小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

iPhoneユーザーも使ったら驚く「Galaxy S25」シリーズに搭載された最新AIの衝撃度

2025.03.16

ついに独自決済サービス「Samsung Wallet」が日本上陸

Galaxy S25シリーズの発売後すぐ、2025年2月25日より、独自の決済サービスである「Samsung Wallet」がサービスを開始した点も、見逃せないポイント。サムスン独自のセキュリティプラットフォームによって情報が保護されており、指紋認証機能や、暗号化機能を搭載している。対応は、2021年以降発売のモデルかつ、Android 14以上のGalaxyシリーズとなる。

サービスイン時点で対応が決定しているのは、オリコカード(Mastercard)、三井住友カード(Visa)、三菱UFJデビット(Visa)、株式会社ジェーシービーが発行するカード。QRコード決済ではPayPay、ポイントカードはVポイントとPontaポイントに対応予定。一部サービスは、2025年3月以降に順次対応予定となる。執筆時点では、筆者の三井住友カードは対応がまだのようで、登録できなかった。

そのほか、エアトリ(国内航空券)のチケット、大韓航空、エミレーツ航空、ライアンエアー、エールフランス航空、KLMオランダ航空の搭乗券も格納できる。

現時点で試せるサービスとして、PayPayを登録して使っている。Samsung Walletアプリを開き、PayPayの項目をタップすると、バーコードを表示、スキャンして支払うといった項目が表示される。任意の項目をタップすると、PayPayアプリの該当ページが開くという仕組み。いわば、PayPayの各機能に簡単にアクセスできる、ショートカットのような形となっている。

便利なのが、ロック画面や画面がオフの状態でも、ディスプレイ下部から上方向にスワイプをすることで、クイックにSamsung Walletが起動できる点。支払いの際などに、すぐに決済サービスを開けるのが魅力だ。

一方、下から上へのスワイプは、ジェスチャー操作に設定している際、ホーム画面だと、起動アプリの履歴を表示する機能と重なる。そのため、アプリの履歴を表示したいのに、Samsung Walletが起動してしまうミスが頻発している。慣れの問題かもしれないが、筆者の場合は、ジェスチャー操作はロック画面、画面オフ時のみに設定し、ホーム画面や別のアプリ起動時には、サイドボタンのダブルクリックで、Samsung Walletが起動するように設定することで、かなり快適になった。

文句なしのハイエンドスペックと7世代のOSアップデートに対応

搭載チップセットは、Snapdragon 8 Elite for Galaxy。Snapdragonシリーズの中でも、現行のハイエンドモデルを、Galaxy S25シリーズ用にカスタマイズしたものとなる。

メモリは両モデルともに12GB、ストレージは256GBスタートとなっている。最新のAI機能をフル活用するためのスマホということもあり、スペックも高水準になっているため、ほとんどの動作が快適。特に標準モデルのGalaxy S25は、今回よりUltraモデルと同じメモリ容量になったことで、魅力が増している。

バッテリーはGalaxy S25が4000mAh、Galaxy S25 Ultraが5000mAhとなる。数々の魅力があるGalaxy S25シリーズだが、個人的に唯一、特記事項のない項目がここだと感じている。ヘビーなゲームアプリなども快適に動作するのに加え、AI機能もガンガン使っていると、バッテリーの消耗はかなり早い印象を受ける。急速充電に対応しており、無線、有線のどちらでも充電できるユーティリティさはあるが、1日がかりの外出の場合は、モバイルバッテリーの携帯を推奨したい。

生体認証は顔認証と指紋認証の両方に対応。認証スピードもストレスのないレベルで快適だ。防水防塵はIP68規格に準拠し、おサイフケータイ機能も利用できる。

特徴的なのが、7世代のOSアップデート、7年間のセキュリティアップデートに対応している点。最近は、3年、4年と同じ端末を使うユーザーが多いのに加え、アップデート期間が長いと、リセールバリューも高くなる。

Galaxy S25、Galaxy S25 Ultraを実際に使っていると、バッテリー持続時間を除き、大部分が高水準に備えられたスマホであることを感じる。新しいAI機能に関しては、まだまだ完全とはいえない部分もあるのに加え、人間がどのようにAIを使うのかという部分も発展途上なので、今後のアップデート次第で、どんどんスマホの使い方が変わる期待感もある。

個人的には、薄型軽量、コンパクトで高スペックな標準モデルと、大画面でSペンを格納し、力強いカメラを搭載したUltraというすみわけができているのも、面白いと感じた。どちらも高スペックにまとめながら、コンセプトで明確な違いを押し出しているので、ユーザー的にも、自分に合ったモデルを選びやすいのがいい。

ソフトバンクでも採用され、販路を拡大したことで、多くの人が手を出しやすくなったGalaxy S25シリーズ。キャリアの端末購入プログラムを使えば、かなりお得に使用できるのも魅力だ。日本市場で絶対的なシェアを持つアップルや、コスパで近年急速に知名度を伸ばすグーグルやシャオミに対し、愚直な進化を続けるサムスンが、多くの支持を得ている理由を実感できる端末といえるだろう。

取材・文/佐藤文彦

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年3月14日(金) 発売

DIME最新号は、「人間ドッグの新常識」。医師が本音で語る、受けるべき検査・いらない検査とは? 鈴鹿央士ほか豪華インタビューも満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。