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買うならどれが正解?人気の3モデル「iPhone 16e」「iPhone 16」「iPhone 15」のスペックを比べてみた

2025.03.17

新型「iPhone 16e」は、大人気モデルiPhone SEの後継機として登場し、〝廉価版iPhone〟の中核となることを期待されています。一方で、ホームボタンを廃止するなど、iPhone SEのデザインを刷新。実はiPhone 16やiPhone 15といった併売されるAppleのモデルがライバルとなりうる状況です。そこで、各モデルのスペックを徹底比較。iPhone 16eはiPhone SEからの買い換えにふさわしいモデルなのかを探ってみました。

待望のiPhone SEシリーズの後続機として登場したiPhone 16e。2025年2月21日に予約を開始して2月28日に発売したモデルです。

これにより、現時点でApple Storeから購入できるiPhoneは、iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxの4機種に加え、iPhone 16e、そして一世代前のiPhone 15となります。

ProシリーズとPlusモデルはコンセプトの違いが分かりやすい一方で、標準モデルのiPhone 16とiPhone 15、廉価モデルのiPhone 16eで、購入機種を選ぶのが難しいかもしれません。

そこで本記事では、iPhone 16eとiPhone 16、iPhone 15の3機種にて、価格やスペックの違いを比較。新型への買い換えのおすすめモデルを探ってみます。

iPhone 16e、iPhone 16、iPhone 15の販売価格

まずは、3機種それぞれの販売価格を比較してみましょう。なお、記事内の価格はApple Storeでの販売価格となります。

■iPhone 16e

・128GBモデル:9万9800円
・256GBモデル:11万4800円
・512GBモデル:14万4800円

■iPhone 16

・128GBモデル:12万4800円
・256GBモデル:13万9800円
・512GBモデル:16万9800円

■iPhone 15

・128GBモデル:11万2800円
・256GBモデル:12万7800円
・512GBモデル:15万7800円

■1万3000円~2万5000円の価格差をどう捉える?

iPhone 16eの販売価格は、iPhone 16比で2万5000円、iPhone 15比で1万3000円安価となっています。スペックの詳細は後ほどご紹介しますが、この価格差と性能のバランスを考えて、どのモデルを購入するのかを選ぶことになるでしょう。

iPhone 16eがiPhone SEの系譜であると考えると、最小構成でも10万円に迫る勢いである点は、無視できないポイント。特にiPhone SEシリーズの安さに惹かれていた人にとっては、悩ましいポイントかもしれません。為替の影響がもろに出ているともいえそうです。

一方で、iPhone 16eは、これまでのiPhone SEシリーズから、大きくアップデートが施された端末でもあるので、スペックの詳細をチェックしていきましょう。

iPhone 16eとiPhone 16、iPhone 15のスペックを比較

それでは、iPhone 16eとiPhone 16、iPhone 15のスペックを比較しましょう。

■ディスプレイは6.1インチで共通! 本体サイズ、重さは?

iPhone 16eのディスプレイは6.1インチ。iPhone SE(第3世代)の4.7インチから大きくなり、新たに有機ELパネルが採用されています。解像度は2532×1170です。

iPhone 16、iPhone 15も同じく6.1インチの有機ELパネルとなっていますが、iPhone 16eより解像度は若干高く、2556×1179ピクセルとなります。とはいえ、視認で差を確認きるほどではないでしょう。

本体サイズと質量は、iPhone 16eが146.7×71.5×7.8mmで167g、iPhone 16が147.6×71.6×7.8mmで170g、iPhone 15が147.6×71.6×7.8mmで171g。サイズ、質量ともに、iPhone 16eが最も小さく軽いデザインになっていますが、こちらも微差といえるでしょう。

■iPhone 16eはノッチデザインを採用

ディスプレイ、本体サイズはほぼ共通していますが、大きく異なるのが、iPhone 16eにはノッチデザインが採用されている点でしょう。

iPhone 15、iPhone 16にはDynamic Islandが採用されており、進行中のアプリのショートカットなどが表示されますが、iPhone 16eには、本機能が搭載されていません。

■処理性能はiPhone 16に軍配か

搭載するチップセットは、iPhone 16eとiPhone 16がA18、iPhone 15がA16 Bionicとなります。世代だけでいえば、iPhone 15よりも、iPhone 16、iPhone 16eが優れているということになります。

ただし、同じA18といっても、iPhone 16の場合は5コアGPU、iPhone 16eの場合は4コアGPUという差があり、グラフィック性能に若干の違いが出ると考えられます。

ただし、個人差もありますが、わずかな違いなので性能差を体感できるほどではないでしょう。

■カメラ性能には明確な違いがある

ハードウエア面の大きな差分が、カメラ性能です。

iPhone 16eは48MP Fusionのシングルカメラなのに対し、iPhone 16は48MP Fusionのメイン、12MP超広角の2眼構成、iPhone 15は48MPメイン、12MP超広角の2眼構成となります。

超広角撮影を多用するのであれば、iPhone 15、およびiPhone 16がふさわしいといえます。

一方、iPhone 16eとiPhone 16に搭載されるメインカメラは、48MP Fusionという、次世代のカメラになっており、光学相当の2倍ズームといったシーンで差が出ると考えられます。

ここは取捨選択が必要な部分ですが、3機種で並べると、優秀なメイン、超広角レンズを備えるiPhone 16、iPhone 16と同等のメインカメラを持つがシングルカメラのiPhone 16e、1世代前のメインカメラではありますが、超広角カメラも備えるiPhone 15という構図になります。

■Apple Intelligenceの対応は?

アップルの最新AI機能として注目を集めるApple Intelligence。

文書作成や画像の編集機能など、さまざまなAI機能が利用できますが、対応機種はiPhone 15 ProシリーズとiPhone 16シリーズとなっており、標準グレードのiPhone 15は非対応となります。

対応機種に、新たにiPhone 16eも加えられており、ここは明確な差分といえるでしょう。つまり、iPhone 16eは、Apple Intelligenceが利用できる最安のiPhoneという位置づけになっているので、最新のAI機能をいち早く試したいという人は、機種変更のタイミングかもしれません。

■アクションボタンもiPhone 16eに搭載

iPhone 16、iPhone 16eには、音量ボタンの上部にアクションボタンが搭載されています。アクションボタンでは、アプリの起動、ライトの点灯といったショートカットの設定ができます。

特にiPhone SEユーザーの中には、ホームボタンがあることで、なにかあればいつでもホーム画面に戻れるという安心感が気に入っている人もいるはず。

ショートカットを作成すれば、ホーム画面に戻る動作を、アクションボタンに割り当てられるので、iPhone SEシリーズからの移行でも安心でしょう。

■バッテリー持続時間はiPhone 16eが最強!?

バッテリー持続時間は、それぞれ以下の通り。

iPhone 16e:ビデオ再生最大26時間、ビデオストリーミング再生最大21時間、オーディオ再生最大90時間

iPhone 16:ビデオ再生最大22時間、ビデオストリーミング再生最大18時間、オーディオ再生最大80時間

iPhone 15:ビデオ再生最大20時間、ビデオストリーミング再生最大16時間、オーディオ再生最大80時間

iPhone 16eには、アップル初の自社開発モデムが搭載されており、省電力性能が向上しています。そのため、6.1インチディスプレイを搭載したiPhoneとしては、過去最長の駆動時間を有しています。

ただし、iPhone 16、iPhone 15で利用できる、MagSafeによる充電には非対応。共通規格であるQiでのワイヤレス充電には対応していますが、磁石でMagSafe充電器を本体に張り付けることはできないので、注意が必要です。

■カメラコントロールはiPhone 16のみ

iPhone 16シリーズに搭載されたことで話題を呼んだカメラコントロールですが、iPhone 16eには搭載されていません。現状、先発のiPhone 16シリーズ4モデルでのみ、カメラコントロールが利用できます。

結局どれを買えばいい?

最後に、今回比較したiPhone 16e、iPhone 16、iPhone 15のスペックをまとめてみました。

ディスプレイサイズは6.1インチで共通ですが、本体サイズには若干の違いがあります。それに伴い、質量も少しずつ変わってくるので、より軽いiPhoneがいいという人には、iPhone 16eがおすすめ。とはいえ、ここは微差といえる範囲でしょう。

Apple Intelligenceの機能を、お手軽に使いたいという人にも、iPhone 16eがおすすめ。A18 Bionicの搭載で、優秀な処理性能を有持っているので、AI機能だけでなく、何気ない操作も快適に行えます。

一方、カメラ機能にこだわるのであれば、超広角カメラを搭載したiPhone 16、iPhone 15が優勢でしょう。中でもiPhone 16は、48 Fusion+12MP超広角という構成になっているので、Proモデルほどではないものの、多数の撮影シーンに対応しています。

バッテリー性能はiPhone 16eが最も優秀。ただし、MagSafe充電には対応していないので、使用している充電器によっては、買い替えなどが必要になるかもしれません。

どのiPhoneがiPhone SEからの買い換え狙い目?

まとめると、安く最新のAI機能が利用できるが、カメラやMagSafeなど、コストカットの一面も見られるiPhone 16e、全体のバランスに優れ、カメラコントロールといった最新機能も使えるiPhone 16、処理性能やバッテリー性能はiPhone 16から一段劣るものの、超広角カメラやMagSafeも利用でき、若干安価に入手できるiPhone 15といったところでしょう。

いずれのモデルも、得手不得手があるので、一概に「このモデルがおすすめ」とはなかなかいい切れませんが、自分が必要とする機能の取捨選択をすることで、適したモデルが見えてくるはずです。

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※データは2025年2月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦

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