
Appleは2025年3月14日、500万以上の楽曲をラインアップした世界最大級のクラシック音楽専用ストリーミングアプリ「Apple Music Classical」のウェブ版をリリースした。
PCから500万以上の楽曲や5000万以上のデータポイントにアクセスが可能に
これにより、ウェブ上で利用するユーザーは、デスクトップPCからでclassical.music.apple.com/にアクセスしてApple Music Classicalを楽しめるようになり、これまで以上に手軽な利用が可能になる。
今回のローンチに際してApple Music Classicalのグローバルディレクターを務めるアンジャリ・マルホトラ氏は、次のように話す。
「Apple Music Classicalは、1つのアプリを通じて音楽を愛する世界中の人々に素晴らしい音楽家や彼らのレコーディングを届けるという使命のもと、イノベーションを積み重ね、拡大し続けています。
今回ウェブ版が登場したことにより、主にパソコンを使って音楽を聴いているユーザーも500万以上の楽曲や、5000万以上のデータポイントにアクセスできるようになります」
Apple Music Classicalは、ウェブ版のリリースを記念して、フランツ・ウェルザー=メスト指揮、クリーヴランド管弦楽団によるジュリアス・イーストマンの交響曲第2番、およびチャイコフスキーの交響曲第2番ハ短調作品17「小ロシア」の最新レコーディングを6週間にわたって独占配信を行なう。
■ハイレゾロスレスや空間オーディオを通じてクラシックを新しい方法で体験
Apple Music Classicalでは、世界最大級のクラシック音楽のカタログから、クラシック音楽のために完全に最適化された検索機能によって、あらゆるレコーディングをより簡単に見つけ、最高のオーディオ品質を楽しむことができる。ユーザーは作曲家、作品、指揮者、オーケストラ、楽器、または作品番号で検索することが可能だ。
さらに、リスナーはハイレゾロスレスや臨場感あふれる空間オーディオを通じて、お気に入りのクラシックをまったく新しい方法で体験することができる。
エキスパートがキュレーションしたプレイリストや洞察に満ちた作曲家のバイオグラフィのほか、深く掘り下げられたライナーノーツやその翻訳を含む5万を超えるブックレット、クラシック音楽で唯一のグローバルチャートなどがそろったApple Music Classicalは、クラシック音楽を愛する人に最高の場を提供する。
Apple Musicのサブスクリプションの登録者は、追加費用なしでApple Music Classicalを楽しむことができる。
関連情報
https://classical.music.apple.com/jp
構成/清水眞希