DIME MAGAZINE
Xモードは「SNOW/DIRT」のほかに「DEEP SNOW/MUD」も選べる
雪道に入り、Xモードは「NORMAL」から「SNOW/DIRT」に切り換えた。このモードではヒルディセントコントロールがONになる。下り坂ではブレーキ回生時よりも確実に減速が強くなっていることがわかる。駆動に関しては、機械式4WDが路面状況に応じた後輪に駆動力を伝えるのが、強めにアクセルを踏んでみるとわかる。こういうシーンではエンジンを作動させず、モーターのみでの走行のほうがスムーズ。
Xモードには「SNOW/DIRT」のほかに「DEEP SNOW/MUD」モードも選べる。こちらはヒルディセントコントロールとトラクションコントロールを制御するのだが、今回の試乗では試すことはできなかった。現在、SUBARU車のラインナップで「クロストレック」では最下限を受け待っている。
今回の雪道試乗でも取り回しのよいことは体感できた。それだけに、もう1サイズコンパクトなSUBARU車（もちろん4WD）があれば、もっとスポーティーな走りが楽しめるに違いない、と思った。「ヤリス」に勝てるコンパクトスポーツ。2.5Lガソリン＋モーターのスポーツモデルを造ってほしい。スバリストとしては、スノードライブの王者に期待したい。
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取材・文／石川真禧照
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