。「花見」の相手は2年連続で「友人・知人関係」が最多
「歓送迎会」の相手は「会社・仕事関係」が最多で30.1%(前年比‐0.6ポイント)で、前年比では微減したが、2 年連続しての30%台の予想となった。コロナ禍中の過去最低値(2021 年:17.0%)から、着実に回復してきている。
「友人・知人関係」は7.2%(前年比‐1.6ポイント)と減少予想で、他の相手においても増加しているセグメントがないことから、今年の歓送迎会は全体としては回復の兆しもあるが、具体的な相手を想定できている人は少ないのかもしれない。
性年代別では、20 代女性・40 代男性で他の性年代よりも「会社・仕事関係」が多い予想となっている。
一方、「花見」の相手は、「友人・知人関係」が12.8%(前年比‐2.1ポイント)と前年比ではマイナスではあるが、2 年連続して最多の相手となる予想。次いで「家族・親族関係」が僅差の12.6%(前年比‐1.7ポイント)で続いている。
また、「会社・仕事関係」も8.9%(前年比‐0.1ポイント)で、前年より微減の予想となっている。
感染症の脅威が収束したことで、事前に入念な計画をたてる花見だけでなく、直前に日時や場所を決めて参加を募る花見など、花見のスタイルも多様化しているのかもしれない。
調査概要
調査名:外食市場調査(2025年1月度)
調査方法:インターネットによる調査
首都圏、関西圏、東海圏における、夕方以降の外食および中食のマーケット規模を把握することを目的に実施した調
査(外食市場調査)の中で、昨年の歓送迎会および花見についての実績や、今年の予測や意向等を聴取。2013年~2024年(それぞれ2月初旬に調査)に続き、13回目の調査。
調査対象:首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県)、東海圏(愛知県、岐阜県、三重県)に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
関連情報
https://www.hotpepper.jp/ggs/
構成/Ara