
愛車から離れている時に愛車を守ってくれるセキュリティカメラの役割を果たしてくれるのが、ドラレコの駐車監視機能だ。しかし、バッテリーへの負担が気になり、導入を躊躇している人も多いはず。実際、筆者のドラレコにも駐車監視機能が付いているのだが、よほどのことがない限り、オフにして使っていた。
駐車監視用のドラレコに電源を供給してくれる多機能バッテリーRAY28
でも、そんな心配はもう不要だ。セイワから発売されたRAY28「ドライブレコーダー用駐車監視バッテリー」は走行中にバッテリーを充電(家庭でも充電可能)、停車時に駐車監視用のドラレコに電源を供給してくれる、102W 8000mAh/12.8Vの多機能バッテリーなのである。
バッテリーと言えば、スマホなどに使われているリチウムイオンバッテリーを想像してしまうが、高温に弱く、車内への搭載は危険だ。が、RAY28「ドライブレコーダー用駐車監視バッテリー」はリチウム鉄リン酸塩(LiFePO4)バッテリーを搭載。優れた高温耐久性と熱的安定性を備え、特に夏場の車内が高温になるような環境下でも発火や爆発のリスクが低く、毎日1回の充放電を行っても5年以上の繰り返し(長寿命)使用を実現。しかも短絡保護・過電流保護・過電圧保護・電圧過放電保護・過負荷保護・高温保護・低電圧アラームといった安全機能をフル装備した保護回路を搭載しているから通年の車載も安心だ。
タイマー機能のほかスマホなどのUSB充電やLEDライト点灯もOK
さらに、1.65インチの液晶画面でバッテリー残量表示、電圧表示、タイマー表示(1~24時間設定可)、録画停止を管理できるほか、同種の機器で希少なUSB-A×2(出力)、USB-C(PD対応/入出力)を完備。スマートフォン、ノートPCの充電も車内外で可能。車内に置けるモバイルバッテリーとしても機能するのである。背面にはLED照明も備え、白点灯[強/弱]、赤色点滅が利用でき、非常時のLEDライトとしても活躍してくれるのだから、安心安全で多機能にもほどがある!!
使わなくなったドラレコを駐車監視セキュリティカメラとして使ってみた
RAY28「ドライブレコーダー用駐車監視バッテリー」はクルマ
筆者の手元にも画角136度の使わなくなったアクセサリーソケット接続のドラレコがあるのだが、それを再利用して、車内天井の後端に、”前向き”に両面テープで固定し、RAY28「ドライブレコーダー用駐車監視バッテリー」に接続するというアイデアだ。ちょっと心配だったのは、前後どちらにも付けられるドラレコがどのぐらいの画角で車外を映し出し、録画してくれるか?・・・という点だったのだが、実際に付けて見ると、ステーションワゴンのフロントウインドー越しはもちろん、フロントサイドウインドー、リヤサイドウインドー越しの録画が可能だった(リヤクォーターウインドーの一部も画角に入っている)。これなら常時作動の駐車監視ドラレコとして機能してくれるに違いない。