
鹿児島県屋久島に本社を置くグリフは、世界市場を目指す次世代SNS「SaidSo」を、Apple App Storeにて招待制で先行リリースした。
「SaidSo」は、急速に進化するAI技術に伴うフェイク情報の拡散や検閲問題に対して、ブロックチェーン技術を活用して解決を図る次世代SNSだ。
ブロックチェーン技術により投稿の真正性と透明性を確保
各投稿は、誰がいつ何を発言したかを暗号署名して、改ざん不可能なブロックチェーンに記録。これにより、投稿の真正性と透明性が確保され、検閲や削除を防止する。また、不正なコンテンツの作成者や拡散者を容易に特定できる。
SaidSo iOSアプリの画面イメージ
■主な機能とメリット
・投稿の真正性保証: 暗号署名により改ざんや削除を防止。
・検閲防止と透明性: 投稿内容が公開され、誰がいつ発信したか第三者による検証が可能。
・安全なコミュニケーション: コメント機能を排除し、嫌がらせやヘイトスピーチのリスクを低減。
・追加機能: 生体認証によるボット対策、業界トップクラスのAI翻訳、他SNSとの並行利用が可能。
■革新的なハイブリッド型ブロックチェーン
SaidSoは、許可制で投稿データの記録を厳格に管理する独自のハイブリッド型ブロックチェーンシステムを採用。投稿後はブロックチェーン上のデータが一般公開され、いつでも第三者による検証が可能だ。
暗号通貨やマイニングを排除することで、高速処理と使いやすさを実現している。
■今後の展開
まずは日本と米国でのローンチを皮切りに、ユーザーフィードバックをもとに改良を重ねた後、順次世界展開を予定しているという。現在、Apple App Storeにて招待制にて提供中。利用希望者は公式ウェブサイトからウェイトリストに登録する。
構成/清水眞希