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オーナー必読!迷子になったペットの捜索に役立つICTサービス「Find MissingPets.jp」開発秘話

2025.03.14

「ペットの捜索を簡単に諦める飼い主が多い…」nekonareさんがサービスを展開していて気付いた課題

松本 「Find MissingPets.jp」を見ていると、動物の逸走、迷子といった事例についての情報が思った以上に多く寄せられていることに気が付きました。

わたしも猫を飼っていますが、最悪の事態を招かないように一層注意して飼育しなければいけないと認識を改めました。

nekonareさんは、さまざまな動物の迷子の情報が多数寄せられている現状については、想定内だったのでしょうか。それでも想定の範囲外だったのでしょうか?

nekonareさん 実は、「Find MissingPets.jp」に多くの情報が寄せられているわけではありません。

理由として、登録時に利用規約への同意を求めるなど、一定のITリテラシーが必要な仕組みにしているからです。

これは、行政と連携する上で個人情報の取り扱いを厳格にする必要があるためです。

迷子情報は主にX(Twitter)やInstagramで拡散していますが、ジモティーやFacebookにも広げていきたいと考えています。ただし、人的リソースが足りていないのが現状です。

想定外だった点として、ペットの捜索を簡単に諦める人が多いことが挙げられます。

「ペットは家族」と日々謳っている人でも、驚くほど早く諦めるケースがあり、これは運営を続ける中で気づいた意外な課題でした。

今後は音声入力を活用した登録機能等の開発も予定!万が一のためにさらに欠かせないサービスになるのでは…

松本 本サービスにつきまして、実際に触ってみることでかなり直観的に利用できるサービスと感じています。

現状でもいざという時のためにブックマークしておきたいサイトになっていると感じます。というか既にブックマークしました。

今後の「Find MissingPets.jp」の展望についてお聞かせいただけますでしょうか。

nekonareさん 現在、以下の取り組みを進めています。

• 生成AIや音声入力を活用した迷子登録機能の開発
• ブログやSEO対策の強化によるGoogle検索の流入増加
• 人手不足解消のため、有償ボランティアの活用
• 行政向けのAI電話ボット導入による業務効率化
• 「ペットを捨てさせない」「ペットを安全に保護できる」仕組みのマネタイズを模索

最終的には、行政が「Find MissingPets.jp」のシステムを活用し、迷子ペットの問題をより円滑に解決できる環境を構築することが目標です。

日本は災害が多く、地震などによるペットの逸走も少なくありません。そのため、長期的には災害時のペット対策の一環としても機能を拡充していきたいと考えています。

情報の拡散に協力してくれる方を募集!大勢でペットの迷子情報を広め、飼い主さんに繋げたい…

松本 このサービスをより多くの方に知ってもらうために、最後になりますが何か伝えたいことはありますか?

nekonareさん ペットの迷子を早期解決するには、たくさんの方に迷子または保護の事実を認知していただく必要があるため、情報の拡散にご協力頂ける方、フォローよろしくお願いします。

X
Instagram

また、開発を資金面で支援してくださる方も探しています。個人事業主用ホームページのお問い合わせよりご連絡ください。

https://www.nekonare-personal.jp/

松本 とのことなので、nekonareさんの発信をみんなで応援しましょう!

残念ながらペットの迷子は日々発生している…いざという時のため、使えるサービスは遠慮なく使おう!

ペットの迷子という事例は残念なことに珍しいものではなく、SNSなどを見てみると本当に毎日のように発生しているのが現実。

犬、猫、うさぎ、鳥、それ以外の動物。一度屋外に出てしまうと、再会するまで飼い主は気が気ではなくなる。

ペットの逸走は決して他人事ではないと肝に銘じ、その危険性を下げるための環境を作ることがまず大切。しかしそれでも迷子になるペットは出てしまう。

そういった時、「Find MissingPets.jp」は役に立つ。

まず迷子になったという情報を登録し、情報提供を募るという使い方は当たり前として、迷子の届け出先を住所入力だけで簡単に検索・表示する機能が、恐らく有事の際にはかなり役に立つ。

たとえば筆者の住所を元に検索した場合、すぐに近隣の警察署。そして動物愛護センターの電話番号が表示された。

現在ペットと暮らしている飼い主さん。30秒とかからないので、試しにちょっとこの「迷子の届出先」のリンクから検索していただきたい。

まず「検索画面への遷移」という項目があるのでここをクリックする。

すると上記画面のような形で、迷子になってしまったペットの種類と、住所を入力するフォームが出てくるので、これらの項目をチェックして検索。

検索の結果はすぐにこのような形で表示される。

わざわざ個別の施設を検索する手間が不要で、少しでも調べ物をする時間が惜しい場合には重宝する。

なお、検索結果は簡単にコピーもできるので、オフラインで見返したり、捜索をする家族間で共有するなどの使い方もできる。

「Find MissingPets.jp」では今後もさらにサービスが拡充されるとのことなので、ペットの飼い主さん各位はぜひブックマークを。

そして実際にサイトを閲覧し、どういった機能があるのか確認して、もしもに備えてみてはいかがだろうか。

文/松本ミゾレ

【取材協力】
Find MissingPets.jp
nekonare

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