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iPhoneユーザーも使ったら驚く「Galaxy S25」シリーズに搭載された最新AIの衝撃度

2025.03.16

サムスンが展開する、GalaxyのハイエンドモデルであるSamsung Galaxy Sシリーズは、毎年初旬に発表、発売されることで、その年のAndroidスマホの指針ともなり得る、重要なモデルとも見られる。2025年も、Samsung Galaxy S25シリーズ(以下Galaxy S25シリーズ)が発表されており、日本では標準モデルと、最上位モデルの〝Ultra〟が発売されている。

採用キャリアは、例年通りドコモ、auに加え、今回よりソフトバンクでも取り扱われる。サムスンは、オープン市場向けの展開にも力を入れ始めていることから、販路が拡大し、多くの人が手を出しやすくなったことでも注目だ。特にソフトバンクでは、Galaxy S25の場合、新トクするサポートプレミアムに加入することで、1~12回目の支払いが、月額3円になるため、かなりお得に使える。

本記事では、今回発売されたGalaxy S25、Galaxy S25 Ultraを実際に使いながら、それぞれの特徴や機能のポイントについて紹介していく。

スマホの進化を実感できるGalaxy AIの多彩さ

Galaxy S25シリーズ最大の目玉は、「Galaxy AI」によって実現した、新しいスマホの使い方だろう。サムスンとしては、2024年モデルのGalaxy S24シリーズより、〝AIフォン〟と銘打ち、独自の機能や、グーグルと共同開発をしたAI機能を、多数搭載している。

個人的に最も注目しているのが、グーグルのGeminiを利用した、アプリ間の連携機能。グーグルのアプリやサムスンのアプリにて、複数のアプリをまたがった指示を実行できるようになる。

例えば、「横浜F・マリノスの試合日程を調べて、Google カレンダーに追加して」と指示を出すと、AIが試合日程を検索し、そのままカレンダーに追加してくれる。

また、Gmailにミーティングなどのスケジュールが記載されたメールが届いた場合は、メール画面を開いたまま電源ボタンを長押しし、「画面について質問する」をタップ。内容をGoogleカレンダーに追加するように指示することもできる。

AI機能はほかにも多数搭載されている。サイドパネルから起動できる「AIセレクト」は、動画の視聴中などに、特定のシーンをGIF形式で保存するなど、ユーザーが行いたい作業を認識して、最適なアクションを提案してくれる。

AI機能、およびスマホがより〝自分の相棒〟として進化することを実感できるのが、Now Brief機能。ユーザーの行動やスマホの使い方に合わせ、時間帯別にさまざまな情報をまとめて提示してくれるというもので、デジタル秘書のような役割を担う。

具体的には、起床時にその日の予定や天気、普段確認しているニュースなどが提示される。スマートバンドやスマートウォッチと連携していれば、睡眠状態のリマインドも行ってくれる。このような情報が、昼、夜といった形で、時間帯別に提示されるというわけだ。

スマホの使い方次第で、ここまで自分のことを理解してくれるのかと実感できるのが、Now Briefの面白いところ。下手に友人や家族と会話をするより、AIのほうが自分のことを理解しているとまで感じてしまうこともあるほどだ。提示される内容は、ある程度自分でカスタマイズすることもできるので、「そこまで知らなくていいよ!」と感じた場合は、設定からコントロールするのがおすすめだ。

コンパクトで扱いやすいGalaxy S25と大迫力のGalaxy S25 Ultra

ここからは、日本で発売されている2モデルの違いについて見ていこう。わかりやすいのは、本体、ディスプレイサイズの差だ。

Galaxy S25は、約6.2インチディスプレイを搭載し、本体サイズは約147×71×7.2mm、質量は約162g。ディスプレイサイズはiPhone 16とほぼ変わらない程度ですが、かなり薄く、軽いデザインになっているため、握り心地は抜群。ストレスなく使用できる。

特に近年は、スマホの大画面化が進んでおり、コンパクトなハイエンドモデルは数が少ない。高性能と持ちやすさを両立しているという意味でも、Galaxy S25の存在意義は非常に大きいものだと感じる。

Galaxy S25 Ultraは、約6.9インチディスプレイを搭載し、本体サイズは約163×78×8.2mm、質量は約218gとなる。流行に乗っ取った、大画面ハイエンドモデルで、本体に格納されたSペンでの手書き入力も快適。前機種と比較すると、薄型軽量化されており、見た目ほどのヘビーさは感じない。

どちらが扱いやすいかと聞かれれば、コンパクトなGalaxy S25に軍配が上がるが、動画視聴やゲームなど、大画面ならではの迫力が出せるのは、Galaxy S25 Ultraの魅力。スマホの使い方によって適したモデルは変わるので、よく吟味して選んでほしい。

カメラもAI機能搭載でさらに楽しく進化

Galaxy Sシリーズといえば、強力なカメラも武器の1つ。高レベルな写真、動画の撮影に、AI機能が加わることで、ユニークな体験ができるようになっている。

Galaxy S25は、広角5000万画素、超広角約1200万画素、望遠約1000万画素(光学3倍)の3眼構成。Galaxy S25 Ultraは、広角約2億画素、超広角約5000万画素、望遠約5000万画素(光学5倍)、望遠約1000万画素(光学3倍)となる。スペック上は、どこを切り取っても、Galaxy S25 Ultraが、上位モデルにふさわしい構成というわけだ。

とはいえ、Galaxyシリーズは、AIによる補正力がかなり強く、広角、超広角、光学3倍望遠で撮影した際の仕上がりには、極端な違いを感じない。Galaxy Sシリーズらしく、簡単に〝映える〟写真が撮影できる。

Galaxy S25

Galaxy S25 Ultra

Galaxy S25

Galaxy S25 Ultra

Galaxy S25 超広角

Galaxy S25 Ultra 超広角

明確に違いが出るのが、望遠カメラを使うシーン。Galaxy S25 Ultraでは光学5倍ズームの撮影ができ、デジタルズームは最大100倍となる。100倍ズームでは、さすがに画質の劣化が見られるが、何を撮影しているのか程度であれば、しっかりと認識できる。もちろん、100倍ズームを使用するシーンはめったにないが、機能の魅せ方としては面白い。20倍、30倍程度のズームは、劣化も控えめで、意外と使用するシーンもあるので、多様なシーンに対応できる、万能カメラスマホとして、非常に優秀だ。

Galaxy S25 光学3倍ズーム

Galaxy S25 Ultra 光学3倍ズーム

Galaxy S25 Ultra 光学5倍ズーム

Galaxy S25 10倍ズーム

Galaxy S25 Ultra 10倍ズーム

Galaxy S25 Ultra 30倍ズーム

Galaxy S25 Ultra 100倍ズーム

新しいAI機能として紹介したいのが、動画撮影時に利用できる、オーディオ消しゴム機能。撮影後に音声、風、自然、人込み、ノイズといった分類ごとに音を抽出し、それぞれを増強、低減できるというもの。これまでPCや専用アプリを使わないと難しかった編集が、デフォルトの写真アプリから行えるというわけだ。

また、Expert RAWモードでの写真撮影は、仮想的に絞り値を調節する機能が搭載されている。消しゴムマジック機能や、オブジェクトのサイズを調節、画像の欠けを補修する機能など、これまで搭載されていた機能も、よりスムーズに動くように進化しており、写真を撮る、編集すると、2段階で楽しめるようになっている。

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