
LIXILは、門扉カテゴリーに新製品を追加し、2025年4月1日と2025年5月1日に発売すると発表した。
門扉シリーズにスマートロックシステム「FamiLock」を展開し、本物素材のタイルやガラスを使用した「開き門扉AX」も発売!
数年前から闇バイトなどによる住宅侵入が相次いでニュースとなり、防犯意識が高まっている。都市防犯研究センターの調査によると「5分以内」に侵入することができないと、窃盗犯の約7割は侵入を諦めると言われており、門扉を取り付け手間取らせることで敷地内に侵入しにくくなる。
そのような状況のなか、LIXILでは、住人がより安心かつ快適に施錠・解錠できるよう、門扉シリーズにスマートロックシステム「FamiLock」を展開。カギを出さずにボタンを押すだけで素早く解錠し、門扉が締まると自動で施錠するのでカギを締め忘れる心配がなくなる。
また、中高級住宅向けの門扉「プレミエス門扉」を刷新し、本物素材のタイルやガラスを使用した「開き門扉AX」を発売。ハンドルなどの意匠性へもこだわり、「玄関ドア XE」や「グランデル2」、そのほかのエクステリア商材と組み合わせることで上質な空間を演出できる。さらに、防犯性能が高い「2ロック」が標準装備で、かみ合わせを強化する「鎌付デッドボルト」により、こじ破りへの抵抗力を高めている。
あわせて、高級住宅向けにプライバシーやセキュリティの確保を重視した高さ2,450mmの「プラスG エントランス 開き門扉AH」も発売。門扉、袖パネル、納まりを組み合わせることで、門構えにオリジナリティを演出できる。
なお、今回発売の「開き門扉AX」「プラスG エントランス 開き門扉AH」はともに、「FamiLock」へ対応する。
■「FamiLock」の特徴
「FamiLock」は、スマートフォンを持っていれば、カバンなどから取り出す必要がなく“ポケットイン”の状態で、門扉のボタンを押すだけで施錠・解錠ができるエントリーシステム。カギを出さずにボタンを押すだけで素早く解錠、門扉が締まると自動で施錠するので、カギの締め忘れる心配がなくなる。
なお、「FamiLock」は、スマートフォン以外にも、リモコンキー、カードキー、タグキー、手動キーの5種類から、家族一人ひとりの使いやすさによって、好みのカギを自由に選択することが可能。また、「FamiLock」搭載の玄関ドアと連携させれば、たくさんのカギを持ち歩く必要もなくなる。
<発売日>
2025年4月1日
<対応機種>
開き門扉AA、開き門扉AB、開き門扉AX、プラスG エントランス 開き門扉AH
■「開き門扉AX」の特徴
本物志向を魅了する有機的な素材が、景観に心地よく馴染み、ノイズを抑えたシンプルな意匠が空間に美しく溶け込む。また、先進機能が日々の安心と利便性を高め、暮らしをより豊かにし、こだわりの門扉が外構のコーディネートの幅を広げ上質なファサード空間を創出する。
さらに、防犯性が高い「2ロック」を標準装備。かみ合わせを強化する「鎌付デッドボルト」を採用し、こじ破りへの抵抗力を高めている(※H14は1ロックのみの設定)。
なお、デザインは、素材美を活かしたミニマルデザインンの「FLAT DESIGN」と、単色のアルミに立基調の格子をあしらったモダンなデザインの「SLIT DESIGN」を用意し、高さはH1,400mm、H1,600mm、H1,800mmの3サイズを設定している。
<発売日>
2025年5月1日
<参考価格>
1,718,200円(FT1型 W800×H1600mmサイズ両開き FamiLock仕様)
■「プラスG エントランス 開き門扉AH」の特徴
開き門扉AHとプラスGを組み合わせたハイエンドなエントランス。極限まで凹凸を抑えることで、門扉、門袖パネルをシームレスにつなげている。また、「住まいの顔」としての圧倒的な存在感とともに、一体感のある佇まいをかなえるため、門扉には柱を必要としないピポットヒンジを採用。卓越したデザインとこだわりぬいたディテールが唯一無二のファサードを創り出す。
なお、門扉の素材は木調、メタル調、鋳物から選択でき、門袖パネルはガラスパネル、鋳物パネルのほか、宅配ボックスを内蔵した袖パネルも用意。さらに、納まりはシンメトリー納まり、アシンメトリー納まり、クランクイン納まりをラインナップする。
<発売日>
2025年5月1日
<参考価格>
4,731,210円~(アシンメトリー納まり W30-D20 側面側:デザイン格子)
構成/立原尚子