
日本航空(以下JAL)とバンダイナムコホールディングス(以下バンダイナムコ)は、2025年4月から大阪の夢洲で開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に合わせ、「JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECT」を始動する。
「RX-78F00/E ガンダム」と「ミャクミャク」のオリジナル特別塗装機で就航
この一連の取り組みの象徴として、2025年3月3日より大阪・関西万博仕様「JALガンダムJET」の運航を開始。初便には156名(乳児2名含む)が搭乗した。
この機体は、バンダイナムコが出展する民間パビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」内の映像に登場する「RX-78F00/E ガンダム(EX-001グラスフェザー装備)」(※)のイメージに加えて、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」も塗装されたオリジナル特別塗装機。
※「RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)」は大阪・関西万博「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」にて上映する完全新規映像に登場する予定。
また機内ではヘッドレストカバーに特別なデザインが施されているほか、搭乗客には搭乗証明ステッカーのプレゼントも用意されている。
そして、大阪・関西万博開催期間中はコラボレーションを記念してJALオリジナルカラーのガンプラなどを「おうちで機内販売」にて数量限定で販売するほか、本機体と同様のデザインが塗装されたレストランバスも運行される予定だ。
詳細については後日、「JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECT専用サイト」でアナウンスされる。
■就航セレモニーの様子
セレモニーでは、最初に登壇した日本航空株式会社常務執行役員西日本支社長宮坂久美子氏が次のように述べた。
「『ガンダムの推し活』で世界と日本、日本の各地と各地をつなげることができるのではないかと、今回のプロジェクトを実施することになりました。大阪・関西万博に、たくさんのお客さまがお越しになり、日本をご旅行されいくつものワクワクを経験していただき、万博終了後も多くの旅行者が行きかうことによって、『こころはずむ』社会が実現することを願っております」
その後、株式会社バンダイナムコホールディングス取締役桃井信彦氏が登壇。
「『JALガンダムJET』が大空を舞うことで、世界中の人々、特に未来を担う子どもたちへ、夢と希望を届けたいと考えております。非常にワクワクしておりますし、記念商品がお客さまの手に届くのも楽しみです。単なるコラボレーションにとどまらず、新たな未来への一歩だと思っております」と述べた。
会場では、コラボレーションを記念した限定デザインのガンプラや特別塗装機と同じデザインのレストランバスもお披露目され、本プロジェクトの象徴である「JALガンダムJET」がいよいよ空を飛ぶことへの期待感に会場は包まれていた。
大阪・関西万博仕様「JALガンダムJET」について
<大阪・関西万博仕様「JALガンダムJET」初便概要>
初便: 2025年 3月3日(月)JAL461便 羽田発15:35 徳島着16:50
<大阪・関西万博仕様「JALガンダムJET」概要>
機材 :ボーイング737-800型機(機体番号:JA342J )
主要諸元:全長39.5×全高12.5×全幅35.8m 座席数:165席(クラスJ:20席、普通席:145席)
運航路線 :ボーイング737-800型機航路線
※具体的な路線や便名は、JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECT専用サイトで告知。
※当日の状況により、運航路線は変更となる可能性があります。
運航期間 :2025年11月頃まで(予定)
機用品 :ヘッドレストカバー(4月上旬より搭載)
<デカール詳細>
使用枚数 : 左側46枚、右側48枚、両方で94枚
1枚当たりの長さ(平均):縦 1.8m ×横1m
全体サイズ:縦25×横3.6m
関連情報
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/special/expo/gnfp/
構成/清水眞希