決済機能に特化したスマートリングもある
Galaxy Ring、Amazfit Helio Ringは、健康状態を記録するためのスマートリングだが、まったく別の機能を搭載したスマートリングもある。
代表的なのがEVERINGで、Visaのタッチ決済が利用できる。支払いはいわゆるプリペイド式で、専用アプリからキャッシュをチャージし、支払いに用いる。
健康管理機能は搭載されておらず、決済時にはNFCリーダーからの電波に反応するため、単体でバッテリーを搭載していないのが特徴。つまり、健康管理機能を搭載したスマートリングと違い、充電が一切必要ないデバイスとなっている。
近年はクレジットカードでのタッチ決済に加え、スマホのタッチ決済、QRコード決済など、現金を使わない決済方法が増えている。EVERINGは、クレジットカード、スマホの両方を出さずに、指輪だけで買い物ができるのが魅力だ。
サイズ選びは慎重に
スマートリングを購入するうえで大切なのが、サイズ選び。指輪なので、自分に合ったサイズを選ぶ必要があるのは当然だが、健康モニタリングのためにセンサーを搭載している関係から、多くのスマートリングは、一般的な指輪と比較すると、大きく分厚いものが多い。
普段から大きい指輪をつけている人であれば問題ないかもしれないが、スマートリングならではの厚みは、かなり異物感がある。特にタイピングをする際、サイズが合っていないと、指が攣りそうになるほどストレスを感じるので、あらかじめ自分に合ったサイズを選ぶことが重要だ。
Galaxy Ringの場合は、購入前にサイジングキットを受け取り、自分に合ったサイズを試着できるようになっている。スマートリングは、基本的に常に着けておくことが推奨されるデバイスなので、やや余裕を持ったサイズでの購入がおすすめだ。
Galaxy Ringのサイジングキット
Amazfit Helio Ringの場合は、公式サイトに、自分の指のサイズを計測する手順が記載されているので、こちらを確認するといいだろう。