小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

令和時代にバブルが再来!?大箱のクラブが新宿に集う理由

2025.04.13

 ’80~’90年代の熱狂的ディスコブームは、時を経て小規模スペースで音楽をメインで楽しむクラブ文化へと移行。そして今、東京・新宿に1500人以上の集客力を誇る大箱クラブが林立し、ナイトエンタメを大きく変貌させつつある。

眠らない街・新宿のネクストステージ

 先陣を切ったのは、2018年オープンの『WARP』。以降、次々と新店が爆誕。都内でこの規模を有するクラブは渋谷と銀座に1店ずつというだけに新宿の盛り上がりは推して知るべし。

 こうした新宿興隆のきっかけに外せないのが「東急歌舞伎町タワー」の存在だ。地下フロアを占める『ZEROTOKYO』は、日中、ライブハウスでその深夜帯にクラブ営業。運営するTSTエンタテイメントのリチャードソン千尋さんは「新宿はライブや演劇など様々なカルチャーが根づく街であり、最も外国人訪問者数の多いエリア。だからこそ新宿から日本のクラブカルチャーを世界に発信したい」と話す。海外大物DJたちの招聘にも積極的で、最新のサウンドシステムと360度LEDビジョンを導入した空間は、クラブ慣れしているインバウンド客からも高い評価を得ている。

 ’24年には日本一の集客数を誇る渋谷『ATOM』が新宿に姉妹店をオープン。照明、音響、モニターなど、海外のクラブを彷彿とさせる大迫力の空間に注目が集まる一方、渋谷で一世を風靡した後、名古屋へ場を移した『T2』も同年、新宿に開業する。

「新宿に店を出すのは念願だった」と話すのはT2のゼネラルマネージャー、本間崇嗣さん。

「ディスコ文化の象徴=新宿の時代もあったが、平成以降、若者が集い熱狂できる大箱は消えた。近年の都内クラブ分布図でいえば、新宿は店舗数が少なく、可能性しか感じなかったんです。『WARP』が新宿で成功を果たし、再熱の口火を切ったのも大きいですね」(本間さん)

 業界有数の大箱が徒歩10分圏内に集結し、クラブ間のハシゴなど相乗効果も高い。眠らない街・新宿のネクストステージはもう始まっている。

T2 SHINJUKU

SINCE 2024年4月

大迫力のダンスフロアにフェスのような熱狂が生まれる

多様な音楽ジャンルと最新の音響設備、天井高7m、1フロアの圧倒的なスケール感に色鮮やかな照明が飛び交う。駅徒歩1分で料金は女性500円~と良心的! 収容キャパ1500名。

T2 SHINJUKU龍の大きなモニュメントが象徴的なアイランドバー。ゴージャスさを演出。

DATA
[住]東京都新宿区西新宿7-1-1 新宿カレイドビル 7F [電]03・5497・8913 [営]22:00〜05:00 [休]無休 [料](1ドリンク付き)金・土曜・祝前日/男性3000円、女性1000円(22:00〜24:00は男性2000円※) 日〜木曜/男性1500円、女性500円(22:00〜24:00は男性1000円) ※のみ2ドリンク付き

ATOM SHINJUKU

SINCE 2024年10月

最新鋭の映像と光が音と融合する非日常空間

ATOM SHINJUKU天井に設置した巨大発光ダイオードモニター、最新鋭の映像演出とライティングにオーディエンスが熱狂。530坪の広さで最大収容キャパは2700人。VIP席は128席と都内最大級。

ATOM SHINJUKU

DATA
[住]東京都新宿区新宿5-17-13 オリエンタルウェーブビル7〜8F [電]03・4400・9330 [営]22:00〜04:30 [休]無休 [料](1ドリンク付き)日〜木曜/男性1900円、女性900円(共に23:00〜24:00は無料※) 金・土曜・祝前日/男性3900円、女性900円(22:00〜23:00は無料※) ※はドリンクなし

ZEROTOKYO

SINCE 2023年4月

世界的なDJたちも絶賛!最新設備で音楽に没入!

ZEROTOKYO抜群の音のよさと映像演出で定評。11mの吹き抜けがあるなど、空間は開放的。地下2~4階の3フロア・5エリアで構成され、様々な音楽ジャンルに出合える、収容キャパは1500人。

ZEROTOKYO

DATA
[住]東京都新宿区歌舞伎町1-29-1 東急歌舞伎町タワーB1〜B4 [電]03・6380・3741 [営]23:00〜04:30 [休]月・火曜(祝前日は営業実施の可能性あり) [料]2000円~(イベントにより異なる)

取材・文/嶺月香里 編集/原口りう子
※営業時間や料金は日によって変わることがありますので、都度確認をしてください。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年3月14日(金) 発売

DIME最新号は、「人間ドッグの新常識」。医師が本音で語る、受けるべき検査・いらない検査とは? 鈴鹿央士ほか豪華インタビューも満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。