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Galaxy Ringの日本上陸で注目を集める「スマートリング」の使い勝手を検証してみた

2025.03.19

スマートウォッチ、スマートバンドとスマートリングはどっちを買うべきか

健康管理機能に特化したスマートリングは、スマートウォッチ、スマートバンドと機能が重なる部分がある。そのため、どちらを購入するべきかという比較も必要になってくるだろう。

スマートリングの利点は、アクセサリー感覚で手軽に着けられる点。長い時間装着しておくべきデバイスであることを考えると、時計型より、指輪型のほうが適しているといえる。もちろん、装着感の好みはあるはずなので、自分にとっての使いやすさが優先だ。

また、多くの場合、スマートリングのほうが、スマートウォッチよりもバッテリー性能に優れている。2週間程度のバッテリー持続時間を持つスマートウォッチもあるので、絶対とはいわないまでも、充電は週に1回程度で済むスマートリングの快適さは抜群だ。

充電は専用ケースで行う

一方、ディスプレイといった多くのパーツを搭載しないスマートリングは、スマートウォッチやスマートバンドで行える、通知の確認や通話、アラーム、タイマーといった機能が利用できない。多機能さを求めるのであれば、どうしても時計型に軍配が上がるだろう。

加えて、まだまだ数が少なく、市場が出来上がり切っていないということもあり、販売価格がネックになってくる。公式ストアでの販売価格は、Galaxy Ringが6万3690円、Amazfit Helio Ringが3万5800円、EVERINGが2万7500円と、安いとはいえない金額になっているので、敷居が高いのが難点だろう。1万円未満で購入できるスマートバンドでも、ある程度の健康管理が行えるため、よりハードルを感じてしまう部分もある。

まとめると、着け心地に優れ、バッテリー性能が優秀なスマートリング、多機能で安価な(モデルもある)スマートウォッチ、スマートバンドというすみわけができるだろう。

ただし、Galaxy RingやAmazfit Helio Ringといった、スマートウォッチとスマートリングの両方を展開しているメーカーの場合は、双方を装着することで、より精密な健康データが記録できるといったメリットもある。財布にある程度の余裕がある場合は、スマートウォッチ、スマートバンドと、スマートリングを両方使うといった運用方法もおすすめだ。

何より、健康管理や決済のためのデバイスとして、新しい形を提案するこれらの製品に、面白みを感じる人もいるはず。現時点では、まだまだ近未来的なガジェットともいえるので、新しいものをいち早く試したいという人は、まず装着感をチェックするところから始めてみてほしい。

取材・文/佐藤文彦

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