サウナのあとは餃子でさらにととのう!?
体がホットにととのってしまい、コートもセーターも着ずにお店へ。サウナの鍵を店の人に手渡して、そのまま座敷のこあがりへ。靴を脱いで寛げるのも、旅館みたいな感覚でいいですね~。リラックスできます。
まわりは若い世代のカップルと女子グループばかり。ホットな赤ら顔をしたオヤジふたりへ注がれる視線は冷たい。でもちょうどクールダウンでいいもんね・・・・・・。
ちょっと引け目を感じながらも、まずは瓶ビールお願いします!
インディ「かんぱ~い」
A野「いやあ、ととのいましたね~」
インディ「さあ、このあとは餃子でさらにととのいましょう。この店の餃子は美味いだけでなく洒落てるんですよ。フレンチとディープがあります」
A野「どう違うんですか?」
インディ「フレンチはニンニクなし、ディープはニンニクあり」
A野「お皿に唇のマークがありますね。あ、そっか、キッスってこと?」
インディ「どうなんでしょうね(笑)」
そんなオヤジ話に花が咲きながら、ビールとおつまみが進みます。
『夷川餃子なかじま 団栗店』の奥にあるこあがりで乾杯&クールダウン。
名物の「ぎょうざ ディープ」などを注文。これが軽やかで美味い!
「ぎょうざ」(5個、400円)のほかにも、牛肉のポテトサラダ「ニクポテ」(490円)や低温調理した鶏肉「なかじまのニトリ(お値段以上)」(700円)など一品も充実。
しばらくすると、「ぎょうざ湯」の次枠を利用される方々が奥へと入っていきます。どうやら外国人観光客みたい。
3本目のビールが開いたころ、
A野「若い子たちが箸袋で写真撮ってますよ」
インディ「え? あ、ほんどだ。箸袋の裏面が有名人の目の写真になってる」
A野「ねえねえ、お姉さんがた、この箸袋知ってる?」
隣の席の女子たちは「知ってまーす」と答えてくれて、箸袋を目に当てて撮影大会に。
まわりのみなさんも「ぎょうざ湯」のことは知っているそうですが、まだ入ったことはないとか。入ってくださいね!
ととのったオヤジたちは、美味しい餃子とビールですっかりハイになってしまいました。サウナ80分、餃子&ビールほか70分、合計150分=2時間半。時間は夜7時半。
店を出ると、まだまだ人通りも多く賑わっています。そう、ここは祇園。飲める店はまだまだ他にもあります。ととのってるから、まだまだハシゴできちゃいます。「ぎょうざ湯」からの祇園の夜は更けてゆくのでありました。
●ぎょうざ湯
京都市東山区団栗通大和大路西入六軒町206-1
075-533-4126
入浴料:2名まで7700円、3名から追加料金1650円。要予約。
https://www.nakajimagyoza.com/gyozayu
※『夷川餃子なかじま 団栗店』の営業時間は、11:30~14:00(LO13:30)、17:00~22:00(LO21:30)。
※『夷川餃子なかじま 本店』には「ぎょうざ湯2」も併設されています。
https://ebisugawa-sauna.com/
取材・文/インディ藤田