DIME MAGAZINE
JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーは、JR秋葉原駅構内においてエキナカ商業施設「エキュート秋葉原」を2025年4月7日に開業する。
「エキュート秋葉原」は、JR東日本グループが掲げる『Beyond Stations構想（※）』の取り組みとして、オールキャッシュレス化やセルフレジ・集中レジなどを導入。社会的課題となっている人手不足への対応と顧客体験価値向上の両立を目指すとともに、地球環境に配慮した取り組みやゲームを通した地域への還元など、持続可能な次世代型の商業施設だ。
※『Beyond Stations構想』https://www.jreast.co.jp/press/2020/20210303_ho04.pdf
同時に車の中で商品を注文して、降車後にスピーディーに商品を受け取れるモバイルオーダーや、JR秋葉原駅から半径6km圏内に商品をデリバリーするサービスもスタート。
本稿では、その概要を同社リリースをベースにお伝えする。
TOPIC 1：エキュート初、集中レジでクイックにお買い物
エキュートでは初めて、複数店舗の商品をまとめて会計する集中レジ方式のフードエリアが誕生。鶏惣菜・魚惣菜・揚げ物など、専門店ならではのこだわりの商品が並ぶ店内を自由に買いまわる楽しさを提供する。
さらに集中レジは、来店客自身で商品バーコードの読み取り・会計・袋詰めまでを行なう「オールセルフレジ」になる。来店客の利用シーンに合わせて、スタッフの接客を受けながらゆっくりと買い物を楽しんだり、集中レジでの会計によりクイックに利用したり、多様な買い物スタイルでエキナカでのショッピングを楽しめる。
また、同エリア内ではロボットスタッフの「ugo Pro」が来店客の問い合わせの内容に合わせて施設の案内や、おすすめショップの紹介も行なう。
■集中レジで買い物が楽しめる6つのフードショップ。秋葉原限定商品も登場
＜ビッグオーブン チキン・アサヒ＞
鶏惣菜専門店ならではの、素材や製法を活かしたこだわりの惣菜の数々を豊富に展開。みんなが大好きな「唐揚げ」や大人が好む「焼き鳥」に加え、こんがり焼き上げた「オーブンメニュー」もラインアップ。賑やかな食卓と楽しい食事シーンを演出する。
カップチキン（ハニーマスタード／ハラペーニョ＆マヨソース）各500円
カップチキン（ハニーマスタード／ハラペーニョ＆マヨソース）各500円
オリジナルフレーバーで味付けした国産鶏むね肉の唐揚げを食べやすいカップで提供。優しい甘みのハニーマスタードソース、ピリッと辛いハラペーニョ＆マヨソースの2種類の味わいが用意される。
＜sakana bacca （サカナバッカ）＞
「毎日の食卓に感動と冒険を」をコンセプトに街の魚屋をアップデートした鮮魚専門店が手掛ける海鮮弁当ショップ。旬の魚を使った海鮮丼・握り寿司をはじめ、焼魚弁当・惣菜・おもたせやお酒に最適なおつまみをラインアップして、様々な魚の楽しみ方を提供していく。
秋葉原本まぐろ山盛り丼 1折 1580円
・エキュート秋葉原限定
秋葉原本まぐろ山盛り丼 1折 1580円
まぐろを小高く盛った、まぐろ好きのための特別まぐろづくし丼。脂のりがよく旨味たっぷりの本まぐろを満足ゆくまで味わえる。
＜サラダデリ MARGO （マルゴ）＞
野菜はもちろん魚も肉もしっかり摂れるサラダデリ専門店。毎日のサラダをおいしく、手軽に、ヘルシーに楽しめる充実のメニューを用意。食味や機能など、気分や目的に合った“サラダ・サプリ”を選べる。
「生」エナジーベジカップ 各680円
・エキュート秋葉原限定
「生」エナジーベジカップ 各680円
「軽やかに、エネルギーを『生』チャージ」がコンセプトの新styleサラダ。より自然でフレッシュな栄養＆エネルギーで、忙しい都市生活者の「食べる・満たす・整える」をスマートに支える。
※1日各40個限定
＜日本橋 天丼 天むす 金子半之助＞
東京・日本橋に本店を構える江戸前天丼専門店。「金子半之助をご自宅で」をコンセプトに、大好評の天丼弁当に加え、数量限定人気商品の「天むす」「海老天押し寿司」などを用意。
【秋葉原限定】特上海鮮天丼 1個 2600円
・エキュート秋葉原限定
【秋葉原限定】特上海鮮天丼 1個 2600円
車海老、帆立、蟹爪等、拘りの食材を使用したもっとも贅沢な天丼弁当に旨みのあるふぐを追加。秘伝の丼たれと合わせていただく。
＜THE STAND by KOBEYA ＞
生活動線の中に存在する、上質で立ち寄りやすいSTAND型ベーカリー。「お客さまの通勤や通学時にいつもと変わらない、何気ない日常にそっと寄りそうベーカリーになりたい。」という想いから誕生したブランドだ。ちょっと気分をアゲるためのお気に入りのパンをランチに、おうちでの夕食や次の日の朝食に。日常に彩りを添えるベーカリーだ。
フッツェルブロート1/2 1個 1944円
・エキュート秋葉原限定
フッツェルブロート1/2 1個 1944円
レーズンなどのフルーツを練りこんだ、日常に彩りを添えるドイツ生まれの上質なフルーツブレッド。食べる際には薄くスライスして。
※販売期間：4月30日まで
＜とんかつ まい泉＞
「箸で切れるやわらかいとんかつ」をはじめ、おなじみの「ヒレかつサンド」、各種弁当や惣菜の製造、販売を手がける。1965年の創業以来、豚肉、パン粉、ソース、ひとつひとつの素材にこだわった老舗の味は、国内外で愛されている。
TOPIC：2 「セルフレジ」エリアの注目ショップとメディアミックス型ショップ
■惣菜もスイーツもセルフで自由にショッピング
＜はなまるKitchen＞
「食事だってエンタメ！」店内調理にこだわり、出来立ての喜びと感動の美味しさをお届け。ポップで楽しい食卓を彩る、個性豊かなお弁当、旬の食材を活かしたお惣菜、新鮮なサラダをラインアップ。忙しいアキバユーザーも大満足の味と、選べる楽しさをモットーに、どれを選んでもワクワクが止まらない。アキバの熱気に負けない、こだわりの一品を堪能したい。
から揚げと葱たまごのお弁当 1折 754円
・エキュート秋葉原限定
から揚げと葱たまごのお弁当 1折 754円
ふっくらジューシーな若鶏のから揚げと、たっぷり葱が香る出汁のきいた玉子焼き。定番の美味しさをそのままに秋葉原限定の特別バージョンで登場する。同店いわく「香ばしさと優しい風味が絶妙なA（味が）K（決め手の）B（バランス弁当）」。
※1日30折限定
◎注目ポイント
セルフレジと有人レジの両方を兼ね備えたショップ。セルフレジのスマートな買い物も、従来どおり有人レジで商品の内容やおすすめをスタッフに聞きながらの買い物も、来店客の好みに合わせて選択できる。
＜ARROW TREE（アローツリー）＞
時代が変わっても”おいしいフルーツ”こそが『ARROW TREE』のコンセプト。
素材本来のみずみずしさを余すところなく楽しめる、青果卸ならではの品質と鮮度の良い選りすぐりのフルーツでつくったデザートをお届け。
贅沢な彩りフルーツダマンドスクエアタルト 1個 810円
・エキュート秋葉原限定
贅沢な彩りフルーツダマンドスクエアタルト 1個 810円
アーモンドの香り豊かに焼き上げたタルトに、いちご・メロン・桃・パイン・オレンジ・ブルーベリー・キウイといった色とりどりのフルーツをデコレーションした。
※入荷状況によりフルーツが変更になる場合があります。
◎注目ポイント
タルトやパフェ、ホールケーキなどフルーツたっぷりの彩り豊かな姿・味はそのままに、完全個包装されたスイーツを自身で選び、手に取り、よりクイックに、より快適に購入いただける「ARROW TREE」初の完全セルフレジショップ。
＜MIYUKA （ミユカ）＞
「伝統的なものと新しいもの。和のものと洋のもの。私たちとお客様。それらを美味しさで結びたい」という想いから、美結菓 =「MIYUKA」というブランドは誕生。京都銘菓「おたべ」や「京ばあむ」を製造・販売する美十がこれまでに培った技術を生かし、和と洋の美味しさを結びつけた、新しい東京のお菓子を創造するブランドだ。特にあずきを様々な形で洋菓子にアレンジした、他にはない菓子を多く提案している。
あんこばこ（あずき・木の実・甘夏・いちご）
・エキュート秋葉原限定
あんこばこ（あずき・木の実・甘夏・いちご）
自家製のあんこに、バター・卵などを加えて焼き上げた、和のカップケーキだ。バラエティ豊かなトッピングで彩っている。かわいらしい木のスプーン付き。
◎注目ポイント
ブランド初となる完全セルフレジショップ。こだわりのスイーツを来店客のおみに合わせて選び、商品バーコードの読み取りや支払いを自身のペースで行なう。
一部商品は包材を紙製に見直すことで、「使いやすさ」と「環境へのやさしさ」 の両立を目指している。
■最新テックも導入！秋葉原のエリア特性を活かしたコンテンツが入れ替わるメディアミックス型ショップ
＜TOPPA!!! BASE AKIBA （トッパ!!! ベース アキバ）＞
アニメやゲーム、音楽アーティストなど様々なコンテンツとのコラボグッズが揃う、エネルギッシュで刺激的なショップ。期間ごとに異なるコンテンツのここでしか手に入らない限定アイテムが並び、訪れるたびに新たな発見が生まれるのでは。
さらに、最新技術を活用した特別な体験コンテンツも提供。ショッピングだけでなく、思い出に残るひとときを楽しめるのも魅力。
思わず引き込まれるデザインやアイデアが詰まった商品を通じて、日常に小さな気付きやワクワクをプラス。ギフトにも、自身へのご褒美にもぴったりなアイテムと出会えるはずだ。
・エキュート秋葉原限定
WithShot 1回 700円
まるでその場にキャラクターや芸能人がいるかのように登場し、臨場感のある撮影が体験できるデジタルフォトブース。この店舗限定のフレームデザインで、特別な記念撮影を楽しみたい。
■エキュート秋葉原×スイーツメディア「ufu.」の期間限定コラボショップ
＜焼き菓子博＞【出店期間：4/7(月)～4/22(火)】
スイーツメディアとしてファンの多い「ufu.」の編集長である坂井勇太朗氏が、本当に美味しいと思うスイーツを日本全国から選び抜いて集めた期間限定ショップ第1弾をエキュート秋葉原に開業。
ufu.専属パティシエが作るお菓子や人気のアメリカンクッキーほか、フィナンシェ、レモンケーキなど全国の名店や新進気鋭のパティシエがこのイベントのために作った限定のスイーツが揃う。
MOG 団子チャンク 1個 600円
＜エキュート秋葉原限定＞
MOG 団子チャンク 1個 600円
スイーツメディア「ufu.」がプロデュースする、アメリカンクッキー専門店「Chunk & MOG」から限定商品が登場。揚げ胡麻団子をクッキーにして、ブランドのトレードマークであるくまさんデザインのサブレをのせた。また、ドライ苺を散らし、その甘酸っぱさと胡麻団子の香ばしさ、中の餡との絶妙なマリアージュを楽しめる春らしいひと品に仕上がっている。
※販売期間：4月22日まで。1日30個限定
TOPIC3：「モバイルオーダー」「デリバリー」でシームレスなショッピング
■新システム「JRE MALL オーダー（モバイルオーダー機能）」を導入
「時間をもっと効率よく使いたい」という利用客の要望に応えるために、エキュート秋葉原ではモバイルオーダーを導入する。
例えば、電車の移動時間にスマホで事前注文、エキュート秋葉原に着いたらすぐショップで商品を受け取り目的地へ。そんなスムーズなお買い物サービスが実現する。
システムは、東日本旅客鉄道株式会社が2025年4月にサービス提供開始予定の「JRE MALL オーダー（モバイルオーダー機能）」を採用する。
※サービス開始時期は2025年4月中を予定
■デリバリーサービス「menu」の利用が可能に
JR秋葉原駅周辺の様々な生活者のニーズに応えるため、エキュート秋葉原としてデリバリーアプリ「menu」へ出店する。
これにより、JR秋葉原駅の近隣エリアはもちろん、半径6km圏内の自宅やオフィスなどからでも手軽にエキュート秋葉原に出店するショップの味がお取り寄せ可能になる。13ショップにわたる人気の弁当や惣菜、パン、スイーツなどをまとめて注文でき、注文から約60分以内にお届け。
忙しい日やランチタイムなど手軽に美味しい食事を楽しみたいとき、会議やホームパーティーなどの大人数が集まるときにも利用したい。
エキュート秋葉原 施設概要
施設名称／エキュート秋葉原
開発運営／株式会社JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー
開業日／2025年4月7日（月）
営業時間／
［初日］10:00オープン ※「のもの」11:00オープン
［4月8日（火）以降］
＜改札内＞
平日10:00～21:00、土日祝10:00～20:00
※ほんのり屋×marukome 平日7:00～21:00 ／ 土日祝 8:00～20:00
※そばいち 平日7:00～22:00 ／ 土日祝8:00～20:00
※NewDays 全日6:40～23:00
※のもの 全日 11:00～21:00
＜改札内・外＞
ックスコーヒーショップ 平日 6:30～22:00、土日祝 7:00～22:00
＜改札外＞
TOKYO豚骨BASE MADE by 一風堂 平日 10:00～22:30、土日祝 10:00～22:00
施設所在地／〒101-0021 東京都千代田区外神田1丁目 JR秋葉原駅1階（改札内・改札外）
店舗面積／約900平方m
店舗数／24ショップ（内1ショップは催事区画
関連情報
https://www.ecute.jp/akihabara
構成／清水眞希
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