Date3|ダンスの授業が苦手という子供は、意外にもわずか3%!
苦手な種目のツートップは水泳と長距離走だった
同率1位は「水泳」と「長距離走」だが、共通しているのは「できる子とできない子の差が顕著」という点。特に水泳は昭和世代、水泳帽のシールや色などで能力が晒される風習があった学校も多かった。今思うとすごい風習。
【1位】習い事として人気の「水泳」。その反面習っていない子と大きな差がつく。
【1位】参加人数が多い分、上位と下位のヒエラルキーがあからさまになりがち。
【3位】最大のハードルは「逆上がり」。実は大人になってもできない人は多い。
【4位】着地や踏み切りなどで怪我をするリスクもあり、恐怖心も感じやすい。
【5位】鉄棒の逆上がりほどではないが、地味に「側転」ができない子も多い。
Date4|小学校で増加する「順位をつけない運動会」
中学生以降は〝陽キャイベント〟化している?
小学校で増えつつある「順位をつけない運動会」。またコロナ以降は体育の授業以外の練習も減少傾向にあるが、中学生になるとガチ感は復活。さらにクラスTシャツという文化も登場し、これまでにない〝陽キャ感〟がある。
勤務校で行なっている運動会(体育的行事)の各内容の実施状況を教えてください
2022 NPO法人School Voice Project調べ
ライターの現役Z世代の息子に聞いた!クラスTシャツを作る理由
作る理由は「クラスで一致団結」という士気高揚と「思い出を残したい」こと。体育祭などで着ると確かに盛り上がるが、「ほかに使い道」がないという欠点もあるそう。
取材・文/高山 惠 イラスト/フジノマ 編集/寺田剛治