
nwmはNTTソノリティのオーディオブランドで、開放型で音漏れが少ない、ながら聴き用イヤホンをシリーズ展開する。イヤホンでもヘッドホンでもない耳スピーカーによる新たなリスニング体験を提案して、周囲の音を聞きながら高品質なサウンドが楽しめる。快適な装着感と音響設計により、長時間使用しても疲れにくく、仕事や日常生活、ワークアウトなど幅広いシーンで活用でき、最新モデルと新CMがお披露目された。
激しく動いても安心な耳スピ「nwm GO」
今回、初のアクティビティモデルとして「nwm GO」が登場。同社独自の音漏れが抑制のためのPSZ技術と騒音下でもクリアな会話を実現するMagic Focus Voiceを採用。ドライバーは新開発のφ12mmダイナミック型を搭載した。重量は20gと軽量で運動してもズレにくい装着性と安定性を備えている。防水防塵性能はIP55で屋外の雨や汗にも耐えられる。対応コーデックはSBC、AAC、LC3で、連続再生時間は最大10時間、充電時間約1時間15分、5分充電で1時間再生ができる。マルチペアリング、マルチポイントにも対応。カラーは3色あり、3月18日発売予定、価格は直販サイトで5月11日までの期間限定で1万4850円。予約受付中だ。
「nwm GO」は左右が一体化されたネックバンド型でズレにくい
発表会に登場したNTTソノリティ 坂井博代表取締役社長は「nwm GO」が他社の製品よりも音漏れが少ないことをアピールした
「nwm GO」の発売は3月18日、予約開始中。予想実勢価格約1万6500円
カラーは自然界からインスピレーションを得たフォグブラック、ソイルベージュ、グレイシャーホワイトの3色で展開する
発表会で試聴した音は、低域の量感があり、バランスは中低域寄りでボーカルをしっかりと聞かせてくれた。解像度よりなめらかさ重視で耳に優しいのだが、高域の一部に尖った部分も感じられた
3月1日放送開始の新CMには斎藤工さんが出演
nwmシリーズを広く告知するためアンバサダーに俳優の斎藤工さんを起用。CMでは4機種のnwm製品を擬人化した4人のキャラクターが、ハードロックバンド「MIMISPI」を結成、メンバーは斎藤さんが一人四役を演じた。ベース、ボーカル、ギター、ドラムスの4名が発表会にバーチャルで登場して、それぞれがコメントを披露する場面もあった。
耳スピにちなんで「斎藤工は誰からも依頼されていないのに本を書いている」というメンバーからの初耳リークに対して、
「これはまあ本当ですね。微生物とAIのある種の恋愛模様を書いています。タイトルは、微生物とAIくんです。いろんな僕の日常の中で、自分に起きた事象とかをただ記しているだけなんですけど」と得意の腸活を匂わせるタイトルを披露してくれた。また、「MIMISPI」で新曲を作ってMVを制作したいというメンバーからの意見には、自分は楽器が出来ないので生成AIに頼るかもしれないが、期待したいところではあると語った。
斎藤工さん演じる4人の製品擬人化メンバーで構成された「MIMISPI」
発表会にはアンバサダーになった斎藤工さんが登壇して様々なエピソードを語った
「MIMISPI」のメンバーがバーチャル登場して斎藤工さんとの掛け合いを披露した
写真・文/ゴン川野