家庭の毎月の貯蓄・資産運用額平均は9.9万円、実践している貯蓄・資産運用の方法 1位「預金・貯金」、2位「投資信託」
全回答者(1,000名)に、自身の家庭では、誰が家計を管理しているか聞いたところ、「主に夫」は27.9%、「主に妻」は43.9%、「夫婦別々」は19.9%、「親」は1.2%、「管理していない」は7.1%となった。妻が家計管理を担っている家庭が多いようだ。
居住エリア別にみると、東海と近畿では「主に夫」(順に33.8%、35.4%)、北海道・東北と中国・四国、九州・沖縄では「主に妻」(53.5%、50.6%、54.3%)、北陸・甲信越では「夫婦別々」(31.6%)がそれぞれ他の居住エリアと比べて高くなっている。
全回答者(1,000名)に、家庭の毎月の生活費(食費、住居費、水道光熱費、日用品費、被服費、美容費、医療費、交通費、通信費、教育費、娯楽費などの合計。貯蓄・資産運用額は除く)を聞いたところ、「5万円~10万円未満」(13.7%)や「10万円~15万円未満」(13.1%)、「15万円~20万円未満」(12.0%)に回答が集まり、平均は14.9万円。また、「わからない(把握していない)」は24.9%となった。
家計の管理状況別にみると、家庭の毎月の生活費を把握していない人の割合は、家計を自身で管理していない人では40.2%と、家計を自身で管理している人(16.5%)と比べて23.7ポイント高くなっている。
自身の家庭では、主に誰の収入で生活費を負担しているか聞いたところ、「主に夫」は55.3%、「主に妻」は11.8%、「夫婦平等に負担」は30.4%、「主に親・義理の親」は2.4%という結果に。
居住エリア別にみると、東海と近畿では「主に夫」(順に62.3%、63.3%)、北海道・東北では「主に妻」(20.2%)、中国・四国では「夫婦平等に負担」(40.7%)がそれぞれ他の居住エリアと比べて高くなっていた。
全回答者(1,000名)に、毎月の生活費の中で一番大きな出費になっているものを聞いたところ、「住居費」(49.8%)が突出して高くなっていた。住宅ローンの返済や家賃の支払いが家計において大きな比重を占めていると感じる人が多いようだ。
次いで高くなったのは、「食費」(24.1%)、「日用品費」(4.2%)、「水道光熱費」(4.0%)、「交通・自動車関連費」(2.6%)。
居住エリア別にみると、北陸・甲信越と東海では「住居費」(順に56.1%、57.7%)、中国・四国では「食費」(29.6%)が全体と比べて5ポイント以上高くなっている。
住居形態別にみると、賃貸住宅に住んでいる人では「住居費」が55.0%と、持ち家に住んでいる人(46.9%)と比べて8.1ポイント高かった。
全回答者(1,000名)に、家庭の毎月の貯蓄・資産運用額を聞いたところ、「わからない(把握していない)」が32.1%と特に高くなったほか、「3万円未満」(12.4%)や「3万円~5万円未満」(13.1%)、「5万円~10万円未満」(13.8%)にも回答が集まり、平均は9.9万円であった。
世帯年収別にみると、家庭の毎月の貯蓄・資産運用額の平均は、世帯年収が上がるほど多くなる傾向がみられ、世帯年収1000万円以上の層では20.0万円という結果に。
家計の管理状況別にみると、家庭の毎月の貯蓄・資産運用額を把握していない人の割合は、家計を自身で管理していない人では44.4%と、家計を自身で管理している人(25.3%)と比べて19.1ポイント高くなっていた。
貯蓄・資産運用をしている人(641名)に、自身の家庭では、どのような方法で貯蓄・資産運用をしているか聞いたところ、「預金・貯金」(48.2%)が最も高くなり、「投資信託(NISAのつみたて投資枠など)」(41.0%)、「株式投資」(24.0%)、「個人年金保険」(18.3%)、「財形貯蓄」「暗号資産(仮想通貨)投資」(いずれも12.5%)が続く。
家計のことを相談できる相手がいる人はどのくらいいるのだろうか。
全回答者(1,000名)に、家計のことを相談する相手がいるか聞いたところ、「いる」は72.9%、「いない」は27.1%となった。家計について悩みや困ったことがあった際に、誰にも相談できないという人は少なくないようだ。
家計のことを相談する相手がいる人(729名)に、相談する相手を聞いたところ、「配偶者」(63.8%)が突出して高くなり、「親・義理の親」(27.7%)、「友人」(15.5%)、「お金の専門家(ファイナンシャルプランナーなど)」(13.9%)、「職場の同僚・上司」(10.7%)が続いた。
“理想の夫”だと思う芸能人1位は「杉浦太陽さん」!“理想の妻”だと思う芸能人1位「辻希美さん」
最後に、全回答者(1,000名)に、“理想の夫・妻”のイメージに合う芸能人を聞いた。
“理想の夫”だと思う芸能人では、1位「杉浦太陽さん」、2位「DAIGOさん」、3位「ヒロミさん」、4位「庄司智春さん」、5位「木村拓哉さん」「反町隆史さん」となった。
男女別にみると、男性回答の1位は「木村拓哉さん」、女性回答の1位は「杉浦太陽さん」であった。
“理想の妻”だと思う芸能人では、1位「辻希美さん」、2位「藤本美貴さん」、3位「北川景子さん」、4位「松嶋菜々子さん」、5位「佐々木希さん」という結果に。男女別にみると、男性回答の1位は「藤本美貴さん」、女性回答の1位は「辻希美さん」であった。
2024年11月に愛娘の希空さんがYouTubeで完全顔出ししたことでも注目を集めている、杉浦太陽さん・辻希美さんが夫婦揃って1位となった。
調査概要
調査タイトル:20代・30代共働き夫婦の生活意識調査2025
調査対象 :ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする
全国の有職の配偶者(20歳~39歳。事実婚含む)がいる20歳~39歳の有職者(※)
※会社員、会社役員・経営者、公務員・団体職員、専門的職業、自営業・自由業、パート・アルバイト
調査期間 :2024年11月15日~11月26日
調査方法 :インターネット調査
調査地域 :全国
有効回答数:1,000サンプル(有効回答から男女・各年齢層が均等になるように抽出)
調査協力会社:ネットエイジア株式会社
※ソニー生命調べ
※本調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%とならない場合がある。また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n数を合計しても全体と一致しないことも。
関連情報
https://www.sonylife.co.jp/
構成/Ara