小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

アウトドアや防災用として注目度急上昇!これからの扇風機はUSB Type-C給電がスタンダードになる!?

2025.03.17

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

山善は、日本の家電メーカーとして初めて、PD(パワーデリバリー)バッテリーにも対応した扇風機・サーキュレーター「PD仕様扇風機シリーズ」を2025年3月下旬から発売する。

増加する家庭用蓄電池に対応するPD仕様扇風機シリーズ

電気代高騰や災害時の電力確保といった社会課題の影響で、家庭用の蓄電池の市場が急成長し、2017年の約800億円規模から、2023年には1200億円規模に拡大。多くの家庭で蓄電池を活用する流れが出てきている。

こうした市場動向を受けて、USB Type C、PD仕様の給電として初めて、AC電源仕様モデルと遜色のない風量や機能を有した次世代型扇風機「PD仕様扇風機シリーズ」を開発した。

USB Type-Cによる給電仕様になっているため、付属のPD対応アダプターや市販のモバイルバッテリーからの電力供給にも対応。モバイルバッテリーを使用すれば、コンセントがない・届かない場所でも使用することが可能になる。

シリーズ商品すべてがDCモーター仕様となっており、消費電力が少なく、運転時も静かで、風量の切替段階の数が多いのが特徴。さらにアダプター方式の採用で本体内部の電源基板が不要になり、よりスリムでシンプルなデザインを実現している。

蓄電池の活用については電源コードなどの部品を減らして環境負荷を軽減するという目的もある。付属品としてアダプターやケーブルは製品に同梱しているが、既に自宅のあるPD 対応充電器の再利用を促進することで、持続可能な家電開発を推進したいとしている。

従来型の製品は壊れてしまった場合、本体、コード共に廃棄することになるが、取り外しができるタイプにしたことによって、本体を廃棄しても付属のアダプターやケーブルは残しておき、スマートフォンの充電など他の用途に使うことも可能になる。

寝室やリビングなどAC電源で使用できる場所以外に、モバイルバッテリーを活用して、キッチンや洗面所、ベランダなど電源がない場所でも使える。

洗濯物の部屋干しに活用することが多いサーキュレーターも、場所を選ばずに使用できるので、部屋干し派には重宝する。

サーキュレーターは床近くで使用することが多くほこりがつきやすいが、お手入れが面倒というのが難点。今シリーズのサーキュレーターは工具不要で、前面ガードや羽根、背面ガードが簡単に取り外せて水洗いができるのもメリットだ。

「PD仕様扇風機シリーズ」はすべてオープン価格。製品ラインナップは以下の通り。

ポータブルで冷凍も保温もできる「ELEIN 保冷温庫」

2024年の6月にリリースされた、リチウムイオンバッテリーを組み合わせた家電シリーズ「ELEIN」。ELEINは工具・園芸用品や、一部の家庭用商品でしか使用されていないパック式のリチウムイオンバッテリーを、同社が手掛ける商品群と掛け合わせた、家電業界最大規模のバッテリー家電ラインナップとなっている。

一般的なクーラーボックスは保冷剤が必要で保冷時間も短く、保温が不可能だが、「ELEIN 保冷温庫」は、保冷剤もコンセント必要とせず、保温もできる保冷温庫。

ELEIN共通リチウムイオンバッテリーを使用することによりポータブルで使えて、マイナス18℃の冷凍から 60℃の保温まで温度設定ができ、オールシーズンで使うことができる。

ELEINシリーズのソーラーパネルと接続することで太陽光エネルギーを活用して、電気代がかからず使用が可能。アウトドアだけでなく、災害時にも役立つアイテムになっている。

サイズは9L、25L、35Lの3タイプ。すべてオープン価格で、製品ラインナップは以下の通り。

【AJの読み】春のおでかけにもぴったりな新商品が揃う

「PD仕様扇風機シリーズ」はモバイルバッテリーからの電力供給が可能なので、アウトドアでも扇風機・サーキュレーターが使える次世代の扇風機。「ELEIN 保冷温庫」も保冷・保温の双方ができるので、季節を問わず食材の持ち運びに便利。

山善の新商品では家電商品以外にも春のおでかけに活用できるアイテムが続々登場。山善のアウトドアブランド「Campers Collection」の「パッとサッとサンシェード キューブ/ワイド」(オープン・参考価格12,990円)は昨年から販売している「キューブ型サンシェードシリーズ」の新商品。

「足を伸ばしてゆったりと使用したい」との要望に応え、強度を維持しつつ本体サイズ約幅1,700mm×奥行1,900mm のワイドタイプを採用(下記画像左)。キューブ型の形状により入り口が大きく開きスムーズに出入りが可能。内部の高さも確保できるため三角形の従来品(下記画像右)に比べ内部空間が約 2倍広く、快適に使用できる。

商品本体の内側に「ブラックコーティング」を採用。生地の表面にポリウレタン樹脂をコーティングし光を通しにくくすることで、 遮光率99.99 %・遮蔽率99.90%を実現。コーティング無しよりも内部温度が約10.5℃低く、屋外での酷暑対策に効果的。

傘のように開閉するだけで、簡単に設営・撤去が可能。丸型に収納するタイプの折りたたみが苦手な人や、初めてサンシェードを使う人でも、スムーズに設置・撤去できる。棒状にコンパクト収納ができるため、電車などでの移動時や、オフシーズンでも邪魔にならない。

「洗えるキルティングレジャーシート」(2サイズ/オープン・参考価格2,980円、3,980円)は、昨年から販売しているレジャーシートをグレードアップ。

本体の四面の端が立ち上がり、砂やゴミ、虫などの侵入を減らす。シートの外側に縫製のラインを追加し、角をスナップボタンで留めることにより倒れにくい設計に。洗濯機で丸洗いできるため、清潔な状態で 繰り返し使用可能 。

「ポリエステル」「中綿」「アルミ断熱」の三層構造により厚手で座り心地が良い。表面には撥水加工を施し、汚れをサッと拭きとることができる。裏面のアルミは防水・断熱仕様となっており、土のひんやり感が伝わりにくく、身体の冷えが気になる女性にもおすすめ。

今回紹介した商品は、山善直営のインターネット通販サイト「山善ビズコム」、EC モール「くらしのe ショップ」、全国の家電量販店・ホームセンターなどで発売している。

取材・文/阿部純子

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年3月14日(金) 発売

DIME最新号は、「人間ドッグの新常識」。医師が本音で語る、受けるべき検査・いらない検査とは? 鈴鹿央士ほか豪華インタビューも満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。